「晴れやか世代」改定のご案内
2021年7月1日以降を始期とするご契約から、「晴れやか世代」の商品内容および保険料を改定いたします。
なお、改定後の商品内容の詳細につきましては、「商品パンフレット」または「ご契約のしおり(普通保険約款・特約)」をご覧いただきますようお願い申し上げます。
1.商品名・普通保険約款の改定
- 適用する普通保険約款を「パーソナル生活補償保険普通保険約款」に改定します。
- ご契約時の満年令が70才から89才の個人のお客さまには、「晴れやか世代(特定傷害保険)」をご契約いただいておりますが、商品改定に伴い、「GK ケガの保険 シルバー(パーソナル生活補償保険)」にてご契約、ご継続いただくことになります。
- 「GK ケガの保険 シルバー」は、ケガにより死亡・後遺障害が発生した場合の補償や、入院・通院した場合の補償等をご用意した商品です。
2.主な改定事項
商品改定による主な改定事項は次のとおりです。ご契約いただいている内容によっては、改定前の条件が一部異なる場合があります。詳細は、代理店・扱者または当社までお問合わせください。
- (1)ご選択いただく契約タイプの改定
- 「晴れやか世代」では、基本となるケガの補償とオプション補償(特約)を組み合わせた契約タイプから、ご希望のセットをご選択いただいていましたが、「GK ケガの保険 シルバー」では、基本となるケガの補償を8つの契約タイプの中から選択し、オプション補償(特約)は任意に選択できるよう改定します。
- 基本となるケガの補償について、以下の補償を追加します。
【すべての契約タイプ(8契約タイプ)で補償があるもの】
- 傷害後遺障害補償(後遺障害等級第1~3級限定)
【契約タイプに応じて入通院補償を部位・症状別払と以下のいずれかから選択するもの】
- 傷害入院の日額補償(1事故において支払限度日数30日)
- 傷害通院の日額補償(保険期間中の通算の支払限度日数30日)
- (2)疾病や心神喪失、入浴中の溺水に起因するケガを補償対象に追加
「GK ケガの保険 シルバー」に自動セットされる傷害補償(疾病起因・心神喪失起因傷害補償型)特約では、入浴中の溺水、疾病(認知症を含む)等によって発生したケガに対しても傷害死亡保険金等をお支払いします。ただし、疾病による死亡や疾病による入通院等はお支払いの対象とはなりませんのでご注意ください。
また、本特約において保険金をお支払いするケガが次のいずれかの影響で重大となった場合でも、その重大となった結果に対して保険金をお支払いします。- ①ケガを被った時に既に存在していた身体の障害または疾病の影響
- ②ケガを被った後にその原因となった事故と関係なく発生したケガまたは疾病の影響
なお、「GK ケガの保険 シルバー」では、傷害部位・症状別保険金補償特約、傷害長期入院保険金支払特約、傷害長期入院時一時保険金支払特約、傷害医療費用保険金支払特約でも同様の改定を行っています。
- (3)「日常生活賠償特約」の改定
- 国内で発生した事故による賠償責任のみを補償していましたが、国外で発生した事故による賠償責任を新たに保険金のお支払対象とします。また、誤って線路に立ち入る等により電車等を運行不能にしてしまった場合に発生する賠償責任(国内のみ)も新たに保険金のお支払対象とします。
- 「罰金、違約金または懲罰的賠償額に対する損害賠償責任」を「保険金をお支払いしない場合」に追加します。
- (4)「携行品特約」から「携行品損害補償特約(1事故限度額型)」への移行
新たな特約に移行し、補償内容を以下のとおり改定します。
- 保険金のお支払額は、保険期間を通じて携行品保険金額が限度でしたが、保険期間を通じた限度額を廃止します。なお、1回の事故あたりの保険金のお支払額は、携行品損害保険金額が限度となります。
- 保険の対象に「乗車券等」、「定期券」、「印章」を新たに含めます。
- (5)「生活サポート一時金支払特約」の廃止
補償ラインアップの見直しに伴い、「生活サポート一時金支払特約」を廃止します。
- (6)「傷害による家事代行費用等支払特約」から「傷害による家事代行費用等補償特約」への移行
- 新たな特約に移行し、補償内容を以下のとおり改定します。
- 補償対象となる費用にベビーシッター雇入費用、託児所・保育所等の費用を追加します。
- 入院対象者に加え、入院対象者と生計を共にする親族を新たに被保険者に追加します。
- お支払いする保険金の額を、以下のとおり改定します。
- 入院対象者の親族に対して支払う代行費用は、保険金支払対象となる費用には含みません。
- 新たな特約に移行し、補償内容を以下のとおり改定します。
- 新たな特約に移行し、補償内容を以下のとおり改定します。
- 補償対象となる費用にベビーシッター雇入費用、託児所・保育所等の費用を追加します。
- 入院対象者に加え、入院対象者と生計を共にする親族を新たに被保険者に追加します。
- 「保険金をお支払いしない場合」について、以下のとおり改定します。
- ①「治療を目的として医師が使用した場合以外における入院対象者の麻薬等の使用によって発病した疾病」を追加します。
- ②「入院対象者の性病」を削除します。
- お支払いする保険金の額を、以下のとおり改定します。
- 入院対象者の親族に対して支払う代行費用は、保険金支払対象となる費用には含みません。
保険契約の失効や重大事由による解除等の場合の返還保険料の計算方法を日割から月割に改定します。
- 同性パートナー(戸籍上の性別が同一であるが、婚姻関係と異ならない程度の実質を備える状態にある方)を新たに「配偶者」に含めます。
- ただし、普通保険約款に定める「保険金の請求」における代理人としての配偶者等のように、「法律上の配偶者」に限定している場合については同性パートナーは含みません。
通院の定義に訪問診療およびオンライン診療(注)を追加します。
- (注)オンライン診療とは、公的医療保険制度における医科診療報酬点数表のオンライン診療料の算定対象となる診療行為をいいます。
3.特約の新設
前記2.で記載した特約以外で、新設する特約は以下のとおりです。
- (1)「熱中症危険補償特約(死亡補償対象外型)」
急激かつ外来による日射または熱射により被った身体の障害についても、傷害後遺障害保険金、傷害入院保険金、傷害手術保険金、傷害通院保険金をお支払いします。なお、傷害死亡保険金は補償対象とはなりません。
- (2)「食中毒補償特約(条件付死亡補償型)」
- 細菌性食中毒およびウイルス性食中毒により被った身体の障害についてもケガに含まれるものとして、傷害死亡保険金、傷害後遺障害保険金、傷害入院保険金、傷害手術保険金、傷害通院保険金をお支払いします。
- ただし、傷害死亡保険金については、約款所定の特定の時間帯または特定の場所にいる間(就業中(通勤途上を含みます。)、学校等の管理下中、旅行中(日帰りの国内旅行は含みません。)、団体の管理下中、行事参加中、施設内入場中等)において細菌性食中毒またはウイルス性食中毒の原因となった食物を摂取した場合に限りお支払いします。
- (3)「救援者費用等補償特約」
救援対象者(基本となるケガの補償の被保険者)が約款所定の要件に該当した場合に、被保険者(救援対象者のご親族等)が負担した捜索救助費用、交通費、宿泊料、移送費用または諸雑費を保険金としてお支払いします。
- (4)「行方不明時捜索費用補償特約(救援者費用等補償特約用)」
- 救援対象者(基本補償の被保険者)が日本国内において行方不明となり、行方不明者届が警察署に受理された日の翌日の午後12時までに発見されなかった場合に、その捜索のために被保険者(救援対象者のご親族等)が負担した捜索費用等をお支払いします。
- 「救援者費用等補償特約」をセットしたご契約において、自動セットされます。
- (5)「弁護士費用特約」
日本国内における偶然な事故により被害が発生し、被保険者がその被害に関して損害賠償請求を行うための弁護士費用等や法律相談費用を負担した場合にその費用をお支払いします。
- (6)「受託物賠償責任補償特約」
受託物を住宅内保管中または一時的に住宅外で管理している間に、損壊・紛失・盗難が発生し、受託物について正当な権利を有する方に対して法律上の損害賠償責任を負った場合に保険金をお支払いします。
- (7)「育英費用補償特約」
- 扶養者(保険証券記載の方)が、ケガにより事故の日から180日以内に死亡または約款所定の後遺障害が発生したことにより、被保険者が扶養されなくなった場合に保険金の全額をお支払いします。
- 育英費用補償特約固有で被保険者を設定します(保険証券の育英費用被保険者欄記載の方が、育英費用補償特約の被保険者となります。)。
- (8)「ホールインワン・アルバトロス費用補償特約」
日本国内のゴルフ場において、アマチュアゴルファーである被保険者が、基準打数(パー)35以上の9ホールをラウンドするゴルフ競技中に、ホールインワンまたはアルバトロスを達成したことにより、慣習として贈呈用記念品購入費用、祝賀会費用等の費用を負担した場合に保険金をお支払いします。
4.料率改定実施に伴う保険料の改定
料率改定を実施し、保険料を改定します。お客さまの保険料は、ご契約、ご継続のご案内に際して、代理店・扱者からご案内申し上げます。
5.生活サポートサービスの拡充
日常生活に役立つさまざまなサービス「生活サポートサービス」をご用意しております。「認知症・行方不明時の対応相談」として以下のサービスを追加します。
認知症・行方不明時の対応相談(年中無休24時間対応) |
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6.現在のご契約(満期を迎えるご契約)が「晴れやか世代」以外のお客さま
- ご家族も被保険者に含むご契約が満期を迎えるお客さまにつきましては、被保険者ご本人以外のご家族の方について、別途ご契約手続が必要となります。
- 交通事故のみを補償の対象とするご契約の満期を迎える70才~89才のお客さまの場合は、「GK ケガの保険 シルバー」にてご継続いただくことにより、補償の対象となる傷害事故の範囲が次のとおり変更となります。
ご継続商品として、交通事故によるケガのみを補償の対象とする商品はご用意しておりません。