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日頃のそなえ

2019.02.21

【子どもを守るために】不審者を避けるポイント

日頃のそなえ

2019.02.21

【子どもを守るために】不審者を避けるポイント

入園・入学など、初めて子どもだけで外出する機会が多いタイミングに、まずしっかりと考えておきたいのが「不審者によって危険な目に遭わないための対策」です。判断力も抵抗する力もまだ未熟な子どもが安全に過ごせるよう、両親や周りの大人が傾向と対策をしっかりと押さえておきましょう。


どんな場所や、どんな子どもが狙われやすいのか

不審行為は「声かけ」、被害場所は「路上」が多い
千葉県警が公表している不審者情報の分析によると、子どもが被害者となった不審行為で最も多いのは「お菓子を買ってあげる」「名前は? お家はどこ? 送ってあげる」「車に乗せてあげる」「お小遣いをあげる」などの「声かけ」で4割近く。以降「つきまとい」や「露出」が続いています。
同じ調査によると、被害に遭う場所で最も多いのは「路上」で実に7割近く。不審行為を行なった当事者、つまり不審者側を対象とした愛知県警の調査でも、「路上」は「声かけ等の不審行為がやりやすい場所」として最も多く挙げられています。

「1人でいる」「小学生」「下校時間」が狙われやすい
同じ千葉県警の分析では、幼児よりも小学生の子どもたちの被害が多いとされています。子どもたちだけで行動することが増え始める一方で、判断力や抵抗する力はまだまだ未熟な小学生。さらに、複数でいる時よりも1人の時、そして14時~17時といった下校の時間帯に、特に多くの被害が発生しています。

不審者は「いかにも不審」な恰好をしていない
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帽子・マスク・サングラスといえば不審者が身につけているアイテムだと思いがちですが、愛知県警の調査によると「3種類を同時に着用する」という不審行為者はほとんどおらず、むしろ「いずれのアイテムも身に着けていない」という回答が7割を超えています。見た目だけで「怪しい」と判断するのは難しいとみていいでしょう。

子どもを危険な目に遭わせないための5つのポイント

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1.「知らない人について行かない」を徹底させる
声かけなどの手口には、保護者の想像を超えるさまざまなものがあります。先に紹介した通り、見た目で判断することも難しいため、子どもたち自身に不審者かどうかの見極めをさせるのはたいへん危険なことです。
防犯標語「イカのおすし」(ついて“いか”ない、車に“の”らない、“お”おきな声を出す、“す”ぐ逃げる、“し”らせる)でも筆頭に挙げられている「知らない人について行かない」を、どんな時でも必ず守るように言い聞かせましょう。また、声をかけてきた人に不用意に返事をしたり、近寄ったりしないように子どもに伝えましょう。

2.「知らない人」の意味をきちんと確認する
子どもは、公園で遊んでいるときによく見かける人やあいさつしてくれる人を「知っている人」と判断してしまう場合があります。「見たことがない人」というだけでなく、「名前を知らない人」、「どこに住んでいるのかわからない人」などは「知らない人」であるということを、しっかりと理解させるようにしましょう。

3.大声を出す、防犯ブザーを使うなどの練習をさせておく
危険を感じたときは大声を出したり、防犯ブザーを使用したりすると、周囲の人へ異常を知らせることにもなりますし、不審者が逃げ出す可能性が高くなります。
ただし、頭でわかっていても、とっさの対応はなかなか難しいもの。日頃から練習させておくと安心です。また、緊急時にきちんと使えるよう、定期的に点検を行いましょう。
防犯ブザーは、学校によっては生徒に配布されることもあるほど、効果的な対策です。安価な商品だと数百円から、一般的な商品でも1,000円~2000円程度の手頃なものが多いので、ぜひ取り入れてみてください。あらかじめ見えるように持ち歩かせることも重要です。

4.外では1人で行動させないようにする
子ども1人での行動は、いざというときの判断にも影響しますし、不審者に連れ去られそうになった時に抵抗する力も複数でいる時より弱くなります。狙われやすい下校時や近所へ遊びに出かける際はもちろん、家族で外出した際のトイレなども大人が付き添ったり、子ども同士数人で行かせるなど、子どもを一人にしないようにしましょう。人目につかない場所や、引きずり込まれやすいところ、暗い場所などに近づかせないようにすることも大切です。歩き慣れている通学路でも、夜になると明かりが少なく危険な場合もあるので注意が必要です。

5.家族が子どもの外出時の予定や不審者情報を把握しておく
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子どもに外出予定(行先、帰宅時間、同行者など)をきちんと知らせるよう習慣づけさせると、早めにトラブルに気付くきっかけとなったり、助けるための手がかりも多くなります。万が一、帰りが遅くなる場合や、どうしても1人になってしまう場合には、電話で連絡をさせることも大切です。加えて、外出先や自宅近辺の不審者情報を押さえておけば、あらかじめそのエリアに近寄らせないといった対策も可能です。学校や警察署の情報はもちろん、日本不審者情報センター(https://fushinsha-joho.co.jp/)の情報なども参考になるでしょう。

防犯ブザー以外にも! 子どもに持たせたい防犯アイテム

防犯アイテムと聞くと防犯ブザーが思いつきますが、それ以外にも持たせておくと安心なアイテムがあります。以下のチェックリストを参考に、持ち物を見直してみましょう。

□防犯ブザー
いざというときにすぐに使えるように、鞄の外側やズボンのベルトなど、とっさに手が届くところに取り付けてください。

□ホイッスル
ポケットなどに入れておきましょう。防犯ブザーが故障してしまったときでも、ホイッスルを吹いて周囲の人に危険を知らせることができます。

□テレホンカード
携帯電話を持たせている場合でも、充電が切れてしまった際などに備えて持ち歩かせるようにしましょう。公衆電話の場所、使い方、連絡先などは事前に確認するようにしてください。

□携帯ライト、懐中電灯
どうしても暗い道を歩かなければならないときに、ライトで道を照らしながら歩くように教えましょう。子どもでも使いやすいような小型のものがおすすめです。

そのほかにも、不審者に名前を見られないように名札を隠すアイテムや、防犯ブザーとしての役割も果たすキッズ携帯など、さまざまな防犯アイテムがあります。

不審者の手口も年々巧妙化しており、「見るからに怪しい人にだけ気を付ければいい」という状況ではなくなっています。大人が気を付けてあげるのはもちろんですが、お子さんにも、知らない人についていかない、人目につかないところに近づかないなど、注意を促すことが重要です。

参考:
愛知県警察本部 子ども女性安全対策課
「子供に対する声かけ・つきまとい等の情報件数・分析結果」
https://www.pref.aichi.jp/police/anzen/shijo/documents/h30kodomo.pdf

千葉県警察「子供を犯罪から守りましょう!」
http://www.police.pref.chiba.jp/seisoka/safe-life_protect-child_00.html

長野県警察「子供の安全を守るためにできること」
https://www.pref.nagano.lg.jp/police/anshin/kodomojosei/kodomo/anzen.html

埼玉県警察「子どもを犯罪から守るためのポイント」
https://www.police.pref.saitama.lg.jp/c0011/kurashi/seihanzai-boushi2.html

警察庁「みんなで気をつけて事件をふせごう!」
https://www.npa.go.jp/safetylife/seianki75/kodomo_bouhan_text.pdf

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