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今すぐできる被災時の緊急実践知恵袋

雪下ろしを始めるときに。

24時間~72時間

生活の助け

大雪によって屋根にたくさんの雪が積もると、家の窓や戸の開閉に支障が出たり、建物が倒壊する危険があります。また、屋根の雪下ろしをする際は、転落や落雪事故に巻き込まれるおそれもあります。雪下ろしをする際は、天候や作業環境・方法を十分に注意し、事故を防ぐことが大切です。

雪下ろしを行う前に、天気や安否の確認をしよう

作業を行う前に、天気の確認をしましょう。気温が高い日や日射の強い日は、屋根の雪がとけ、滑りやすくなり危険なので、なるべく気温が低いときに作業をしましょう。また、万が一の転倒や転落、落雪に備え、雪下ろしは必ず2人以上で行い、建物の周りには雪を残す、携帯電話を用意するなど、あらかじめ事故を防止することが大切です。

また、金属板の屋根材等は、雪を落としやすくするために表面が滑らかに仕上げてあり、濡れた状態では特に滑りやすくなっています。そのため、屋根には20センチほどの雪を残しておくと、屋根材の露出によって滑って転ぶ危険性が小さくなります。雪下ろしを行う際は、周囲の状況をよく考え、無理をせず、安全に作業を行いましょう。

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