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トラブル回避の基本! 日常点検

日常点検は、安全に運転するための基本!

月に一度を目安に、長距離運転の前や、洗車、給油のときに
点検する習慣をつけましょう。

ボンネットの中
ブレーキ液の量

ブレーキ液がリザーバ・タンクの、上限ラインと下限ラインの間にあるかを確認します。下限ラインより低い場合は、早急に整備のプロに相談を。

点検しないとどうなるの?
ブレーキの効きが甘くなります。
冷却水の量

冷却水がリザーバ・タンクの上限ラインと下限ラインの間にあるかを確認します。下限ラインに近い場合は、上限ラインまで冷却水を補給します。

点検しないとどうなるの?
オーバーヒートを起こし、走れなくなります。
エンジン・オイルの量

オイル・レベルゲージを抜きとり、オイルを拭きとってからゲージをいっぱいに差し込み、再度抜きとってオイルの量を確認します。下限ラインよりも少ない場合は、オイルを補給します。

点検しないとどうなるの?
エンジンを傷つけて、走れなくなります。
バッテリ液の量

車両を揺らすなどして、バッテリ液の量が規定の範囲内(上限と下限の間)か確認します。

点検しないとどうなるの?
エンジンがかかりづらくなります。
ウインド・ウォッシャ液の量

ウインド・ウォッシャ液の量が適当か確認します。少ない場合は上限ラインまで補給します。

点検しないとどうなるの?
フロントガラスの汚れを落とせなくなります。
車の周り
ランプ類の点灯・点滅

ランプ類の点滅・点灯を確認し、レンズに汚れや破損がないか確認します。点灯・点滅していない場合は、早急に交換を。

点検しないとどうなるの?
他車に対する意思表示ができなくなります。
タイヤの亀裂・破損の有無

タイヤの亀裂や破損の有無や、タイヤに異物が付着していないかを確認します。タイヤが片減りしている場合は、整備のプロに相談を。

点検しないとどうなるの?
パンクや破裂の危険があります。
タイヤの空気圧

タイヤの接地部のたわみ具合を目で見て判断します。見て判断できない場合は、エアーゲージを用いて確認します。空気圧が不足している場合は、補給します。

点検しないとどうなるの?
走行時の安定性や燃費が悪くなります。
タイヤの溝の深さ

タイヤの溝の深さが十分あるかをスリップ・サインを目印に確認します。サインが現れたら、早急に交換を。

点検しないとどうなるの?
ブレーキが効きづらくなります。
運転席に座って
エンジンのかかり具合・異音

エンジンが速やかに始動し、スムーズに回転するかを点検します。また、エンジン始動時やアイドリング状態で、異音がないか点検します。

点検しないとどうなるの?
ブレーキの効きが悪くなったり、ハンドルが重くなったりします。
ウインド・ウォッシャ液の噴射状態

ウインド・ウォッシャ液を噴射させて、向きや高さが適当か確認します。

点検しないとどうなるの?
フロントガラスの汚れを落とせなくなります。
ワイパーの拭き取り能力

ワイパーを作動させ、低速および高速の各動作に不良がないか、またウインド・ウォッシャ液が拭き取れるかを確認します。

点検しないとどうなるの?
フロントガラスの汚れを落とせなくなります。
ブレーキの踏み残りしろと効き具合

エンジンをかけて異音がないかを確認したうえで、ブレーキ・ペダルを強く踏み込み、床板との間(踏み残りしろ)が適当か確認します。新車時や定期点検後との違いを比較してください。

点検しないとどうなるの?
停止距離がのびて、追突事故等の原因となります。
駐車ブレーキの引きしろ(踏みしろ)

ブレーキ・レバーをいっぱいに引いた(踏んだ)ときの引きしろ(踏みしろ)が適当か確認します。新車時や定期点検後との違いを比較してください。

点検しないとどうなるの?
坂道などに駐車すると車が動き出す危険があります。
エンジンの低速・加速状態

エンジンを暖機させた状態で、アイドリング時に回転がスムーズに続くか、さらにじょじょに加速したときにアクセル・ペダルに引っかかりがないか、スムーズに回転が上がるかを、走行するなどして確認します。

点検しないとどうなるの?
エンジンが空ぶかし状態になったり、ストップすることがあります。
日常点検は全部で15項目
ボンネットの中
車の周り
運転席
参考元:国土交通省
15項目の点検完了!
異常が合った場合は車の販売代理店や整備工場にすぐ相談を
全てのチェックを外す
日常点検を怠るとどうなる?

車の部品は、走行や経年により摩耗、劣化していきます。気付かずに放置していると、エンジンのオーバーヒートなどの重度の故障、さらには燃料漏れによる車両火災、車輪の脱落など、命に関わる事故につながる恐れがあります。故障や事故はいつどこで起こるか分かりません。だからこそ、日頃の点検を怠らないことが大切です。

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