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車走行中のトラブル

2023.07.13

車の走行中にトラブルが起きたらどうする?トラブルの原因と対応策

車走行中のトラブル

2023.07.13

車の走行中にトラブルが起きたらどうする?トラブルの原因と対応策

車の走行中、トラブルが起きる可能性は決してゼロではありません。いざという時に慌てないためには、対応策を知っておくことが重要です。
ここでは、車の走行中に起きる可能性があるトラブルとその発生状況、トラブルのサインのほか、トラブルが起きた場合の対処法やトラブルに備える方法についてご紹介します。

車のトラブルとは?

車のトラブル(故障)にはさまざまなものがありますが、突然走行できなくなると危険です。まずは、車のトラブルについて解説します。

エンジン関係のトラブル

車が走行できなくなる原因のひとつに、エンジン関係のトラブルが挙げられます。
エンジン関係のトラブルは、エンジンオイル不足や冷却水切れによって起きるオーバーヒートのほか、燃焼装置の劣化などでエンジン自体が故障し、エンジンがかからなくなるなどのトラブルがあります。
また、エンジン始動時に使うスターターモーターや、走行に必要な電気を作り出すオルタネーターが故障すると、エンジンがかからなくなったり、走行が難しくなったりするでしょう。

バッテリー関係のトラブル

車のエンジン始動に使われるスターターモーターを動かすには、バッテリーからの電気供給が必要です。このバッテリーが、バッテリー液漏れやバッテリー液量不足などのトラブルを抱えていると、エンジンがかからなくなるおそれがあります。

タイヤのトラブル

車のタイヤがパンクすると、走行ができないのはいうまでもありません。パンクの原因としては、タイヤの劣化や空気圧不足、異物が刺さってしまうことなどが挙げられます。

車のトラブルの発生状況

走行中の車のトラブルは、実際にどれくらい起きているのでしょうか。国土交通省の「令和3年度路上故障の実態調査結果」によると、2021年9~11月の3ヵ月間に起きた車の路上故障トラブル件数は、一般道路・高速道路合わせて84,791件でした。故障部位別の発生件数では、一般道・高速道共に最も多かったのは「タイヤ」で、一般道では32.1%、高速道路では49.0%を占めています。

現代の車は昔に比べて高い信頼性を持っていますが、それでもタイヤやバッテリー、オルタネーターなどのトラブルによって、走行に支障を抱えてしまう車が多いのも現状なのです。

■一般道路・高速道路における故障部位別発生件数の割合TOP3

一般道路高速道路
順位部位割合部位割合
1タイヤ32.1%タイヤ49.0%
2バッテリー29.7%オルタネーター4.3%
3オルタネーター4.9%冷却水4.0%
  • 国土交通省「令和3年度路上故障の実態調査結果」

JAF(一般社団法人日本自動車連盟)がまとめた2021年度のJAFロードサービス出動件数(四輪・二輪合計)は、一般道路・高速道路を合わせて2,158,586件となっています。
出動理由別に見ると、最も多かったのはバッテリー上がりで40.7%です。2位はタイヤトラブルで18.6%、3位は落輪・落ち込みで7.7%でした。

■JAFロードサービス出動理由(2021年4月~2022年3月累計)

JAFロードサービス出動理由(2021年4月~2022年3月累計)
  • JAF「よくあるロードサービス出動理由」

走行中の車のトラブルは、バッテリーやタイヤのトラブルが多いことがわかります。

バッテリーやタイヤのトラブルについて詳しくは以下のページをご覧ください。
バッテリー上がりが起きたら?原因や自分で復旧する方法を解説
タイヤがパンクしたときの対応は?原因や注意点もチェック

車のトラブルが起きた時のサイン

車のトラブルが起きた時のサイン

車のトラブルは、走行に支障が出る前にサインが見られることが少なくありません。続いては、車の走行中に起きるトラブルのサインの代表例をご紹介します。

警告灯がつく

車に備わる警告灯はいくつかありますが、重大なトラブルが生じていることを意味する警告灯が点灯したら、できるだけ早く運転を中止したほうがいいでしょう。
走行を中止すべきトラブルを示す警告灯には、エンジントラブルを示す「エンジン警告灯」やパーキングブレーキの異常を示す「ブレーキ警告灯(赤)」、エンジンオイルの油量不足・油圧低下を示す「油圧警告灯(エンジンオイルランプ)」のほか、ハイブリッド車におけるシステムトラブルを示す「ハイブリッドシステム異常警告灯」といったものがあります。

車から通常はない振動を感じる

車を走らせている時、通常走行時には感じない振動がするケースがあります。加減速のタイミングの振動であればエンジンやトランスミッションのトラブルの可能性が高いでしょう。またタイヤのパンクなどのトラブルも考えられます。

車から異音がする

車の走行中に異音がするのも、トラブルのサインです。エンジンルームから聞こえるのであれば、エンジンについているベルトが劣化していたり、冷却水やオイルが不足していたりする可能性があります。このほか、マフラーの不調やブレーキパッドの摩耗などでも異音が発生します。

車から異臭がする

車内に異臭がする場合も、車のトラブルのサインといえるでしょう。オルタネーターや燃料タンク、タイヤ、ブレーキのトラブルなどが考えられます。

走行中に違和感がある

車の走行中にハンドルから伝わる振動や、アクセルペダル・ブレーキペダルを踏んだ感触などに違和感があることも。このようなときは、車の走行における何らかのトラブルが生じていることが疑われます。

これらのサインはあくまで一例です。車の調子がいつもと違うと感じたら、できるだけ早く対策をするようにしてください。

車の走行中にトラブルが起きた時はどうしたらいい?

車の走行中にトラブルが起きた時はどうしたらいい?

車の走行中に何らかのトラブルが起きて走行できなくなった時は、交通の妨げにならない場所に駐車し、修理などの対応を行うことになります。後続車の追突などを回避するため、停止表示機材(三角表示板)を立てたり、ハザードランプを点灯させたりして、故障車が停車していることを伝えましょう。特に、高速道路上や夜間に駐車する場合には注意してください。

自力での修理が不可能な時は、JAFや自動車保険会社に連絡してロードサービスを依頼し、安全な場所でレッカー車の到着を待ちます。
なお、レッカー移動については、「インターネット広告で見つけた業者に依頼したところ、実際には広告とは異なる高額料金を請求された」というトラブルが多発しています。このようなトラブルを避けるためにも、三井住友海上のロードサービス費用特約をセットした自動車保険をおすすめします。

レッカーサービスについて詳しくは以下のページをご覧ください。
レッカーサービスの内容は?費用や来るまでの時間、必要な状況を解説

車の走行中のトラブルに備えるには?

車の走行中のトラブルに備えるには、どのようなことに気を付けるといいのでしょうか。最後に、車のトラブルに備えるために押さえておきたいポイントをご紹介します。

日常点検や法定点検(定期点検)をする

車の運転をする際には、エンジンオイルや冷却水、バッテリー液の量や、タイヤの空気圧などをしっかり点検しましょう。各所の点検によって、走行できなくなるようなトラブルを回避できる可能性が高まります。プロによる法定点検(定期点検)をしっかりと受けていれば、安心して運転することができます。

法定点検(定期点検)について詳しくは以下のページをご覧ください。
【しないとどうなる?】自動車の法定点検(定期点検)

充実のロードサービスでサポートしてくれる自動車保険に入っておく

車が走行中にトラブルを起こした時、JAF非会員がロードサービスを利用するには、その都度料金を支払う必要があります。また、救援混雑時はJAF会員を優先するため、ロードサービスの利用を断られる可能性も。
ロードサービスを付帯した自動車保険に加入しておけば、充実したロードサービスを受けられるので安心です。

ロードサービスの内容について詳しくは以下のページをご覧ください。
ロードサービスの内容や等級への影響は?注意点もチェック!

ロードサービス費用特約をセットした自動車保険で万が一に備えよう

車の走行中のトラブルへの対策としては、日常点検や法定点検(定期点検)をしっかり行ってトラブルの芽を早期発見すると共に、万が一トラブルが起きた時に備えておくことが大切です。

三井住友海上の自動車保険はロードサービス費用特約をセットすることで、ロードサービス「おクルマQQ隊」のご利用が可能です。レッカー移動時は、30万円を限度※にレッカーでの運搬費用を補償するほか、修理後運搬費用や引取費用、移動費用や宿泊費用も一定額まで補償します。

ロードサービスを使っても自動車保険の等級は下がらないので、安心してご利用いただくことが可能です。
安心のロードサービスをご検討の方は、ぜひ三井住友海上にご相談ください。
※車両保険をセットされる場合は、「車両保険金額の10%、または30万円」のいずれか高い額となります

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