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ローン審査を通って喜ぶ人

2024.02.09

車のローンの審査基準は?審査に落ちる理由と通過のためにできること

ローン審査を通って喜ぶ人

2024.02.09

車のローンの審査基準は?審査に落ちる理由と通過のためにできること

車をローンで購入する場合、マイカーローンの審査を受けることになります。しかし、「マイカーローンを利用したいけれど、審査に通るかが不安」という方もいるのではないでしょうか。
この記事では、マイカーローンの審査ではどんなことを見られるのか、マイカーローンの種類による違いのほか、審査に落ちてしまう理由と、審査を通過するためにできることについて解説します。

マイカーローンの審査基準

マイカーローンの審査

マイカーローンの審査基準は、金融機関や信販会社が独自に設けているもので、その詳細は公開されていません。しかし、ローン審査は基本的に「借主に返済能力があるか」を測るものであり、審査時に見られるポイントは概ね共通していると考えられます。
まずは、マイカーローンの審査時にチェックされるであろうポイントについてご紹介します。

年収

金融機関などが「返済できるか」を判断する基準のひとつに「返済比率」があります。返済比率とは、年収に占める年間返済額の割合のことで、一般的に年収の25~35%程度が目安といわれます。
例えば、年収400万円なら、返済比率25~35%程度で考えると、年間返済額は120万円程度になります。

雇用形態

雇用形態とは、企業の正社員や派遣社員、アルバイトといった雇用契約の種類です。正社員は収入が安定していると見られるため、審査に有利といえるでしょう。
一方、有期雇用の場合、収入が不安定と見られる可能性があります。

勤続年数

勤続年数が長いほうが、安定収入が継続的に見込まれると判断されます。したがって、ローンの審査で有利になる傾向があります。1年以上の勤続年数が、安定収入があると見られる目安と考えられます。

信用情報

ローンやクレジットカードなどの契約内容、支払状況などは、一定期間内は信用情報機関に保存されているので、審査時に金融機関や信販会社にチェックされます。
過去の一定期間内に、大幅な支払遅延や自己破産などがあると、ローン審査で不利になる可能性が高くなるでしょう。

マイカーローンの種類と特徴

ローンの審査をする会社

マイカーローンは提供元の違いによって主に2種類に分けられ、例として金利などが異なります。それぞれの特徴についてご紹介しましょう。

銀行系のマイカーローン

銀行や信用金庫などの金融機関が提供する銀行系のマイカーローンは、車をローンの担保としないので、購入した車は購入者の名義になるのが特徴です。また、比較的金利が低く、年利1~4%程度のものが多いです。
ただし、審査は厳しく、審査の結果が出るまでに日数がかかる傾向です。

カーディーラー系のマイカーローン

カーディーラー系のマイカーローンは、カーディーラーが提携している信販会社やクレジットカード会社が提供しているローンです。
特徴としては、車がローンの担保になることで、ローン完済までは信販会社が車の所有者になります。そのため、ローン返済中は基本的に車の売却や譲渡はできないなどの制限が設けられています。なお、金利は、年利4~8%程度が一般的です。
銀行ローンより制約が多く金利が高い分、より審査に通りやすい傾向があります。

マイカーローンの審査に通らない理由

マイカーローンのイメージ

マイカーローンの審査に通らないのは、何らかの理由で「返済能力に問題がある」と判断されてしまったことを意味します。ここでは、マイカーローンの審査に通らない理由について解説します。

収入が不安定とみなされる

雇用形態や勤続年数から「収入が不安定」とみなされると、審査で不利になってしまう傾向があります。有期雇用などの雇用形態で働いている方や、転職から間もない方などは、収入が不安定と見られる可能性があるのです。
ただし、単純に有期雇用だから審査に通らないというわけではなく、ほかの項目と合わせた総合評価になることに注意してください。

信用情報に問題がある

過去の一定期間内に自己破産していたり、大幅な支払遅延をしていたりといった「金融事故」があると、審査では不利に働きます。
自分の信用情報がどうなっているかは、信用情報機関に情報開示を求めれば確認できるので、不安な場合は事前に請求をしてみるのもひとつの手です。金融事故が記録されている場合は、審査に通らない可能性が高くなるでしょう。

借入希望額が大きい

年収に対して借入希望額が大きく、年間返済額が返済比率(年収の25~35%程度が目安)を超えていると、審査に通りにくくなります。
これは、ほかのローンやクレジットカードのキャッシングの返済も合わせての計算となります。すべての返済額を合わせても返済比率を超えないように、借入希望額を設定しましょう。

マイカーローンの審査に通過するためにできること

マイカーローンの審査に通った人

マイカーローンの審査に通過する可能性を上げるためには、どのようなことに気をつけたらいいのでしょうか。ここでは、マイカーローンの審査通過の可能性を上げるためにできることをご紹介します。

頭金を車両本体価格の20~30%程度まで増やす

頭金を増やせば、それだけローンの総返済額が少なくなるので、審査に通りやすくなるといえます。
車両本体価格の20~30%程度のまとまったお金を用意すると総返済額は少なくなり、結果として審査に通る可能性が高くなるでしょう。

ほかのローンを返済しておく

返済中のローンがある場合、それらのローン残債とマイカーローンの借入額を合算した上で、返済能力をチェックされることになります。
奨学金やスマートフォンの分割払い、クレジットカードのキャッシングなど、ほかのローンで返済できるものがあるなら、早めに返済しておきましょう。

保証人を立てる

通常、マイカーローンは保証人不要ですが、新卒の社会人やクレジットカードなどの利用履歴がない場合は、金融機関や信販会社から保証人を立てるよう求められるケースもあります。そのため、該当する方は保証人を立てておいたほうが安心です。

信用情報の金融事故が消えるのを待つ

自己破産や大幅な支払遅延などの金融事故が信用情報に記録されている期間は、事故原因となる債務を完済してから5~10年とされています。
時間はかかるものの、年数が経てば記録は消えるので、金融事故記録が消えるのを待ってからマイカーローンに申し込むといいでしょう。

マイカーローンの審査に通ったら自動車保険も忘れずに

マイカーローンは審査の結果、「十分な返済能力がある」と判断されて審査に通ったら本契約となり、金融機関や信販会社からお金が振り込まれます。銀行の場合は、いったん契約者本人の口座に振り込まれ、そのまま販売店の指定口座への振込まで行ってくれるのが一般的です。
あとは納車を待つばかりですが、そのあいだに自動車保険への加入を済ませ、納車日から補償が受けられるように準備しておきましょう。

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  • この記事の内容は、2023年12月時点の内容です。今後の商品改定等によって補償内容等が変更になる可能性があります。
  • この記事の内容は、2023年12月時点の法令等にもとづいて作成しています。

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