72時間~
心のケア
大きな災害は、大人にも子どもにも、大きなストレスを与えます。特に小さい子どもは、何が起きているのかがわからず、強い恐怖や不安を感じやすくなります。大人は遊びを通じて、子どもの避難生活におけるストレスを和らげましょう。
例えば乳児や幼児には、抱きしめるなどスキンシップを行うことが大事です。子どもと一緒に過ごす時間を多く持ち、子どもに日常のリズムを取らせましょう。また、小学生くらいの年令になると、自発的な遊びを通して、不安や恐怖を乗り越えていくことが多いようです。そのため、子どもの活動の場を確保しましょう。また、言葉だけでなく、日記や描画といった表現も有効です。
さらに、子どもができる範囲の手伝いをさせて、達成感を感じさせることも大切です。子どもの年令に応じたコミュニケーションを通じて、子どもの心の健康を維持しましょう。