当社では、女性が就業継続しやすい職場環境や両立支援制度の整備に取り組んでいます。また、働きがいや成長へのチャレンジを後押しするために、経験拡大のための機会提供や、管理職育成に向けた研修制度の拡充等を進めています。

女性活躍推進法に基づく数値目標

  • (1)2025年度末※1の女性管理職比率を23%以上、女性ライン長比率20%以上とする。
  • (2)2026年3月31日までに育児休業取得率を100%(男女問わず)、男性社員の育児休業平均取得日数※2を暦日28日超と掲げ、育休取得者本人を含めた全社員の働きやすい環境を整える。
  • ※12025年4月1日時点
  • ※2配偶者が出産した男性社員による育児休業(有給)または出生時育児休業(有給)計5日間および有給休暇を含めた育児を目的とする休業・休暇日数

女性活躍推進法 一般事業主行動計画はこちら

女性管理職の推移

女性の「キャリア形成支援」に向けた取組

女性の管理職・役員を増やすために、3つの階層に分けてさまざまな施策を実施しています。実践的なプログラムの提供を通じて、女性のキャリア形成をサポートしています。

主な施策 概要
プレマネジメントスクール
  • 組織長を見据えた準管理職ポスト(アシスタントマネージャー、ユニットリーダー)等をはじめ、若手社員向けに、リーダーとしての役割(メンバーを生かす、組織のパフォーマンスを上げる、目標を達成する等)を担うために必要な力を習得するプログラム。
マネジメントスキル習得
  • スマートフォンやタブレット等で通勤時間のスキマ時間を活用し、自律的な学習を支援する自己学習システム。他社の受講者も参加するオンライン研修でのアウトプットトレーニングも充実している。
  • 世界共通のビジネスの基本である「MBAフレームワーク」を通信講座で受講できます。
チャレンジリーダーシップ研修 ビジネススクール講師陣による講義を通じ、経営知識を磨くとともに、当社の経営戦略を考え、会社に提言し、リーダーシップを養うプログラム。
ネクストリーダーシップ研修 ビジネススクール講師陣による講義を通じ、ハイレベルな経営知識を磨き、当社の経営戦略を自身で策定した上で役員にプレゼンし、リーダーシップを養う研修。

社員同士の交流機会(クローバーサロン)

“育児” “介護” “女性活躍” “障がい” “LGBTQ+”のテーマを通じて、多様者社員同士が交流・対話する「つながり」の場を設けています。
2025年からは有志でERG(Employee Resource Group)を組成し、従業員が主体となって企画。運営を行っています。

自律的なキャリア形成支援(男女共通)

社員の自律的なキャリア形成のための多様な機会を提供しています。

社内トレーニー 社員がトレーニー(実習者)として、他部署の業務を短期間体験する制度。 2024年度
応募実績
1495名(女性923名)
プロジェクトチャレンジ 本社各部のプロジェクトに参加し、業務経験を積むことで、自職場では得ることができない職務スキルを磨く実践の場とする制度。 2024年度
応募実績
418名(女性211名)
グローバルトレーニー制度 当社の海外拠点の理解を深めるとともに、外国人と協働するプログラムを通じてグローバルビジネスを疑似体験する研修制度。 2024年度
派遣実績
59名(女性20名)
ポストチャレンジ制度 社員が自らキャリアアップのため、希望する業務にチャレンジできる制度。 2025年度
応募実績
723名(女性280名)
MSビジネスユニバーシティ MSビジネスユニバーシティ当社海外拠点での実習や、国内外のスクール通学によるMBA取得・語学学習を通じて、豊かな国際感覚や専門性を身につける海外派遣・社内派遣研修制度。 2024年度
派遣実績
35名(女性6名)