「包摂的社会」は、すべての人々を排除せず、包摂し、ともに生きることができる社会を目指す考え方です。これは、当社が道標とするSDGsの理念である「誰一人取り残さない」そのものです。当社が経営理念に掲げる「活力ある社会の発展を支える」を実践するうえでも、社会を構成するすべての人々が包摂され、ともに生きることができる環境は欠かせないものであり、その実現に向け取組みを行っていきます。

すべての人々を包摂し、ともに生きることができる社会の実現に向けて

人権尊重、ダイバーシティ＆インクルージョン推進、人的資本経営、金融包摂を主要テーマに、お客さまや社会、代理店等のビジネスパートナー、社員それぞれの課題解決に向け取り組んでいます。

人権の尊重

当社は、MS&ADインシュアランスグループの一員として、「MS&ADインシュアランス グループ 人権基本方針」に基づき、企業の人権尊重責任を果たしていきます。

MS&ADインシュアランスグループの人権尊重取組

MS&ADインシュアランスグループでは、「MS&ADインシュアランス グループ 人権基本方針」を定め、グループ内のみならず、サービスの調達等に関わるサプライヤーや、代理店等のビジネスパートナー等、広く当社グループのバリューチェーンを対象に、事業活動において人権への負の影響が発生することを防止、軽減するように働きかけを行っています。国連「ビジネスと人権に関する指導原則」に依拠し、人権尊重のマネジメントシステムである人権デュー・ディリジェンスの仕組みを構築し、これを継続的に実施します。

MS&ADインシュアランス グループ 人権基本方針

「ビジネスと人権」の理解浸透と当事者意識の醸成

代理店をはじめとするすべてのビジネスパートナーに対し、「MS&ADインシュアランス グループ 人権基本方針」を周知するとともに、社員および代理店には、人権に関する取組が当社事業活動におよぼす影響を正しく理解し、適切に行動するための学習機会を提供しています。

誰もがアクセスしやすい商品・サービスの提供に向けて

高齢者や障がいのある方等に配慮する視点を持った商品・サービス開発プロセスやモニタリング態勢、社会常識の変化や価値観の多様化に留意した適切なお客さま対応について検討する仕組みを構築し、取組みを進めています。