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ドライブレコーダー

2023.01.12

ドライブレコーダー取り付け工賃の目安は?専門業者の相場を紹介

ドライブレコーダー

2023.01.12

ドライブレコーダー取り付け工賃の目安は?専門業者の相場を紹介

ドライブレコーダーの取り付けは、自分で行うことも可能です。ただし、取り付け可能な範囲が法律でも決まっているなど、いくつか注意すべき点があります。手間を省きたい場合や設置に自信がない場合は、専門業者に依頼するのがおすすめです。
ここでは、ドライブレコーダーの設置を専門業者に頼んだ場合の費用相場について解説します。

ドライブレコーダーは映像や音声を記録する車載装置

ドライブレコーダーとは、映像や音声を記録する車載装置です。基本的には、運転中の映像や音声を記録するものですが、機種によっては駐車中の録画・録音にも対応しています。
常時記録するもの、車両に衝撃が加わった前後十数秒のみ記録するものとさまざまなタイプがあり、事故の際に証拠として活用できるほか、旅行の思い出に録画しておくといった使い方もできます。
ドライブレコーダーには大きく次の3種類ありますので、それぞれの特徴を押さえておきましょう。

一体型

一体型のドライブレコーダーは、レコーダー本体とカメラが一体化したタイプです。リーズナブルで取り付けが簡単なのがメリットである一方、サイズが大きいので目立ちやすいことや、ルームミラーの裏など、設置した場所によっては本体を操作しづらくなることがデメリットになります。

セパレート型

セパレート型のドライブレコーダーは、レコーダー本体とカメラが別になっているタイプです。設置の自由度が高く、フロントガラスに設置するのは小さなカメラだけなので、一体型に比べて視界の妨げになりづらいというメリットがあります。
一方、配線が必要なほか、配線の引き回し方によっては、地デジアンテナに干渉することでテレビの映りが悪くなる場合があります。

ミラー型

ミラー型のドライブレコーダーは、ルームミラーの上に取り付けます。本体にカメラが内蔵されており、車の前方・後方の様子を記録します。ミラーに設置するので視界の邪魔にならない、後方カメラがあるので後部座席に物をたくさん積んでも後ろが確認しやすい、夜でも安全確認がしやすいといったメリットがあるでしょう。
一方、バックモニターとして使う場合、昼間は光の反射によって見えづらくなってしまうほか、通常のミラーとは距離の感じ方が異なる点がデメリットです。

車の事故が起きたときの対応について詳しくは以下のページをご覧ください。
車の事故が起きたときの対応は?交通事故対応の手順やポイントを解説

ドライブレコーダーの選び方で大切なポイントは?

ドライブレコーダー選びで特に大切なのは「撮影範囲」「画質」「機能」の3つです。それぞれのポイントについてご紹介します。

撮影範囲

ドライブレコーダーのタイプには、撮影範囲が前方のみ、前方と後方、前方と後方+車内や側方、360°の4種類があります。あおり運転を受けたときなどは、前方だけでは証拠として不十分な場合があるので、ドライブレコーダーの導入目的に合わせて選びましょう。

あおり運転の定義について詳しくは以下のページをご覧ください。
あおり運転の定義とは?妨害運転の種類と罰則を紹介

画質

事故のとき証拠として活用するには、「相手の車のナンバーが読み取れること」が重要です。解像度がフルHD、画素数200万画素以上のスペックかどうかが目安となります。

機能

走行中の記録に加え、駐車監視機能、衝撃を検知して自動で録画を始めるGセンサー、GPS、安全運転サポートといった機能がついているものもあります。必要な機能を備えたドライブレコーダーを選びましょう。

ドライブレコーダーの選び方について詳しくは以下のページをご覧ください。
おすすめのドライブレコーダーは?選び方のポイントも紹介

ドライブレコーダーのメリット

ドライブレコーダーを使うメリットには、どのようなものがあるでしょうか。具体的には次の5点が挙げられます。

危険運転の抑止力になり、証拠を残すこともできる

ドライブレコーダーの中には、ドライバー自身の危険運転(ながら運転や居眠り運転など)を検知して、警告してくれる機能を持つものも。こうしたドライブレコーダーを選べば、安全運転の助けとなるはずです。

駐車中の録画ができる

駐車中の録画ができる機能を搭載したドライブレコーダーなら、車上荒らしや当て逃げ、車へのいたずらといった犯罪の抑止効果が期待できます。被害時には証拠としての利用も可能です。

安全運転をサポートし、ドライバー自身の危険運転を抑止できる

ドライブレコーダーの中には、車線からはみ出したり、速度を出しすぎたり、前方の車に近づきすぎたりしたときに、お知らせしてくれる機能を持つものも。こうした警告を出してくれるタイプは、安全運転を促し、みずから危険な運転をしてしまう可能性を減らすことにつながるはずです。

自分の運転技術を見直せる

ドライブレコーダーに残った動画や情報などを確認すれば、自分の運転技術を見直すこともできます。免許を取得してから日が浅いドライバーの場合などに役立つでしょう。

思い出を録画できる

ドライブレコーダーは、旅の思い出としてデータを保存しておくために使うことも可能です。印象深かった旅先の景色などを残しておけば、後から楽しむこともできるはずです。

ドライブレコーダー取り付けの流れ

ドライブレコーダーの取り付けには、特殊な工具も技術も必要ありません。しかし、きれいに仕上げるには、ドライブレコーダー本体と付属品のほかに、次のアイテムを用意しておくといいでしょう。

<用意すると便利なアイテム>

  • ・ガラスクリーナー
  • ・配線留め
  • ・結束バンド

ドライブレコーダーを設置する手順については、以下のとおりです。

<ドライブレコーダーの設置手順>

  1. 1. 説明書を見ながら、ドライブレコーダー本体を組み立てる
  2. 2. 取り付け位置を決め、運転席からの視野や配線に問題がないかチェックし、カメラの角度・位置調整を行う
  3. 3. ガラスクリーナーでフロントガラスの汚れを拭き取り、本体を固定する
  4. 4. 配線止めで配線を固定し、コードが余るようなら結束バンドでまとめて固定する

ドライブレコーダーの設置手順について詳しくは以下のページをご覧ください。
ドライブレコーダーは自分で取り付け可能?ドラレコ取り付けの注意点

ドライブレコーダーを自分で取り付けるメリット・デメリット

ドライブレコーダーを自分で取り付けるメリットは、なんといっても工賃が発生しないことです。本体の購入費用のみで、ドライブレコーダーを使用できます。

一方のデメリットは、慣れない作業なので手間と時間がかかること。また、ドライブレコーダーは法律の「道路運送車両の保安基準」で取り付け位置が決まっているため、取り付けにはある程度の知識が必要になります。

ドライブレコーダーを取り付ける際の注意点

ドライブレコーダーを取り付ける際は、運転席からの視野を妨げていないか、取り付け位置は道路運送車両法の保安基準で定められた範囲内か、雨天時にワイパー作動外で水滴がかぶり、映像が撮れない状態になっていないかなど、いくつか注意すべき点があります。

自分で設置することもできますが、仕上がりに不安がある場合は専門業者に依頼すると安心です。ドライブレコーダーの取り付けはカー用品店やディーラー、整備会社などが行っており、30分から1時間程度で設置してもらうことが可能です。

ドライブレコーダーの取り付けでよくある失敗

ドライブレコーダーを自分で取り付ける際、やってしまいがちな失敗としては、以下のようなものが挙げられます。取り付けの際の参考にしてください。

操作しにくい位置に設置してしまう

取り付け後、運転席に座ってみたらドライブレコーダーが操作しにくい位置になってしまうことがあります。こうなると、始めからやり直すしかありません。
こうした事態を防ぐには、まず仮止めを行い、運転席から操作しやすいかなどを確認してからしっかり止めるといった工夫が必要になります。

ドライブレコーダーが視界を遮り信号機が見えない

ドライブレコーダーの取り付け位置が悪く、ちょうど信号機がドライブレコーダーの影に隠れてしまうケースもあります。安全運転に影響しますから、これも付け直すことになります。

バッテリー上がりを起こす

車の常時電源を利用する場合、バッテリー上がりを起こす場合があります。こうなると、車の電源をつけることができなくなってしまいます。

バッテリー上がりについて詳しくは以下のページをご覧ください。
ドライブレコーダーの駐車監視機能によるバッテリー上がりの防止法
バッテリー上がりが起きたら?原因や自分で復旧する方法を解説

ヒューズが飛ぶ

電源を取る位置を間違えたためヒューズ(一定以上の電流が電気回路に流れた際、みずから回路を遮断する部品のこと)が飛び、オーディオやカーナビといったほかの電装品が使えなくなるケースもあります。

内張を壊してしまう

慣れていない方がドライブレコーダーの取り付け作業を行うと、配線を隠すために内張りをはがす際、うっかりパネルを破損するなどしがちです。

専門業者にドライブレコーダーの取り付けを依頼する場合の工賃

ドライブレコーダーの取り付けを専門業者に依頼する場合は、取り付けにかかる工賃の負担が必要になります。

カー用品店に取り付けを依頼する場合

カー用品店は、扱っているドライブレコーダーの種類が豊富なことがメリットのひとつです。ドライブレコーダーの購入と取り付けの依頼をセットで行えば、工賃は安くなります。店舗によって多少の違いはありますが、国産車の場合、工賃の目安は3,000~5,000円程度となっています。
ただし、ドライブレコーダー持ち込みの場合は工賃が高くなることが多く、そもそも持ち込みを受け付けていない店舗もあります。

ディーラーに取り付けを依頼する場合

ディーラーは、自動車メーカーの純正ドライブレコーダーを扱っており、整備技術も高いので安心して依頼できます。工賃はメーカーや販売店にもよりますが、5,000円前後と考えておくといいでしょう。
なお、同じくメーカーや販売店により異なりますが、ディーラーはメーカー純正のドライブレコーダーの設置を想定しているので、自分で持ち込む場合は別途料金がかかる場合や、持ち込みを受け付けない場合もあります。

整備会社に取り付けを依頼する場合

整備会社は、ドライブレコーダーの持ち込みができる、メーカー問わず対応してもらえる、工賃が安いといったメリットがあります。ドライブレコーダー本体を扱っている業者なら、本体の購入といっしょに取り付けの依頼をすることで、工賃が安くなる場合もあります。
工賃の目安としては5,000円程度からとみておきましょう。ただし、業者によって整備技術にばらつきがありますので、信頼できる店舗を選ぶ必要があります。

■ドライブレコーダーの取り付けを依頼する専門業者による違い

ドライブレコーダーの取り付けを依頼する専門業者による違い

専門業者にドライブレコーダーの取り付けを依頼するメリット

ドライブレコーダーの取り付けを専門業者に任せることには、さまざまなメリットがあります。具体的には以下のようなメリットがありますから、自分で作業を行うのが不安な場合は、外部に依頼することも検討しましょう。

トラブルを回避できる

ドライブレコーダーの取り付けをプロに依頼することで、配線ミスにより不要な警告灯が点灯し続ける、ヒューズが飛ぶといったトラブルを回避できます。

運転の妨げにならない適切な位置に取り付けてもらえる

プロなら、運転の際にも視界の妨げにならない位置を考慮して、ドライブレコーダーを取り付けてくれます。一度で決まった位置に取り付けてもらえるため、二度手間は発生しません。

美しく配線してもらえる

プロにドライブレコーダーの取り付けを頼めば、外から見えないように美しく配線してくれるだけでなく、うっかり内張りを壊してしまうといったリスクも回避できるでしょう。

専門業者にドライブレコーダーの取り付けを依頼するデメリット

専門業者は、きちんとドライブレコーダーを設置してもらえる安心感がある一方、デメリットもあります。気を付けたい点としては、以下の3つが挙げられます。

ドライブレコーダーの機種によっては対応してもらえないケースがある

ディーラーはメーカーや販売店にもよりますが、純正ドライブレコーダーの取り付けにしか対応していない場合があります。カー用品店でも、自社で扱っている機種にしか対応していない店舗が少なくありません。また、整備会社でも、ドライブレコーダーの設置に対応していないところがありますので、事前の確認が必要になります。

希望に合った店舗を探しにくい

「A店は整備技術が確かだけど、工賃は高め」「B店はドライブレコーダー選びからしっかりアドバイスしてくれる」「C店は整備技術のレベルはわからないけれど、本体とセットで購入すると安い」など、各店のサービスの内容と料金はまちまちです。希望に合った店舗を探すには、それなりの時間と手間がかかります。

車種によっては取り付け工賃が高くなる

キャンピングカーなどの特殊車両をはじめ、輸入車やハイエースワゴン等の大型車などでは、通常よりドライブレコーダーの取り付け工賃が高くなることがあります。

三井住友海上のドライブレコーダー付き自動車保険なら手間いらず

ドライブレコーダーは、手順さえ押さえれば自分で取り付けることもでき、費用を抑えることにもつながります。一方で、ドライブレコーダーのタイプによっては取り付けが少々複雑になる場合も。不安がある場合は、専門業者に依頼することも検討するといいでしょう。

三井住友海上では、取り付けが簡単なドライブレコーダー付き自動車保険を提供しています。「プレミアムドラレコ型」は、360°全方位撮影に対応しており、駐車監視機能も搭載。

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なお、取り付けを専門業者に依頼したい方には、工賃3,500円から取り付けに対応した提携業者をご紹介しています。一方、ご自分で取り付けを希望される方には、取り付け方法の解説動画をご用意していますので、お好きな方法を選んでいただけます。
ドライブレコーダーの利用をご検討中の方は、この機会にぜひ三井住友海上のドライブレコーダー付きプランについてお問い合わせください。

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