見守るサイバー保険

見守るサイバー保険は、サイバー保険本来の機能に加え、サイバー事故を“未然に防ぐ”機能とサイバー事故の“影響を減らし回復を支援する”機能を付加したサービス一体型商品です。

「見守るサイバー保険」動画

「見守るサイバー保険」の概要

「見守るサイバー保険」は、ウイルス感染対策サービスである「防検サイバー・見守るサイバーモード」と事業者向けのサイバー保険「サイバープロテクター」を一体化させたパッケージ商品です。
「防検サイバー・見守るサイバーモード」をインストールした端末においては、リアルタイムでウイルス感染の有無が監視され、万一ウイルスが侵入してきた際にはウイルスを隔離し、アクセスログが保全されます。
これによりウイルス感染による重要なデータの漏えいや消失などのリスクを大きく低減させることが可能です。
「見守るサイバー保険」の導入により、事故の被害の拡大防止と経済的損失の最小化をワンストップに実現することができます。

「防検サイバー・見守るサイバーモード」の機能

「防検サイバー・見守るサイバーモード」は一般的にEDR(Endpoint Detection and Response)と呼ばれるセキュリティサービスであり、業務に使用しているパソコンなどの端末に1台ずつ専用ソフトをインストールすることでサイバー攻撃の被害拡大を防止する効果があります。
「防検サイバー・見守るサイバーモード」の機能は大きく4つに分かれます。

機能 概要
①監視・検出

インストールした端末に対するウイルスの侵入を常時監視し、不正なプログラムの侵入を検知した場合には即時お客さまにアラート(警告)を発出します。AIを用いた機械学習による検出に加えて、専門アナリストによる解析も交えた精度の高い検出を行います。
②防御

防検サイバー・見守るサイバーモードが明らかに不正なプログラム(ウイルス)であると判別したものについては端末への侵入を防御します。防検サイバー・見守るサイバーモードにおいてはAIによって検出の精度を向上させることができ、未知のウイルスを含めてお客さまの端末への侵入を防御することができます。
③隔離

不正なプログラムが万が一端末に侵入してきた場合、防検サイバー・見守るサイバーモードが迅速に該当のプログラムを検知し、他の端末やネットワークへ伝染しないよう隔離を行います。これにより万が一ウイルス感染が発生した場合でもその被害を最小限に抑えることができます。
④ログ保全

不正なプログラムが万が一端末に侵入してきた場合、該当端末の直近のアクセスログを早期に保全(記録)します。これにより感染経路の把握や被害範囲の確認など、その後の事故対応において必要な調査を円滑に進めることができ、早期復旧をサポートできます。

EDRと他のセキュリティ商品の役割の違いについて動画でわかりやすく説明します。

「防検サイバー・見守るサイバーモード」のサービス料金

「防検サイバー・見守るサイバーモード」のサービス料金はお客さまが必要なインストーラーの数によって異なります。インストーラーは貴社の端末数にあわせてご購入いただきます。

1インストーラー(ライセンス) 13,200円(税込)/年
  • 契約始期日時点で、21ライセンス以上お申込みの場合には、サービス料金に割引が適用されます。詳細は代理店・扱者または当社までお問い合わせください。

事業者向けサイバー保険「サイバープロテクター」

サイバープロテクター

サイバープロテクターでは情報漏えいなどの被害者に対する法律上の賠償責任を負担することによる損害と、サイバー攻撃を受けた際の原因・被害範囲の調査、システム復旧などにかかる費用損害を補償します。

  • サイバープロテクターについてのご説明はこちらをご覧ください。
  • 日本商工会議所・全国中小企業団体中央会のサイバー保険制度については、各団体HP掲載のパンフレットをご覧ください。

「見守るサイバー保険」の特長

初動対応に必要な各種費用の補償が可能

「防検サイバー・見守るサイバーモード」がサイバー攻撃を検知した場合、事故の原因を調査する費用や被害の拡大を防止する費用等、緊急対応として必要となる各種費用の保険金請求が可能となることで、迅速な初動対応を実現し、被害の拡大を防ぐことができます。

ウイルス感染対策から事故対応までワンストップで対応が可能

ウイルス感染により
想定される事故例
取引先を名乗るメールに記載のURLをクリックしたことにより、業務に使用しているパソコンがウイルス感染した。その結果、お客さまや取引先に関する情報を保存しているサーバへのアクセスができなくなった。

「見守るサイバー保険」にご加入の場合の対応フロー