駐車場内で最も多いのが後退時の事故です。
これは、バックで駐車するときに他の車や壁などにぶつけてしまうケースです。
後退時の事故は駐車場内での事故の約4割を占めます。
駐車場内事故防止動画
STOP!駐車場内事故!
~駐車場での事故を防止するために~
(2分50秒)
駐車場内事故防止チラシ
事故の発生状況
駐車場内事故の発生状況
グラフは、2022年10月~2023年3月の期間に発生した
当社車両保険金支払いデータの集計結果によるものです。
自動車事故の約40%は駐車場内で発生しています。
そこで、駐車場内事故の未然防止のポイントについてご案内します。
駐車場内事故の形態
後退時の事故
駐車・停車後の事故
駐車・停車後ドアを開ける際、隣の車や壁にドアをぶつけてしまう事故が多く発生しています。
特に、風が強い日などには、強風でドアが勢いよく開いてしまい、「ドアパンチ」が起こりやすくなります。
未然防止のポイント
駐車場内で事故が多発する原因
駐車場内で事故が多発する原因としては、道路規制がない中で複数の車両が前進や後退、右左折など、不規則に動くことや、駐車スペースが狭いために車両が密接すること、駐車場の工作物や隣の駐車車両との接触率が高いことが挙げられます。
駐車場内事故を防ぐために
後退するときには、ミラーやバックモニターだけではなく、目視で後方や左右を確認することが必要です。
また、車から降りるときには隣の車にぶつけないよう気をつけることなど、十分に注意が必要です。
駐車場でも重大事故が多発しています
駐車場内の事故は、比較的低速で走行した車同士が接触するのため、被害が小さいと思われている方もいるのではないでしょうか。
近年、特にショッピングモール等の大型駐車場を中心に、重大事故(歩行者を轢死させた事故)が発生するケースが確認されています。
交通事故の被害者遺族の声を掲載しますので、駐車場では、漫然と走行するのではなく、急な人の飛び出しにも十分に注意を払い、事故を未然に防止する運転を心がけましょう。
【出典】警察庁ホームページ・Webサイト