小田倉真選手

皆さま、いつも温かいご支援とご声援ありがとうございます。
今大会もワールドカップということで世界からレベルの高い選手が集いました。また、バイクパートは10%の登り坂が1キロ以上あるコースを6周するとてもタフなコースでした。
2年前も出場した際は、残り2周で集団から離れてしまったため、最後まで先頭集団で展開することと、ランに入ってからどれだけ先頭に着いていけるかを課題に臨みました。
スイムではスタート直後は混戦がありましたが、約300m地点では4番手につけることができました。
そのまま先頭との距離を常に確認しながら泳ぎ、5番目でスイムパートを終えました。
先頭の選手が見える位置でバイクをスタートさせ、序盤は登り坂で一度離されるも、先頭集団に入りました。その後も毎周の登り坂で他の選手のペースアップはありながらも対応し、最終周まで先頭集団で展開しました。しかし、残り3km地点で自転車の後輪がパンクしてしまいました。残りの距離はわずかでしたので、焦りながらもゆっくり走行したり、自転車から降りて走ってトランジションまで向かいました。
先頭集団とは約1分以上離されたなかでランニングをスタートし、諦めずに1つでも高い順位を取ることを考えて先頭集団にいた選手達を追いかけました。
何名か先頭集団にいた選手を追い抜かしましたが、最終的には21位という結果で終えました。
レースの内容としては、パンクしたことがもったいなく、目標としていた順位や獲得ポイントが取れなかったことはとても悔やまれますが、パフォーマンスとしては順調に回復していて安心できた大会でした。
次戦はいよいよ日本選手権になります。今大会で得られた自信を大切にし、皆さまの前で元気のあるパフォーマンスをお見せできるようにがんばります。
引き続き、ご支援とご声援のほどよろしくお願いします。