日頃より三井住友海上をご愛顧賜り、厚く御礼申し上げます。

2018年は大規模な自然災害が多数発生いたしました。また、2019年も大きな地震等が相次いでいます。被害を受けられた皆さまに、心よりお見舞い申し上げます。当社は、全社を挙げたお客さま対応に加え、ドローンやビデオチャット等の先進技術を損害調査に活用し、スピーディーかつ確実な保険金のお支払いに取り組んでいます。被災地の一日も早い復興をお祈り申し上げますとともに、今後も、皆さまの安心・安全な暮らしを支えられるよう、より一層の態勢強化に努めてまいります。

当社は、「安心と安全を提供し、活力ある社会の発展と地球の健やかな未来を支える」ことを経営理念に掲げています。この理念のもと、現在の中期経営計画「Vision 2021」では、国連で採択された「持続可能な開発目標(SDGs:Sustainable Development Goals)」を道標(みちしるべ)として「社会との共通価値の創造(CSV:Creating Shared Value)」に取り組み、社会の持続的な発展とともに成長することを目指しています。

取り組みは着実に進展しています。一例として、2019年1月に『GK 見守るクルマの保険(ドラレコ型)』を発売しました。この商品は、昨今、社会問題になっているあおり運転の抑止や高齢者の事故防止に役立ち、SDGsの「11:住み続けられるまちづくりを」という目標達成に寄与するものです。発売後、多くのお客さまからご好評をいただいています。

「Vision 2021」の第2年度にあたる本年度は、こうした取り組みをさらに加速させます。特に、次の重点課題に注力することにより、本計画が目指す「環境変化に迅速に対応できるレジリエントな態勢の構築」を進めます。

  • デジタル技術の活用によるお客さま体験価値の向上と業務プロセスのデジタル化による生産性の向上
  • 変わりゆくお客さまニーズに対応した保険種目や地域等のポートフォリオ変革による事業の安定化
  • グループ内の連携強化によるさらなるシナジーの発揮
  • 「ダイバーシティ&インクルージョン」の考え方をベースとした働き方改革や健康経営等の推進による業務品質・生産性の向上

また、昨今のデジタル技術の進展等により、社会はますます速いスピードで変化しています。これに伴い、リスクや保険商品も変化しますが、保険事業がお客さまとの信頼関係により成り立つことに変わりはありません。
当社では、お客さまの最善の利益を追求する観点から「お客さま第一の業務運営に関する方針」を定めています。本方針にもとづき、コンプライアンスと業務品質の向上に高い価値観を持って取り組み、これまで以上にお客さまに信頼され、選ばれる保険会社を目指します。

こうした取り組みを通じて、当社はMS&ADインシュアランス グループの中核事業会社として、引き続き「世界トップ水準の保険・金融グループ」の創造に向け、邁進してまいります。
今後とも、一層のご愛顧、お引き立てを賜りますよう、よろしくお願い申し上げます。

三井住友海上火災保険株式会社

取締役社長 原 典之