挑戦の起点 ~三井海上と住友海上~

旧住友海上

1893

大阪保険の設立

住友海上は、1893年(明治26年)関西の銅業・貿易関係の有志により、大阪保険として設立。日本ではほとんど先例のない、火災・海上兼営での創業でした。その後、2度の改称を経て、1916年(大正5年)、大阪海上火災保険となりました。

1917

扶桑海上保険の誕生

1917年(大正6年)には、もう一つの前身会社である扶桑海上保険が誕生。後に住友に経営がうつり、1940年(昭和15年)住友海上火災保険となりました。
第一次世界大戦の不況や関東大震災、太平洋戦争等幾多の苦難を乗り越えながら両社は発展していきました。

1944

大阪海上火災保険・住友海上火災保険合併により、大阪住友海上火災保険設立

1954

住友海上火災保険の誕生

社名から大阪をとり、本店も東京都中央区八重洲に移転。その後、1988年に東京都中央区新川に移転。翌年に発足した女子柔道部の道場は、ビルの13階にあった。

この大きなビルの中に柔道場があったなんてびっくりだね!
1996

住友海上ゆうゆう生命保険を設立

旧三井海上

三井海上の歴史も見えてきたよ!!
1918

大正海上火災保険の設立

三井海上は、1918年(大正7年)、三井物産を中心として各界の広い支持のもとに大正海上火災保険として設立されました。
終戦後は、社会の復興、高度経済成長の中、新商品開発や自動車損害調査網の整備、海外営業網の充実等をはかりながら、順調に発展していきました。

1941

新日本火災海上保険を吸収合併

1944

三井火災海上保険を吸収合併

1991

三井海上火災保険の誕生

社名変更の記念事業として、翌年には陸上競技部が発足。

1996

三井みらい生命保険を設立

新保険業法の施行に伴い、両社ともに生保事業にも進出するなど、事業の多角化を図り発展していきました。

大合併への挑戦 ~三井住友海上の誕生~

2001

三井住友海上火災保険が誕生

三井海上火災保険と住友海上火災保険は,2000年3月27日の協議において合併することに基本合意し、2001年10月1日付けで「三井住友海上火災保険株式会社」が誕生しました。
他社に先行した合併を実現することで、国内最大の損害保険会社となりました。

ついに三井住友海上が誕生したね!
2002

新機軸の戦略を次々と実行

損保本体による第三分野商品への参入や、米国シティグループとの合弁生保事業(三井住友海上シティインシュアランス生命保険/現三井住友海上プライマリー生命保険)の立ち上げ、三井住友アセットマネジメント設立(三井・住友金融4社合弁による資産運用会社)等、今日の発展の大きな基盤を創り上げていきました。

2004

ASEANを中心とした投資を積極的に展開

外資系保険会社としては初めてASEAN全地域の営業網を完成。また、英国最大手のAVIVA社からASEAN地域の損保事業を買収し、収保規模において、ASEAN地域で第1位に躍進。また2005年には台湾の明台産物保険公司も買収し、アジア地域でも外資系トップの損保会社となりました。

2006

信頼回復と品質向上を目指した取組

保険業界は自由化以降の激しい競争の中で、各社が商品開発を活発化。商品が複雑化したことで、一部のお客さまに対し、付随的な保険金のお支払漏れ等を起こしてしまいました。当社はお客さま第一の取組が不十分であったことを厳粛に受けとめ、新規部署の創設、「つくるかわるプロジェクト」や「ご契約内容しっかり確認!!」運動の開始、「企業品質の月」の創設等、業務運営を抜本的に見直し、信頼回復と品質向上に取り組みました。

2008

三井住友海上グループホールディングス株式会社を設立

グループ全体のより高度な事業多角化、意思決定の迅速化、多様な事業体制・人事制度を通じた人材育成を目的として、持株会社体制へと移行しました。

個人向け商品の共通ブランド「GK」を創設

自動車保険「GK クルマの保険」を皮切りに、個人のお客さま向け商品の共通ブランドとして創設された「GK」は、その後火災保険・傷害保険・生命保険へと展開していきました。
損保・生保業界では初の「個人向け商品の共通ブランド」となった「GK」には「安心のゴールキーパーでありたい」というメッセージが込められています。

GKはゴールキーパーだったんだね!

新たなる挑戦 ~世界トップ水準の保険・金融グループの実現に向けて~

2010

「MS&ADインシュアランス グループ」が発足

2010年4月1日、あいおい損害保険、ニッセイ同和損害保険、三井住友海上グループホールディングスの3社の経営統合により、「MS&ADインシュアランス グループ」が発足しました。
傘下に5社の保険会社と約3万7000名の従業員を擁する世界有数の損害保険グループになりました。

2011

東日本大震災への対応

3月11日に発生した東日本大震災を受け、同日に危機対策本部を設置。
支援要員として全国各地から1000名の社員を動員し、迅速に保険金をお支払いするための体制を整備しました。
損害保険会社としての使命を果たすべく、社員・代理店が一丸となって対応を行いました。引き続き、被災地の復興支援として、東北マルシェの開催や復興米等の取組も積極的に行っています。

グローバルな保険会社に成長したね。
2013

ASEAN地域で総収入保険料が第1位に

日系企業の進出が活発になる以前から進出を果たし、現在では、ASEAN10ヵ国全てに拠点を持ち、現地にMSIGブランドが浸透しています。
また、主要4ヵ国(シンガポール、マレーシア、タイ、フィリピン)で5位以内のポジションを確保するなど、ASEAN域内No.1の収支収保規模を誇り、今後は各国で3位以内に入ることを目指しています。

MS&ADインシュアランス グループの
機能別再編がスタート

少子高齢化による市場の縮小、近年の大規模自然災害の続発等、事業環境が厳しくなることを考慮し、経営統合の第二段階として、持株会社傘下の保険会社を機能別に再編することといたしました。
お客さまニーズや販売方法の多様化、国内外における規制環境の変化等にスピード感を持って的確に対応することを目的とし、世界トップ水準の保険・金融グループを目指してまいります。

本店を東京都千代田区神田駿河台へ移転

2013年10月1日、オペレーションの改善、コスト効率の最適化、顧客やビジネス・パートナーへのサービス向上を目的とし、本店を東京都千代田区神田駿河台へ移転。
生物多様性に配慮した屋上庭園等、“「いきもの」と「まち」と共生する緑地”をコンセプトに、都心のビル緑化のトップランナーとして広く社会・環境貢献活動を行っています。

2016

英国Amlin社を買収

海外事業のさらなる成長の実現およびERM推進の観点等から、英国Amlin plcをグループの一員に。

2017

FirstCapital社(シンガポール)を買収

ASEAN市場における主導的地位の維持・向上を目的に、シンガポール市場で高いプレゼンスを誇るFirstCapital社がグループの一員に。

2020

業界初となるAIを活用した代理店システム
「MS1 Brain」をリリース

AI×ビッグデータの分析結果を活用した「代理店営業支援システム」をリリースしました。
代理店がお客さまに対してより高品質な提案やわかりやすい商品・サービスの説明を行うことをサポートします。

2022

月への航行・着陸を補償する世界初の「月保険」をispaceと開発

宇宙がもっと身近になる未来に向けて、ますます広がる宇宙ビジネスを当社は「宇宙保険」で支えています。

世界トップ水準の保険・金融グループの実現を目指してこれからの三井住友海上の挑戦も楽しみだね!