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季節のそなえ

2019.04.11

【GW10連休!その前に】家を留守にするときに気をつけたいこと

季節のそなえ

2019.04.11

【GW10連休!その前に】家を留守にするときに気をつけたいこと

今年のGWは10連休となり、旅行などで長期間家を空ける方も多いのではないでしょうか。留守宅で怖いのが、空き巣や、火の元の消し忘れなどによる火災です。今回は、家を留守にする際に改めて見直したい外出時の防犯や火災などの対策、チェックポイントをご紹介します。


戸締りは基本!防犯設備も取り入れて

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侵入場所のトップは窓!まずは忘れずに戸締りを
警察庁の「住まいる防犯110番 手口で見る侵入犯罪の脅威」によると、平成29年の侵入窃盗犯における侵入口は約半数が「窓」となっています。特に、一戸建てと3階建て以下の集合住宅では、約6割の侵入口が窓に集中しています。
そして侵入手段で最も多いのが、なんと施錠していない窓から入る「無締り」。この結果からも、まずはもれなく戸締りをすることが重要だとわかります。

補助錠やガラスフィルムの設置も有効
「無締り」の次に多い侵入手段は「ガラス破り」です。手慣れた侵入者であれば、ドライバー1本で目立たぬようにガラスを破り、鍵を開けて中へ入ってしまいます。
一方、警察庁によると、侵入に5分以上かかると、約7割の侵入者があきらめるそうです。通常窓の内側に取り付けられているクレセント錠とは違う場所に補助錠をつけたり、ガラスを割りにくくするフィルムをつけるだけでも、侵入にかかる時間が長くなり、侵入のハードルはグッと上がります。もちろん、面格子など窓に近づけない設備はさらに有効です。

庭は見通し良く、足場になるものや合いカギは置かない
庭にたくさんのものが置かれていると、侵入者にとっては身を隠す絶好の環境になってしまいます。大きな植木鉢やバケツ、脚立など、高いところへ侵入するための足場になってしまうようなものも、外に置きっぱなしにするのは望ましくありません。
また、万が一の時に……と、植木鉢や玄関マットの下に合いカギを置くのも、侵入者に発見されてしまう可能性もあるため避けてください。

「留守の目印」を残していませんか?

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新聞・郵便は不在届を、宅配は不在通知メールなども
新聞や郵便のたまった郵便受けは、留守のサインになってしまいます。新聞販売店や最寄りの郵便窓口で不在届を出せば不在中の配達を止めたり、帰宅後にまとめて受け取ったりすることができますので、あらかじめ手続きをしておきましょう。
また、ポストからはみ出した宅配の不在票などで留守を知られてしまうことも。不在通知メールなどに切り替えておけば、外出先から再配達の手配もできて便利です。

家が万全でも、SNSで「外出中」をアピールしたら台無しに
外出先できれいな風景やおいしいものを撮影したら、SNSですぐ共有したくなるもの。ただ、外出先でのリアルタイムの投稿は『自宅は不在中』と知らせることにもつながります。また、普段からプライバシー設定をしっかり行ったうえで、知らない人に自宅の場所を探られてしまう内容の投稿は避けましょう。旅行中も、チェックイン情報を公開したり「今○○にいます」などとアピールする投稿は避け、帰宅してから旅の思い出を共有するようにすると安心です。

厚いカーテンは閉めない、洗濯物は取り込んで
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侵入者は、侵入しやすい留守宅を探して下見をすることが多いといわれます。昼も夜も厚手のカーテンが閉められていると、長期不在を悟られかねません。また、洗濯物が日をまたいで干したままになっている状態なども、留守のサインになってしまいます。カーテンは薄手のものだけを閉め、洗濯物は家の中に取り込んでから外出しましょう。

タイマー灯やセンサー灯を上手に取り入れる
タイマーで夜間に窓際の灯りや門灯を点けられるようにしておくと、不在中も住人の気配を感じさせることができ、防犯につながります。人感センサーの付いた外灯なども、侵入者にとっては心理的なプレッシャーになるのでおすすめです。ただし、日中も点灯したままだと留守なのが分かってしまいますし、侵入者が寄り付かない場所にセンサー灯を設置しても防犯効果は高まりませんから、設置する際は専門業者の意見も聞きながら慎重に検討しましょう。

警報器や見守りサービスでさらに安心

警報器は周囲の人が異常を見つけるきっかけにも
防犯対策を万全にしていても、留守中にガス漏れ等で火災事故が発生してしまっては大変です。ガス漏れや火災発生を検知して知らせる警報器は留守中でも役に立つことをご存知ですか。住宅用のガス漏れや火災の警報器は誰かが自宅にいる時に鳴ってこそ……と考えるかもしれませんが、住宅密集地や集合住宅などでは屋外にも警報音が届くことがあります。留守中に周囲の人が異常を見つけるきっかけにもなりますから、いざという時に備えて日頃から警報器の点検を怠らないようにしたいところです。家庭用警報器であれば、ボタンを押す、紐を引くなどといった操作で警報音を鳴らし、電池切れがないかなどをチェックできるようになっています。詳細な点検方法は警報器によりますので、調べてみてください。

ガス・電力会社の見守りサービスで異変をキャッチ!
「ガスコンロを消し忘れたかもしれない」という時に、連絡することでガスの供給を一時止めたり、あらかじめ設定した時間を越えてガスが使われている時にお知らせをもらえる……といったガス会社の見守りサービスが登場しています。
また電力会社等では、外出先からスマートフォンの専用アプリを使ってドアを解錠・施錠したり、ご家族の外出や帰宅の通知、留守中の窓・ドアの開閉などを知らせてくれ、万が一の時には警備会社の駆けつけサービスが利用できる見守りサービスを提供しています。まずは自分たちでしっかり戸締りや電気・ガス機器の確認をすることが大切ですが、こうしたサービスをうまく取り入れれば、より安心して外出できます。

外出直前は荷造りなどで時間に追われ、戸締りなども慌てて済ませてしまいがちです。日頃から余裕のある時に、外出時に施錠チェックが必要な窓や出入口、消し忘れのチェックが必要な家電機器などをリストアップして、家族と共有しておくと安心です。

参考:
警察庁「住まいる防犯110番」
https://www.npa.go.jp/safetylife/seianki26/top.html

警視庁「侵入窃盗の防犯対策」
https://www.keishicho.metro.tokyo.lg.jp/kurashi/higai/akisu/akisu.html

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