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季節のそなえ

2019.11.07

【爆発の危険も!】スプレー缶・ガス缶を扱う際に注意したいこと

季節のそなえ

2019.11.07

【爆発の危険も!】スプレー缶・ガス缶を扱う際に注意したいこと

2018年末、スプレー缶のガス爆発事故が話題になったのを覚えている方も多いのではないでしょうか。あなたは、スプレー缶やガス缶の正しい使い方や処分方法をご存知ですか?
カセットコンロなどを使う機会も増えるこの時期。スプレー缶を使ったことがある男女112人を対象に実施したアンケートの結果を見ながら、スプレー缶やガス缶の扱い方について、おさらいしておきましょう。


「処分したことはあるけれど、処分方法に自信はない」人も?

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80%以上の人が「使い終わったスプレー缶を自分で捨てたことがある」

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アンケートの結果によると、使い終わったスプレー缶を自分で捨てることが「よくある」人と、「たまにある」人の合計は80%以上。多くの人が、何らかの形でスプレー缶を捨てる経験をしていることがわかります。


「処分方法に自信がない」人が約35%も!

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ところが、使い終わったスプレー缶の正しい処分方法を「知っている」と答えた人は約60%。なんと約36%の人が「なんとなく知っているが自信はない」と答えています。つまり、スプレー缶を捨てたことがある人の中にも、正しい処分方法だったのか自信がない人が一定数はいるということ。これは注意が必要です。


「ガスを出し切ることは知っていても「出し切れなかったときのこと」は知らない?

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続いて、正しい処分方法についても聞いてみました。「処分する際は風通しのよい屋外で行う」、「ガスはすべて出し切ってから捨てる」といった正しい処分の仕方についてはご存知の方が多いようですが、一方で、中身を使い切ったり、ガスを出し切ったりすることができない缶の場合はどうすればよいか知っている人は少ないようです。
中身を抜けない場合、基本的にはメーカーや販売元へ廃棄方法を問い合わせることになります。ただ、自治体によっては中身の残っている缶でも「『中身あり』と明示し、危険ごみとして出す」など、独自のルールで回収を行っていることがありますので、確認してみましょう。

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また、缶に穴を開ける処分方法は以前でこそ主流でしたが、実は事故も多いのです。東京消防庁によると、平成25年~平成29年の5年間でスプレー缶の穴あけによる火災は141件もあり、123人の負傷者を出しています。こうしたことから、最近では穴あけ処分を推奨しない自治体や、禁止する自治体も増えてきています。
代わりに普及しているのが「ガス抜きキャップ」。「ガス抜きキャップ」とは、製品のキャップやスプレー器などに施された、残ったガスを簡単に抜ける構造のことです。形状や使い方は製品によって異なりますので、メーカーのWebサイトや、日本エアゾール協会のWebサイト(https://www.aiaj.or.jp/mechanism.html)も参考にしてみてください。

保管場所や使用期限をあらためてチェック!

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「ここなら大丈夫」という場所はない!周辺環境のチェックを

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スプレー缶の保管場所については、戸棚にしまう人や部屋に出しっぱなしにする人が比較的多いという結果になりました。
実は、スプレー缶の保管場所を選ぶにあたって大切なのは、場所よりも“環境”です。例えば、直射日光が当たらない戸棚や床下収納は一見安全そうに思えますが、すぐそばでストーブを使うなどして温度が上がってしまうと危険になります。また、湿度が高い戸棚や床下収納では、缶がさびて劣化してしまうリスクも考えられるのです。
納戸はもともと窓を設けないことが多いスペースですが、中には小さな窓が付けられたものもあります。日頃から目にする空間でないだけに、缶に直射日光が当たったり、さびてしまったりしても気づかないといったことが起こりがちです。自動車の車内となれば温度の上がるリスクはもっと高まりますから、避けてください。


使用期限について「どれも知らない」人が50%近くも!

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使用期限に関する知識については、「どれも知らない、わからない」と答えた人が半数近くにのぼりました。一方、スプレー缶とひとくちに言っても、その中身は種々さまざま。使用期限が製品によって違うこともまた、半数近い人が把握しているようです。
ちなみに、スプレー缶の使用期限は、「正しく保管した場合に3年以上問題がないと見込まれる製品であれば、記載しなくてよい」とされています。目安として、購入日や開封日などを記録しておくと安心ですね。

スプレー缶・ガス缶について、正しい処分方法を知っている人も多い一方で、なんとなくしか処分方法を知らない人や、現在は避けられている処分方法を続けてしまっている人もいるという結果になりました。最新の処分方法やガス抜きキャップの使い方などは、自治体のWebサイトやメーカーのWebサイトでも詳しく案内されていますので、この機会にぜひ一度チェックしてみてください。

参考:
東京消防庁「スプレー缶等による火災にご注意を!」
http://www.tfd.metro.tokyo.jp/hp-kouhouka/pdf/301218.pdf

府中市「スプレー缶の排出について」
https://www.city.fuchu.tokyo.jp/kurashi/gomirisaikuru/dashikata/supure-kan.html

日本エアゾール協会「ガス抜きキャップ(中身排出機構、残ガス排出機構、ガス抜きボタン等)について」
https://www.aiaj.or.jp/mechanism.html

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