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走行中の玉突き事故。円満解決に役立った
「対物超過修理費用特約」

お客さまの運転するお車が信号待ちをしている車に追突し、玉突き事故が発生。
計3台が絡む事故となり、一番前で信号待ちをしていたお相手のお車には、後方に大きな凹みが。
お相手は修理を希望されましたが、ご購入から年数が経過しており、修理費は事故時点における当該車両の市場価格(以下、時価額といいます)を上回ってしまいました。
このような状況で、事故の円満解決に役立つ「対物超過修理費用特約」とは?
立川保険金お支払センターで事故対応を担当する南のお話をご紹介します。

今回のケースの担当者

立川保険金お支払センター

学生時代、社会に貢献する仕事をしたいという思いから、保険業界に関心を抱き、当社に入社。以後、自動車事故対応・保険金のお支払い業務に従事。

※取材当時

玉突き事故でお相手のお車の修理費が高額に。
保険で修理費は全額支払われる?

2024年3月、契約者の田中さま(仮名)が運転していたコンパクトカーが、信号待ちのお車に追突。その前に止まっていた軽自動車も絡む、玉突き事故が発生しました。

南は、先頭で信号待ちをしていたお相手の軽自動車が修理工場へ入庫したとの連絡を受け、対応を進めました。

今回のケース

  • 午後4時30分過ぎ、直線道路での事故。
  • コンパクトカーが、信号待ちをしていたお車に追突し、さらにその前の軽自動車に追突した玉突き事故。
  • 軽自動車に対する田中さまの責任の割合(過失割合)は100%。

※画像はイメージです。

お相手の軽自動車は、長く愛用されたお車だったため、修理を強く希望されました。しかし、修理費が時価額を上回り、対物賠償保険のみでは対応できませんでした(対物賠償保険では、お車の時価額までがお支払いの対象です)。

そこで南は、「対物超過修理費用特約」を利用することを判断し、対応を進めました。

対物超過修理費用特約とは?

本来、事故の加害者が被害者の自動車において負う法律上の損害賠償責任は時価額までとされています。車の価値(時価額)は、購入してから年々下がっていくため、賠償できる金額が修理費を下回ることがあります。そうしたケースで車の修理費と時価額との差額を補償するのが対物超過修理費用特約です。これにより、事故のお相手に負担をかけず、スムーズな示談交渉に役立てることができます。

修理費 65万円 差額 50万円 対物超過修理費用特約でお支払い 時価額15万円

差額を実際に負担した場合に、差額×過失割合の金額を、50万円を限度にお支払いします。
ただし、お相手の自動車が事故日の翌日から6か月以内に修理完了された場合に限ります。

お相手の軽自動車の修理は1ヵ月弱で無事に完了し、修理費と修理期間中の代車費用をお相手にお支払いして円満解決となりました。

田中さまから「損害が大きく、お相手の修理費をすべて保険で支払えるのか不安だったところ、特約で対応できることを説明していただき、安心できました。保険を契約していて良かったです」と感謝の言葉をいただきました。

さらに、事故のお相手からも、「車が直って良かったです、助かりました」とお礼をいただくことができました。

今回のお支払い内容の内訳(※)

補償・特約名 お支払いした保険金の額 補償内容
対物賠償保険 15万円 お相手の軽自動車の時価額
約13万円 修理期間中のレンタカー費用
対物超過修理費用特約 50万円 対物超過修理費用保険金

※ 同様の事故状況でもお支払いする保険金等は、実際の事故内容やご契約条件によって異なります。
※ お相手の軽自動車の損害に対する補償内容のみ記載しています。

一人ひとりに丁寧に向き合い、お客さまにご安心いただける仕事を続けたい。

ーー円満な事故解決のために意識していることは何ですか?

ご契約いただいているお客さま、お相手、各専門家を含む社内外の関係者など、さまざまな立場の方との丁寧かつ確かなコミュニケーションを大切にしています。それぞれの立場に立って考え、お客さまにとって最適な判断をすることがスピーディな円満解決につながります。

ーー仕事をする上で、大切にしていることは何ですか?

事故時の対応は特に、保険商品の価値をお客さまに感じていただける瞬間だと考えています。お客さまにご安心、ご納得いただける対応をするのが私たちの役目なので、保険金のお支払いを終えるまで真摯に向き合っていきます。

当社の「対物超過修理費用特約」は、自動セット(※)なので心強い!
特約の詳細
  • この特約の主なポイント
  1. 1

    お相手のお車が
    低年式の場合の修理時にも
    対応しやすい

  2. 2

    示談交渉がスムーズに

※ご契約に対物賠償保険をセットされた場合、上記特約が自動的にセットされます。

三井住友海上火災保険は、
お客さまの明日のために、
安心で信頼できるパートナーで
あり続けることを目指します。

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