活動レポート

  • 大会結果
  • 2019年02月10日

「2019グランドスラム・パリ」で近藤亜美選手が優勝!

優勝した近藤選手(左から二人目)

2月9日(土)~10日(日)、フランス・パリで「2019グランドスラム・パリ」が開催され、当社女子柔道部から3名の選手が出場し、近藤亜美選手(48kg級)が優勝、玉置桃選手(57kg級)、鍋倉那美選手(63kg級)が3位に入賞しました。
※入賞者には、IJF(国際柔道連盟)ランキングポイントが加算されます。(1位1000点、2位700点、3位500点、5位360点)

大会結果詳細

女子48kg級

優勝 近藤亜美(当社)
準優勝 クラスニキ(コソボ)
3位 バウガルニー(フランス)
3位 ガルバドロフ(カザフスタン)

近藤亜美選手 優勝(IJFランキング5位⇒4位)

  ※ランキングは大会出場時点⇒現時点です

2回戦 近藤選手 ○一本(隅落)         マルティネス(スペイン)
3回戦 近藤選手 ○一本(袈裟固)        セントウラク(トルコ)
4回戦 近藤選手 ○一本(合技 大内刈・袈裟固) バウガルニー(フランス)
準決勝 近藤選手 ○一本(GS横四方固)     ガンバタール(モンゴル)
決勝  近藤選手 ○一本(小内刈)        クラスニキ(コソボ)

女子57kg級

優勝 クリスタ・デグチ(カナダ)
準優勝 クリムカイト(カナダ)
3位 玉置 桃(当社)
3位 キム・ジス(韓国)

玉置桃選手 3位(同9位⇒8位)

2回戦   玉置選手 ○優勢(隅落)          シーシク(フランス)
3回戦   玉置選手 ○優勢(GS隅落)        カイ・ク(中国)
4回戦   玉置選手 △一本(大外刈)         クリスタ・デグチ(カナダ)
敗者復活戦 玉置選手 ○一本(合技 一本背負投・隅落) ルスボー(フランス)
3位決定戦 玉置選手 ○一本(崩上四方固)       ルハルバトゴー(モンゴル)

女子63kg級

優勝 アグベニューヌ(フランス)
準優勝 ティナ・トルステニャク(スロベニア)
3位 鍋倉那美(当社)
3位 レスキー(スロベニア)

鍋倉那美選手 3位(同3位⇒3位)

2回戦   鍋倉選手 ○一本(合技 体落・大外刈) シ・クイジャン(中国)
3回戦   鍋倉選手 ○優勢(GS 技有・小外掛) チョー・ユンソル(韓国)
4回戦   鍋倉選手 ○一本(反則)        能智亜衣美(了徳寺学園)
準決勝   鍋倉選手 △一本(反則)        ティナ・トルステニャク(スロベニア)
3位決定戦 鍋倉選手 ○一本(大外刈)       ピナード(カナダ)

  • 3位に入賞した玉置選手(右から二人目)
  • 3位に入賞した鍋倉選手(表彰台右から二人目)

選手コメント

近藤亜美選手

今回も沢山の応援ありがとうございました。久々に優勝という報告が出来る事を素直に嬉しく思います。
「内容よりも、結果が欲しい。」日本を出る前の取材で言った言葉です。今回負けたらオリンピックの代表争いから脱落する、それは自分が一番理解していたし、覚悟をしていました。緊張と不安に押しつぶされそうな一日でしたが、気が付けば金メダルを持っている自分がいて、夢じゃないかと思いました。大きな壁を乗り越え、長いトンネルを抜けた気がします。久々の金メダル。負け続けた去年を思うと涙が出ました。そして貝山コーチの首にやっと金メダルをかける事が出来ました。「大きなメダルだね。」と笑ってくれた貝山コーチ、それだけで自分の何もかもが報われた気がします。どんな祝福の言葉よりもこれほど嬉しい事はないです。「4月の選抜を優勝して世界選手権へ貝山コーチと行く」そう自分と約束しました。

玉置桃選手

グランドスラム・パリでは、たくさんのご声援ありがとうございました。
今回も57㎏級は強豪が揃っていたので、一試合一試合、目の前の相手に集中をしてしぶとく戦うことを意識していました。初戦から体に力があまり入らず、相手に自分の力が伝わっていない感じで、ギリギリの内容で勝ち上がりました。今回一番の山場であった3回戦は、集中力がなく相手の技に反応できず、投げられてしまいました。気持ちを切り替えて、敗者復活戦と3位決定戦ではワンチャンスをものにすることができ、銅メダルを獲得できましたが、この大会で優勝をして次に繋げることが目標だったので、本当に悔しく落ち込みました。次の大会に向けもう一度自分を奮い立たせ、何が足りなかったのか、負けた原因を分析して準備をしていこうと思います。
今後とも、ご声援・サポートのほどよろしくお願いいたします。

鍋倉那美選手

沢山のご声援を有難うございました。
2回目のグランドスラム・パリの出場となりました。まずは、今大会で優勝することが今年の大きな目標の一つでした。その為、大会に向けて日々しっかり準備を行い、試合当日は十分気合が入り燃えていました。予選ラウンドは順当に勝ち上がりましたが、準決勝で負けてしまい、3位という結果に終わりました。優勝を求めてやって来たので、3位という結果にとてもがっかりし、悔しい気持ちです。ですが、結果はしっかりと受け止めます。諦めずに、気持ちを強く持って次の大会では絶対に優勝したいです。その為に、この悔しさを忘れずに、日々努力して行きます。
今後とも応援のほどよろしくお願いいたします。