活動レポート

  • 大会結果
  • 2021年04月24日

「アジア選手権」で古谷純平選手が3位!

表彰台で笑顔を見せる古谷選手
写真:アフロスポーツ

4月24日(土)、広島県・廿日市市で「アジア選手権」が開催され、当社トライアスロン部から古谷純平選手、小田倉真選手が出場し、古谷選手が3位に入賞しました。

大会結果詳細

3位 古谷純平 1時間50分29秒
5位 小田倉真 1時間52分11秒

※本大会は、スイム1.5km、バイク40km、ラン10kmのスタンダード・ディスタンス(51.5km)で開催されました

  • 古谷選手
  • 小田倉選手
  • 古谷選手

写真:アフロスポーツ

選手コメント

古谷純平選手

皆さま、いつも温かいご支援とご声援をいただきありがとうございます。
約1年半ぶりとなる国際レース、アジア選手権に日本代表として出場してきました。
まずはコロナ禍の中、大会開催にあたりご尽力いただいた大会関係者の皆さまに感謝しております。また、今大会も昨年の日本選手権に続き、オンラインで応援できるように新たなシステムを構築して下さった皆さん、そして今大会を迎えるにあたって約4週間の合宿に送り出して下さった皆さんには本当に感謝しています。
2017年、2018年とアジア王者のタイトルを手にし、今大会は王者奪還を目標にしていましたので、3位という結果は悔しいですが、一喜一憂する必要はないと思っています。
今大会で私が嬉しく思っていることは、前回大会の王者である香港のオスカー選手(今大会4位)をおさえ、日本人で表彰台を独占できたことです。現在、日本男子のレベルは急激に上がっています。特にランのパフォーマンスの向上は顕著で、数名だけではなく、男子チーム全体が確実にレベルアップしています。前回の2019年大会では日本人選手全員がオスカー選手にラン勝負で敗北を喫しましたが、今大会では3位の私もオスカー選手に1分以上(優勝のニナー選手とは2分半)の差をランでつけて勝利しています。この結果からも日本男子のレベルアップは明らかです。
東京オリンピックの代表権を勝ち取るためには、3週間後のワールドトライアスロン・横浜で世界の強豪選手を相手に戦うことになります。その中で16位以内かつ日本人2位以内の結果であれば代表権を確実なものにすることができます。数年前までは世界選手権シリーズで日本男子選手がトップ16に入ることなんて考えられませんでしたが、現在はかなり現実味を帯びています。
東京2020延期の影響で、長い長い選考期間となりましたが、泣いても笑っても残り3週間でその代表が決まる可能性があります。まずはここまで最大限のバックアップ・そして私の活動を支え続けて下さった関係各位に対しての感謝の気持ちを忘れず、私が大会に臨むにあたっていつも大切にしている「120%の準備」をして大会当日を迎えたいと思います。
皆さま、引き続きご支援ご声援のほどよろしくお願いします!

小田倉真選手

皆さま、いつも温かいご支援とご声援ありがとうございます。
今大会では久々の大会かつ51.5㎞のレースで緊張しましたが、3月~4月に取り組んできた高地トレーニングの成果を発揮し優勝することを目指してレースに臨みました。
スイムではスタートポジションの選択で、他の日本選手が中央を選んでいましたが、私は同じ泳力の選手が揃ってしまうと混戦から抜けられずに力をロスしてしまうと考え、インサイド側を選びました。スタートしてから前半までは予想どおり混戦に巻き込まれることなく進められましたが、2周目に入って2人の選手に並ばれて前の選手との差が開いてしまいました。終盤でその開いた差を縮め、先頭から8秒差でスイムを終えました。
バイクに入ってから目の前を走行していた選手2名をつかまえ、後ろから合流した佐藤錬選手と4名でローテーションし、先頭を追走しましたが、集団として機能できずバイクパートを終えた時には先頭と2分以上の差が開いていました。ランに移り3周目に入った時に前を走るオスカー選手(香港)のペースが落ちていると聞き、4位を目指して走りましたが、追いつけずに5位でおえました。
久々のスタンダードディスタンスということもあり、後半のことを考え過ぎて消極的なレース展開になってしまいました。次回のワールドトライアスロン・横浜では積極的に攻めるレースができるように準備します。
引き続き、温かいご支援とご声援のほどよろしくお願いします。