1992

はじまりは1枚の絵。
クリスマスカードによる世界の紛争・被災地域の子どもたちを支援

チェルノブイリの近くに住むロシアの女の子、ターニャちゃんが描いたクリスマスツリーの絵との出会いから始まりました。以来毎年、特定非営利活動法人子供地球基金から子どもたちの絵をお借りして作成したカードは140種類。多くの市民や企業の温かいご協力で、402,365枚、51,585,666円を売り上げ、2016年度まで活動しました。25年間での支援先はロシア、旧ユーゴスラビア地域、ベトナム、カンボジア、シリア、そして東日本大震災被災地で、特に子どもたちに絵を思い切り描いてもらい、その絵を翌年のクリスマスカードに採用するなど、子どもたちの希望につながる活動となりました。

1992

手編みセーターを世界の子どもたちへ。
「世界の子どもたちへ編み物作品を贈ろう」プロジェクト

クリスマスカードの収益金で毛糸を買って編み手ボランティアを募集し、子どもたちに温かい手編みセーターを届けよう!というアイデアがプロジェクトのきっかけです。「公益財団法人 日本手芸普及協会」、「特定非営利活動法人 ワールド・ビジョン・ジャパン」をはじめ、多くのNPOや企業、そして社員を含む多くの編み手ボランティアにご協力いただき、2021年度まで活動しました。累計77,285点もの作品を、チェルノブイリ、サハリン(地震)、旧ユーゴスラビア地域、モンゴル、パキスタン(地震)、ベトナム、東日本大震災被災地、アフガニスタン、シリアの子どもたちへ贈りました。一目一目、丁寧に編まれた手編み作品は、各地で子どもたちの顔を輝かせ、大人の顔をほころばせました。

1993年発足

社員の社会貢献活動団体「MS&ADゆにぞんスマイルクラブ」

MS&ADインシュアランス グループでは、活動に賛同する社員が、毎月給与から1口100円×任意口数を拠出し、NPOへの寄付やクラブとして行う社会貢献活動に役立てています。
1996年に始まったMS&ADゆにぞんスマイルクラブとMS&AD軽音楽部の共催によるバレンタイン・チャリティーコンサートでは、タイ・ラオス・カンボジアの子どもたち634名に2,288万円の奨学金を贈りました。この奨学金で子どもたちは中学校へ3年間通えるようになり、自分の夢の実現に向けて一歩を踏み出すことができるのです。

2000年スタート

日本プロサッカー選手会サッカースクールへの協賛と運営協力

2000~2021年、日本プロサッカー選手会が関東、中部、関西、中国、九州で開催した児童養護施設向けのサッカースクールに協賛するとともに、社員がボランティアとして運営に協力しました。2013年度からは、宮城県南三陸町と気仙沼市の少年サッカーチーム向けにも開催しました。通算61回開催し、4,058人の子どもたちが参加、延べ857人の社員がサポートしました。選手と一緒に元気にボールを追いかけた子どもたちから、「プロサッカー選手の技が間近で見られてうれしかった」「友達もできたし、選手とも仲良くなれた」といった感想が寄せられました。

2008年スタート

TABLE FOR TWOプログラムをすべての社員食堂で

現在、地球上の10億人が飢餓に苦しむ一方で、約20億人は肥満状態にあります。この深刻な食の不均衡を解消するため、2007年日本で創設されたのがTABLE FOR TWOです。直訳すると「二人の食卓」。先進国の人と開発途上国の子どもが、時間と空間を越え食事を分かち合うというコンセプトです。この取組に賛同し、三井住友海上ではすべての社員食堂5ヵ所でTABLE FOR TWOプログラムを実施しています。アフリカの子どもの給食は1食約20円。私たちが健康に配慮したヘルシーな食事に10円多く支払い、会社も10円をマッチングギフトとして寄付し、飢餓や栄養失調で苦しむアフリカの子どもたちの学校給食に賄われます。これまでに12,552,140円、627,607食の寄付をしました。

子どもたちの未来のために…