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自動車保険の分割払いのイメージ

2023.09.04

自動車保険の分割払い(月払い)のメリットは?年払いとの違いを解説

自動車保険の分割払いのイメージ

2023.09.04

自動車保険の分割払い(月払い)のメリットは?年払いとの違いを解説

自動車保険の保険料の支払い方法には、分割払い(月払い)と一括払い(年払い)の2種類があります。どちらの方法で支払うかは、ほとんどの保険会社で契約者が自由に選択できます。それぞれの特徴を理解した上で、ご自身にとって支払いやすい方法を選びましょう。
この記事では、自動車保険の保険料の分割払いと一括払いの違いやそれぞれのメリット・デメリットのほか、分割払いを選ぶ際の注意点について解説します。

自動車保険の保険料の支払方法

分割払いのイメージ

自動車保険の保険料の支払方法は、主に分割払い(月払い)と一括払い(年払い)の2種類です。まずはそれぞれの違いをご紹介しましょう。

分割払い(月払い)

分割払いは、保険会社の分割払い制度を使う方法と、クレジットカード会社の分割払い制度を使う方法があります。具体的には次のようになっています。

保険会社の分割払い制度を使う
保険会社の分割払い制度は、1年間の保険料を12で割り、毎月1ヵ月相当分を支払っていく方法です。支払う保険料は、一括払いの保険料から5%程増加します。三井住友海上の保険料クレジットカード払(登録方式)の場合、一括払いに比べて5%割増です。
支払方法は保険会社によって異なります。初月のみ2ヵ月分を支払って11回払いする会社や、12ヵ月払いと11ヵ月払いから選べる会社もあります。払込方法としては、口座振替またはクレジットカード払(保険会社にクレジットカード情報を登録する方式)が一般的です。保険会社によっては、ネットバンキングでの支払いや払込票での支払いに対応していることもあります。

クレジットカード会社の分割払い制度を使う
保険料のクレジットカード払は、保険会社へはクレジットカード決済で一括払いをした上で、クレジットカード会社の支払いにおいて、分割払い・リボ払い(リボルビング払い)を利用する方法です。クレジットカード会社によっては、3回払いや6回払いなども選択可能です。
保険会社に支払う保険料は一括払いの金額ですが、クレジットカード会社には分割払いやリボ払い利用分の手数料が発生します。

一括払い(年払い)

一括払い(年払い)は、1年分の自動車保険の保険料をまとめて1回で支払う方法です。保険会社によって異なるものの、分割払いよりも多い払込方法が用意されているのが一般的です。

自動車保険の保険料を分割払い(月払い)するメリット

自動車保険を分割払いするイメージ

自動車保険の保険料を支払うにしても、わざわざ分割払い(月払い)にする意味はあるのでしょうか。ここでは、保険料を分割払いにするメリットをご紹介します。

1回に支払う金額が少ない

保険料の分割払いのメリットのひとつは、1回あたりに支払う金額が少ないことです。ですから、経済的な負担が分散され、家計のやりくりがしやすくなります。
保険料の支払いのために貯金を取り崩したり、「ボーナスで入ったまとまったお金が、保険料を支払ったら消えてしまった…」といったりしたことも避けられるでしょう。

保険を解約しやすい

保険料を分割払いにしている場合は、契約月分の支払いを済ませば、いつでも解約が可能です。

一括払いの場合は、保険を途中解約すると、「短期料率」という基準に従って既経過期間の保険料が算出され、「解約払戻金」が返還されることになっています。この解約払戻金は、支払済みの未経過期間の保険料より少なくなるのが一般的ですし、どの口座に返金をするかなどの手続きが必要です。
例えば、転勤などにより数ヵ月後に車を手放すことが決まっている場合は、中途解約の手間が軽くなったり、支払総額が安くなったりする可能性があるので、月払いを検討すると良いでしょう。

自動車保険の保険料を分割払い(月払い)するデメリット

自動車保険の支払総額を見て驚く女性

自動車保険の保険料の分割払い(月払い)には、いくつか注意すべきポイントもあります。続いては、保険料を分割払いにするデメリットをご紹介しましょう。

年払いと比べると支払総額が高くなる

自動車保険の保険料の分割払いのデメリットとしては、保険料総額が高くなることです。分割払い制度を使った時の保険料総額は、一括払いの保険料と比較して5%程の割増です。また、前述のように、クレジットカードの分割払い・リボ払いを使って分割払いにした場合は、保険会社に支払う保険料は一括払いと同じですが、クレジットカード会社に分割払い・リボ払いの手数料を支払わなくてはいけません。
いずれにせよ、一括払いに比べると支払総額は高くなります。

払込方法の選択肢が少なくなる

分割払いだと払込方法の選択肢が少ない傾向があり、デメリットとなる可能性があります。

■自動車保険の分割払い(月払い)と一括払い(年払い)の違い

分割払い
(月払い)
一括払い
(年払い)
保険料の支払総額通常の5%程の割増、あるいはクレジットカードの手数料が上乗せ通常の保険料
途中解約時の支払総額少ない多い
払込方法の選択肢少ない多い

途中解約する予定がなく、手元のお金にある程度の余裕があるなら、支払総額が少なくなる一括払いがおすすめです。一方で、車を複数台所有していて、保険の更新時期が重なって1回にまとまった支出をするのが難しかったり、自動車保険を途中解約する予定があったりする場合は、分割払いの利用を検討するのもいいでしょう。

自動車保険の保険料分割払い(月払い)の注意点

自動車保険を分割払いするイメージ

自動車保険の保険料を分割払い(月払い)する場合は、いくつか気を付けたいことがあります。最後に、分割払いする際の注意点をご紹介しましょう。

申込方法が限定される場合がある

保険料を分割払いの契約にして申し込む際、保険会社の中には申込方法を電話のみに限定している会社もあります。また、インターネット申込による割引が適用されないといったケースもあるので、一括払い契約との比較材料にするようにしてください。

保険料未納が続くと自動車保険が使えなくなる可能性がある

一括払いであれば保険料を払い忘れることはありませんが、分割払いにすると、保険料が未納になるリスクも高くなります。保険料払込期日までに保険料の支払いをしなかった場合は、補償されませんので注意が必要です。
故意の未納ではなかったとしても、金融機関の口座の残高不足やクレジットカードの有効期限切れなどは起こりえます。すると、結果的に引き落としができず未納状態になり、それに気付かないあいだに事故にあうケースもあるのです。

保険料未納が続くと契約解除になることがある

分割払いにしたことによって増えた支払期日を忘れ、保険料の未納が続くと、保険契約解除になることもあります。保険料の支払いがなかった場合、はがきや電話、メールで通知が届きますが、それに気づかなければ、保険が切れている状態にもなりかねないので、注意が必要です。

やりくりのしやすさを重視するなら分割払いがおすすめ

自動車保険に加入する際に大切なのは、妥当な保険料負担で必要な補償が受けられるようにすることです。保険料の支払総額は、一括払いにすれば安くなりますが、ひと月あたりの負担が小さい分割払いのほうが、家計のやりくりはしやすいでしょう。保険料と家計のバランスを見ながら、自分に合った支払方法を選ぶのがおすすめです。

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