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森林とハイブリッド車

2024.02.09

ハイブリッド車の自動車税はどれぐらい安い?環境性能割・種別割について解説

森林とハイブリッド車

2024.02.09

ハイブリッド車の自動車税はどれぐらい安い?環境性能割・種別割について解説

車を取得すると課される自動車税の「環境性能割」と、所有していると毎年課される自動車税の「種別割」は、車の種類や環境性能などによって税額が変わります。では、高い環境性能を持つハイブリッド車の場合、自動車税の環境性能割・種別割の税額はガソリン車と比べてどれぐらい違うのでしょうか。
この記事では、ハイブリッド車の特徴や、自動車税の環境性能割・種別割におけるハイブリッド車の税額について解説します。

ハイブリッド車とは2つ以上の動力源を持っている車のこと

ハイブリッド車のメーターパネル

ハイブリッド車(HEV)とは、2つ以上の動力源を持っている車のことです。一般的には、ガソリンで動くエンジンと、電気で動くモーターの2つを動力源とする車を指しており、走行モードによって動力を使い分けたり、アシストしたりすることで、高い環境性能や走行性能を実現しています。
また、走行音が比較的静かなことも、ハイブリッド車の特徴です。

ハイブリッド車とガソリン車の違い

ハイブリッド車とガソリン車の違いは、以下のとおりです。ハイブリッド車は、車の性能面だけでなく、費用面でも大きなメリットがあるといえるでしょう。

高い環境性能

ハイブリッド車は、ガソリン車に比べて高い環境性能が特徴です。具体的には、燃費性能の良さが挙げられます。
同一車種で比較した場合、ハイブリッド車の燃費性能とガソリン車の燃費性能では1.5倍以上の差が生じる場合もあります。そのおかげで、給油の頻度が少なく済むメリットがあるのです。

高いリセールバリュー

リセールバリューとは、中古車として売却した際の価値(価格)のことです。ハイブリッド車の価格は、同車種・同グレードのガソリン車より高いことがほとんどですが、中古車としての人気も高いため、売却時の価格もガソリン車より高くなる傾向があります。

自動車保険料が割安になる場合がある

保険会社によっては、自動車保険の契約車がハイブリッド車などのエコカーである場合は、自動車保険料が割安になる制度を設けていることがあります。

例えば三井住友海上では、契約車が自家用乗用車のハイブリッド車で、かつ保険始期日が初度登録(初度検査)翌日から13ヵ月以内の場合は、ECOカー割引(先進環境対策車割引)の対象です。この場合、保険料が割引になります。

ハイブリッド車の自動車税(環境性能割)

自動車税(環境性能割)とは、新車・中古車を問わず、車を取得した際に課される税金です。
環境性能割の税率は、車の燃費性能などに応じて設定されています。ハイブリッド車を含むガソリン車の場合、燃費基準の達成率が高いほど税率は低くなります。自家用で使用される乗用車の税率は以下のとおりです。

■自家用乗用車の環境性能割の税率

2023年12月31日までに取得した場合

2030年度燃費基準税率
85%達成非課税
75%達成1%
60%達成2%
上記以外3%
  • 2005年排出ガス規制75%低減または2018年排出ガス規制50%低減したガソリン車(ハイブリッド車を含む)、LPG車の場合。
  • 軽減対象は、2020年度燃費基準達成車に限ります。

2024年1月1日から2025年3月31日までに取得した場合

2030年度燃費基準税率
85%達成非課税
80%達成1%
70%達成2%
上記以外3%
  • 2005年排出ガス規制75%低減または2018年排出ガス規制50%低減したガソリン車(ハイブリッド車含む)、LPG車の場合。
  • 軽減対象は、2020年度燃費基準達成車に限ります。

■自家用乗用車(軽自動車)の環境性能割の税率

2023年12月31日までに取得した場合

2030年度燃費基準税率
75%達成非課税
60%達成1%
上記以外2%
  • 2005年排出ガス規制75%低減または2018年排出ガス規制50%低減したガソリン車(ハイブリッド車含む)、LPG車の場合。
  • 軽減対象は、2020年度燃費基準達成車に限る。

2024年1月1日から2025年3月31日までに取得した場合

2030年度燃費基準税率
80%達成非課税
70%達成1%
上記以外2%
  • 2005年排出ガス規制75%低減または2018年排出ガス規制50%低減したガソリン車(ハイブリッド車含む)、LPG車の場合。
  • 軽減対象は、2020年度燃費基準達成車に限る。

環境性能割について詳しくは以下のページをご覧ください。
環境性能割とは?自動車取得税との違いと税率、計算方法について解説
軽自動車税はいくら?軽自動車の税金の種類や減税制度などを解説

ハイブリッド車の自動車税(種別割)

自動車税(種別割)は、毎年4月1日時点での車の持ち主に課される税金です。ただし、カーローンで車を購入し、車検証上の車の名義が信販会社などになっている場合は、車の使用者が納税義務を負います。

自動車税(種別割)の税額は、車の種類や用途、総排気量によって決まります。ハイブリッド車の場合も、基本的に総排気量に応じた税額です。
自家用の普通車の場合、自動車税(種別割)の税額は以下のとおりです。なお、電気自動車は、ガソリンを使わないため「1L以下」の扱いですが、新規登録翌年度だけグリーン化特例を受けることができます。

■自動車税(種別割)の基準税額

2019年9月30日以前の新規登録車の場合

総排気量基準税額
電気⾃動⾞(燃料電池⾃動⾞を含む)29,500円
1L以下29,500円
1L超 1.5L以下34,500円
1.5L超 2L以下39,500円
2L超 2.5L以下45,000円
2.5L超 3L以下51,000円
3L超 3.5L以下58,000円
3.5L超 4L以下66,500円

2019年10月1日以降の新規登録車の場合

総排気量基準税額
電気⾃動⾞(燃料電池⾃動⾞を含む)25,000円
1L以下25,000円
1L超 1.5L以下30,500円
1.5L超 2L以下36,000円
2L超 2.5L以下43,500円
2.5L超 3L以下50,000円
3L超 3.5L以下57,000円
3.5L超 4L以下65,500円

なお、軽自動車(種別割)の基準税額は、現在、一律で10,800円(2015年3月以前届出の場合7,200円)です。

自動車税(種別割)のグリーン化特例

2023年4月1日から2026年3月31日に新車新規登録を行った環境性能が高い車については、自動車税(種別割)の新規登録の翌年度分の税額が概ね75%軽減される「グリーン化特例」という制度が設けられています。

ハイブリッド車の中でも、「プラグインハイブリッド車(PHEV)」であれば、このグリーン化特例の対象になります。
プラグインハイブリッド車とは、外部電源で電気を充電できるハイブリッド車の一種です。ハイブリッド車よりも大容量のバッテリーを搭載し多くの電気を蓄えられるので、モーターでの長距離走行が可能になっているのが特徴です。

ハイブリッド車は新規登録から13年超過でも重課対象外

自動車税(種別割)においては、新規登録から一定期間を経過した車は、税率を重くする重課制度があります。ただし、ガソリンを燃料とするハイブリッド車は、新車新規登録から13年を経過していても、重課措置の対象外です。

維持費が安いハイブリッド車に乗り換えを検討してみよう

ハイブリッド車のエンブレム

ハイブリッド車は、エンジンとモーターという2種類の動力源を持ち、走行状況に応じて作動させることで、低燃費走行などを可能にした車です。車両本体価格はガソリン車よりやや高い傾向がありますが、燃費性能が高いので燃料代を抑えることができ、維持費としては安くなります。プラグインハイブリッド車なら、自動車税(種別割)のグリーン化特例の対象になるのでおすすめです。
また、車を乗り換えたら、自動車保険の変更手続きを行うのも忘れないようしてください。ハイブリッド車に乗り換えたのを機に、エコカー割引のある自動車保険に乗り換えるのも検討してみてはいかがでしょうか。

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  • この記事の内容は、2023年12月時点の内容です。今後の商品改定等によって補償内容等が変更になる可能性があります。
  • この記事の内容は、2023年12月時点の法令等にもとづいて作成しています。

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■監修:田中卓也(田中卓也税理士事務所)

田中卓也

税理士・CFP®。中央大学商学部で学んだ後、東京都内の税理士事務所での勤務を経て、田中卓也税理士事務所を開業。記帳代行・税務相談・税務申告をはじめ、事業計画の作成やサポート等の経営相談、キャッシュフロー表の立て方、資金繰りの管理、保険の見直し、相続・事業承継対策など、経営者や個人事業主のサポートを幅広く行う。ほか、一生活者目線での講師・執筆活動や講演活動も。

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