お客さまへ公平・公正な保険金のお支払いを行なうため、2006年9月から社外の弁護士、消費者代表者、医師などの有識者で構成される支払審査会を設けています。

支払審査会では、第三分野の疾病補償商品において保険期間の開始前の発病のため保険金お支払センターが保険金支払に該当しないと判断した事案、自動車保険や傷害保険の死亡事故などで保険金お支払センターが保険金支払に該当しないと判断した事案、また、お客さまから不服の申し立てがあった事案などの審査を行っています。

2018年度は、第三分野(疾病・介護等)で20件、その他(自動車・傷害・火災等)で130件の審査をしました。
審査結果を社内で情報共有するなど、損害サポート業務の品質向上に役立てています。

(1)審査状況

過去3ヵ年の審査件数

2016年度 2017年度 2018年度
第三分野(疾病・介護等) 27件 29件 20件
その他(自動車・傷害・火災等) 164件 141件 130件

(2)審査事例

保険の種類 事案の概要 審査結果
疾病 お客さまが、保険期間の開始前にS状結腸憩室穿孔と診断されて治療を受けていたところ、保険加入後にS状結腸狭窄症を発症したもの。 調査の結果、S状結腸狭窄症は、保険期間の開始前に発病したS状結腸憩室穿孔が原因で発症したことから、疾病を被った時が保険期間の開始前であるため保険金をお支払いできないと判断しました。
自動車 お客さまが、自動車を運転していたところ、路肩に駐車していた車に衝突し、病院へ搬送されたが死亡したもの。死亡診断書の直接死因は、「心室性不整脈」と記載されていた。 死亡診断書はじめ搬送先病院の医師の所見などからは交通事故により亡くなったことを認めるものはなく、外傷も認められないため、交通事故と死亡との間に相当因果関係は認められず、保険金をお支払いできないと判断しました。
傷害 お客さまが、自宅の屋根で雪下ろしをしていたところ、道路上の積雪に頭部が埋まった状態で発見され、病院へ搬送されたが死亡したもの。死亡診断書の直接死因は、不詳と記載されていた。 調査の結果、疾病の発症により転落したとの事情は確認できず、また、頚椎骨折が確認されたことから、明確な死因は不明であるものの、転落によって生じた死亡として、保険金をお支払いすべきであると判断しました。