生命のつながり

私たちの衣食住を支えるあらゆる物は、植物・動物・鉱物など、自然の恵みによって生み出されています。
熱帯林の植物の遺伝情報から新薬が開発されるなど、現代の先端科学も自然の恵みに拠って立っています。

人間が誕生してからの約10万年の間に、氷期・間氷期等の気候変動、プレート運動・火山活動等の地殻変動といった大きな環境の変化がありました。その中で人間が生き延びることができたのは、自然の恵みが私たち人間の命・暮らしを支えてきたからなのです。

私たちの未来に向けて

生物多様性とは、

  • 一種類のいきものの中で遺伝子が多様にあること
  • いきものの種類が多いこと
  • そうしたいきものが支えあって生息する安定した生態系が、熱帯林、干潟、サバンナなどバラエティーに富んでいること

を指します。

多様であることは、一見無駄で非効率に見えますが、想定外の環境変化が起きたとき、いきものや遺伝子が多様であればあるほど、そのうちのいずれかが生き延びる可能性が高くなります。

生物多様性とは、私たちにさまざまな自然の恵みをもたらすと同時に、私たちの未来をリスクから守る大いなる戦略なのです。