着工ベースは、保険期間中に着工した対象となる工事について、引渡完了時(引渡を要しない場合は工事の完了時または操業開始時)まで補償する方式です。この場合、当年度の保険契約で補償する工事は(4)と(5)になります。(1)、(2)、(3)の工事は前年度以前の保険契約での補償となり、(6)の工事は次年度以降の保険契約で補償します。

2021年3月31日までの始期契約の方はパンフレットPDF一覧をご覧ください。

このページは、保険の特長・あらましを説明したものです。詳しくは資料をご請求のうえ、ご覧ください。
この保険の対象は工事現場における次のものです。
この保険の保険期間は、包括契約を除き原則として着工の時を始期日(保険申込書またはセットされる特約において別途定める場合を除いて午前0時からとします。)とし、工事の対象物の引渡予定時を満期日(午後12時までとします。)とします。ただし、上記にかかわらず当社が保険責任を負担する期間は下記のとおりとします。
| 保険責任の始期 | 始期日または工事現場において輸送機関より保険の対象の荷卸が完了した時のいずれか遅い時に始まります。 |
|---|---|
| 保険責任の終期 | 満期日または工事の対象物が引渡された時(引渡しを要しない場合は、その工事が完了した時とし、引渡前に保険の対象が操業を開始した場合には、その時とします。)のいずれか早い時に終了します。 |
包括契約とは、契約時に今後1年間に着工する(着工ベース)または工事中(事故発生ベース)のすべての組立工事を対象とする契約方式です。この契約方式により、保険の申込み、保険料の払込みを一括して行うことができ、事務処理の簡素化を図ることができます。
包括契約の保険期間は1年間とします。
なお、包括契約特約には「着工ベース」と「事故発生ベース」の2種類があり、それぞれの工事ごとの保険責任期間は以下の図のとおりとなります。(1)から(6)は工事ごとの工事期間(着工から完成・引渡しまで)を表します。
着工ベースは、保険期間中に着工した対象となる工事について、引渡完了時(引渡を要しない場合は工事の完了時または操業開始時)まで補償する方式です。この場合、当年度の保険契約で補償する工事は(4)と(5)になります。(1)、(2)、(3)の工事は前年度以前の保険契約での補償となり、(6)の工事は次年度以降の保険契約で補償します。

事故発生ベースは、着工の時期にかかわらず、保険期間中に発生した事故による損害を補償する方式です。
