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車のコーティング

2022.11.22

車中泊で注意したいポイントとは?あると便利なグッズも紹介

車のコーティング

2022.11.22

車中泊で注意したいポイントとは?あると便利なグッズも紹介

近年、注目が集まっている「車中泊」。実際にやってみる方も増えていますが、準備不足から失敗したり、トラブルになったりすることもあります。
ここでは、車中泊をするなら押さえておきたいポイントと、あると便利なグッズについてご紹介します。

車中泊をするなら押さえておくべきポイント

快適な車中泊をするために、最低限押さえておきたいのはどのような点でしょうか。主なポイントを見ていきましょう。

気温(暑さ、寒さ)

停車中はエンジンを切らなければいけないので、就寝中にカーエアコンは使えません。また、防犯上窓を開けて寝るのは避けたいはずですし、暖房器具の使用にも限りがあるので、暑さ・寒さ対策は必須です。
暑さについては、夏場は例えば北海道に滞在するなど、涼しい地域で過ごすのが基本になります。寒さについては、マットや羽毛布団、寝袋など、しっかり保温できるものを用意しましょう。

寝心地

体を休めるには、フラットな横になれるスペースが必要です。たとえ小さなデコボコでも、その上で一晩寝れば背中や腰が痛くなったり、疲れが十分にとれなかったりするので、必ずフラットな就寝スペースを用意しましょう。車は、座席を倒せばフルフラットになるものを選び、車中泊用のマット等を用意するのがおすすめです。

プライバシーの確保

就寝中に外から丸見えなのは防犯上良くないので、必要なときはすべての窓を覆えるように、カーテンやシェードを用意しておいてください。遮光性の高いものを選べば、まぶしい街灯の光なども遮ってくれます。

電源の確保

電気が使えれば、スマートフォンの充電、家電を使っての調理、小型扇風機で涼をとるなど、できることが一気に広がるので、快適な車中泊生活のためには電源の確保が必須です。少し値は張りますが、ポータブル電源を用意するのがおすすめです。

駐車場所の目星

車中泊ができる場所は限られており、駐車場での仮眠は認められていても、車中泊はNGというところも多々あります。
車中泊ができる場所としては、日本RV協会が認定した車中泊専用の施設「RVパーク」や、車中泊用の「シェアリングスペース」「オートキャンプ場」などがあります。

入浴場所の目星

車中泊では、どこで入浴するかも考えておく必要があります。RVパークやオートキャンプ場などの施設のほか、銭湯やネットカフェなどが候補となります。車中泊に慣れている方の中には、全国チェーンのフィットネスクラブに加入して、そこの浴場施設を使っている方もいるようです。

車中泊を行うなら、そろえたいグッズは?

車中泊を行うなら、そろえたいグッズは?

安全で快適な車中泊をするために必要なグッズとは、どのようなものがあるのでしょうか。事前にそろえておきたいグッズは、次のとおりです。

ポータブル電源

ポータブル電源

ポータブル電源とは、モバイルバッテリーより高出力・高性能な充電池のことです。容量にもよりますが、だいたい炊飯器ぐらいの大きさで、コンセントやUSBなど複数の差込口がついています。充電OKの施設に立ち寄った際に、ポータブル電源を充電しておけば、車内でスマートフォンの充電や家電を使った調理、冷蔵庫の使用などが可能になるので、本格的に車中泊をするならぜひ持っておきたいものです。

大きさによって容量が違うので、購入の際は使用予定の電気機器の消費電力を考えた上で、対応した容量のものを選んでください。
なお、容量の大きいものはサイズも大きく持ち運びが大変になるので、大きいものを1つ買うよりは、中型のものを2つ用意するほうが使い勝手がいい場合もあります。

快眠グッズ

快眠グッズ

快眠グッズにはマットや寝袋、枕、ブランケットなど、さまざまなものがありますが、まずはフラットな就寝スペースを作ることが優先です。ある程度の分厚さがあり、使わないときはコンパクトに収納しておける車中泊用のマットがおすすめです。フラットな就寝スペースが確保できたら、季節を踏まえて、ほかの寝具を用意しましょう。
寝袋を使う場合は、防寒を重視するなら防寒性能に優れた「マミー型」、オールシーズン使いたいなら「封筒型」がおすすめです。丸洗いできるタイプなら、頻繁に使っても清潔を保てます。

■マミー型の寝袋

マミー型の寝袋

■封筒型の寝袋

封筒型の寝袋

カーテンやシェード

カーテンやシェード

日中の仮眠ならまだしも、夜に車内で眠る際、外から車の中が見える状態は望ましくありません。防犯上も良くないので、窓全体をしっかり覆えるカーテンをつけるのが理想です。
カーテンレールを取り付けてもいいですが、窓枠にピッタリはまるように加工した段ボールでふさぐ方法や、窓の周りにベルクロテープ(面ファスナー)を取り付けた上で、窓の大きさに合わせてカットした布地側にもベルクロテープを取り付けて、両者を固定して目隠しする方法もあります。

気温対策グッズ

気温対策グッズ

暑さ・寒さに備えて、車用の網戸や小型扇風機、湯たんぽ、電気毛布などを用意しておくと、快適に過ごせます。夏に網戸があれば、風を取り入れつつ虫を遮断できるでしょう。バックドアに取り付けられる防虫ネットも販売されています。

■車中泊を始める前にそろえたいグッズリスト

車中泊を始める前にそろえたいグッズリスト

車中泊であると便利なグッズは?

前述したあらかじめ用意しておきたいグッズに加えて、次のようなグッズがあると、車中泊がより快適になります。車中泊に慣れてきたら、必要を感じたものからそろえていくのがおすすめです。

ミニテーブル

車中泊では車内で食事を作ったり、とったりすることもありますが、車の中には食べ物・飲み物を安定して置ける平面が基本的にはありません。
ミニテーブルがあれば、落ち着いて食事を作ったり、とったりできるので便利です。使わないときはたたんでおけばいいので、場所もあまりとりません。

クーラーボックスやポータブル冷蔵庫

クーラーボックスやポータブル冷蔵庫があれば、食品を保存したり、夏場に冷たい物を飲んだりすることができます。まとめ買いもできるため、食費の節約にもつながるでしょう。
クーラーボックスはかさばりますが、しっかりしたつくりのものなら、簡易のテーブル代わりになるものもあります。ポータブル冷蔵庫を使うにはポータブル電源が必要なので、おおよその使用電力をあらかじめ把握して、準備しておくことが大切です。

照明

車内灯をつけるとバッテリーを消費してしまうので、別に照明があると便利です。車内で使うには、電池式やソーラー充電式のランタンが向いています。ヘッドライトを用意しておけば、トイレに行くときなども便利です。

電気調理器具

炊飯器や電気ケトルといった電気調理器具があれば、火を使わずに車内で調理ができます。外食が続くとどうしても費用がかさみがちです。電気調理器で自炊を楽しめるようになれば、食費の節約にも役立ちます。

ポータブルトイレ

車中泊では、トイレは宿泊場所のものを利用したり、公共施設を利用したりするのが基本です。ただ、小さな子供といっしょに車中泊をしている場合などは、備えておくと安心です。

車中泊は、安心・快適な環境や準備を整えてから始めよう

車中泊は、安心・快適な環境や準備を整えてから始めよう

車中泊をしながら全国さまざまな地域を巡れば、費用を抑えつつも多くの体験ができ、充実した思い出ができるはずです。車中泊を快適で安全なものにするためにも、今回ご紹介したような寝具やポータブル電源などを用意し、駐車場所などの下調べを行い、万が一に備えて任意の自動車保険に加入しておくことも大切です。

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新車を購入したばかりで車中泊を検討している方、これから愛車で車中泊を検討している方などは、この機会に自動車保険の加入や見直しをご検討ください。

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