2023.07.24
ドライブレコーダーのシガーソケットへの取り付け方は?注意点も紹介
2023.07.24
ドライブレコーダーのシガーソケットへの取り付け方は?注意点も紹介
車にドライブレコーダーを取り付けるにあたって、「電源をどこからとるか」を悩むドライバーも多いのではないでしょうか。ドライブレコーダーの電源供給方法にはいくつかの選択肢がありますが、比較的簡単に電源をとる方法のひとつが、シガーソケットに取り付ける方法です。
この記事では、ドライブレコーダーの電源をシガーソケットからとるメリットと、取り付け時の注意点のほか、ドライブレコーダー取り付けによってシガーソケットが足りなくなった場合の対処法について解説します。
目次
ドライブレコーダーの電源のとり方とは?
ドライブレコーダーを使うには、何らかの方法で電源をとる必要があります。まずは、ドライブレコーダーの電源のとり方を3つご紹介します。
シガーソケットからとる
シガーソケットとは、車内に設けられた電源のことで、コンセントの差し込み口程度の大きさの丸い穴のことです。かつて、車の中でたばこに火をつけるためのシガーライター(たばこ用着火装置)として利用されていたことが名前の由来です。
ただし現在は、「アクセサリーソケット」や「電源ソケット」と呼ばれることもあり、主に車内用電源として利用されています。
シガーソケット対応ドライブレコーダーは、シガーソケットに電源アダプタを挿し込むだけで電源をとることができます。ただし、シガーソケットからの電力供給は、主に車のエンジンが稼働している時に限られます。
ACC電源からとる
ACC電源(アクセサリー電源)とは、車のエンジンを稼働させていなくても、電気が供給される電源です。オートマチック車ではブレーキペダルを踏まずにプッシュスタートボタンを押せば、ACC電源が使えるようになります。
ACC電源をとるためには、車内の内装をはがして配線工事をする必要があることに注意してください。
常時電源からとる
常時電源とは、車のエンジンが稼働していない状態でも電気を必要とする電装系部品のために備わっている電源のこと。常時電源を使用する場合は、車内のヒューズから電気をとります。
駐車監視機能付きのドライブレコーダーに用いられることが多い方式ですが、バッテリーに負荷をかけるおそれがあります。
駐車監視機能によるバッテリー上がりについて、詳しくは以下のページをご覧ください。
ドライブレコーダーの駐車監視機能によるバッテリー上がりの防止法
シガーソケット対応ドライブレコーダーのメリット
ドライブレコーダーを取り付ける方法の中で最も廉価で簡単なのは、シガーソケット対応ドライブレコーダーを選び、シガーソケットから電源をとる方法です。
ここでは、シガーソケット対応ドライブレコーダーの3つのメリットを解説します。
ドライブレコーダーを購入すれば自分で手軽に取り付けられる
シガーソケット対応ドライブレコーダーで電源をとるには、電源アダプタを挿すだけでOK。なので、購入後すぐに取り付けられます。
常時電源やACC電源等から電源をとるのはDIYでもできなくはないものの、作業に慣れていない方には難しく、うっかり車を傷つけてしまうこともあるので注意が必要です。
取付工賃がかからない
シガーソケット対応ドライブレコーダーは、自身で装着できる手軽さが特徴です。そのため、カーディーラーや自動車整備工場にドライブレコーダーの取り付けを依頼した時に発生する工賃がかからないのは、シガーソケット対応型の大きなメリットといえるでしょう。
機種によっては駐車監視機能も使える
シガーソケット対応ドライブレコーダーがシガーソケットから電源をとれるのは、車のエンジンがかかっている時だけです。そのため、エンジン停止中にバッテリーが上がってしまうことは、基本的にありません。ただし、長時間にわたって電気の供給が必要な駐車監視機能は使えないというデメリットもあります。
しかし、三井住友海上のドライブレコーダー付き保険『見守るクルマの保険(プレミアム ドラレコ型)』なら、内蔵バッテリーが満充電であれば、約2日間の駐車監視が可能です。『見守るクルマの保険(プレミアム ドラレコ型)』は当て逃げなどで衝撃を検知した際に録画を開始し、動画や写真で周囲を撮る効率的なタイプとなっています。
ドライブレコーダーの駐車監視機能について、詳しくは以下のページをご覧ください。
ドライブレコーダーの駐車監視機能とは?メリット・デメリットを解説
シガーソケット対応ドライブレコーダー使用上の注意点
ドライブレコーダーがシガーソケット対応であれば、挿し込むだけで電源がとれるので、取り付け自体は簡単です。ただし、シガーソケット対応ドライブレコーダーの使用にあたっては、以下のような注意点があります。
シガーソケットが使えなくなる
シガーソケットは車に乗っている時の貴重な電源です。スマートフォンやタブレットの充電、あるいは加湿器等の小型家電を利用する際に便利です。
しかし、ほとんどの車にはシガーソケットが1つしか備わっていないため、ドライブレコーダーを常時接続した場合、シガーソケットが使えない状況になります。
ドライブレコーダーの配線がむき出しになる
ドライブレコーダー本体を車内に取り付け、シガーソケットに電源アダプタを挿し込んだだけでは、本体と電源をつなぐ配線が車内にむき出しです。見た目に美しくはない上に、運転に支障が生じる可能性もあります。
エンジン停止中にドライブレコーダーが作動しない
シガーソケットに電気が供給されるのは、車のエンジンがかかっているあいだに限られます。そのため、ほかに電源を持たないタイプのドライブレコーダーは、エンジン停止中は作動しません。ドライブレコーダーに駐車監視機能を求めている場合は注意が必要です。
ちなみに、三井住友海上の『見守るクルマの保険(プレミアム ドラレコ型)』のドライブレコーダーは内蔵バッテリーを備えているため、満充電状態であれば、外部からの電源供給がなくても約2日間の駐車監視が可能です。
ドライブレコーダー装着によりシガーソケットが足りなくなった場合の対処法
一般的に、車1台にシガーソケットは1つしか備わっていません。最後に、ドライブレコーダー装着後にシガーソケットが足りなくなった場合の対処法について解説します。
シガーソケット分配器によって電源口を増設する
シガーソケットの電源口は、家のコンセントの数が足りない時に電源タップを使って増やすように、シガーソケット分配器によって増設できます。USBポートがついたタイプも多く、スマートフォンやタブレットの充電も可能です。
シガーソケット延長ケーブルを使う
車によっては後部座席や荷室にシガーソケットを備えたタイプがあります。このシガーソケットにつなぐ延長ケーブルを使うと、電源を増やせます。
バッテリー上がりの心配がない駐車監視機能付きドライブレコーダーを選ぼう
シガーソケット対応ドライブレコーダーなら、電源アダプタをシガーソケットに挿し込むだけで電源がとれるので、とても簡単です。ただし、駐車場監視機能を使いたい場合、シガーソケット以外の電源確保が必要になります。
三井住友海上のドライブレコーダー付き保険『見守るクルマの保険(プレミアム ドラレコ型)』は、駐車監視機能付きで内蔵バッテリーを完備。バッテリーが満充電であれば、約2日間の駐車監視が可能で、バッテリー上がりの心配もありません。ぜひ、導入をご検討ください。