「ゴールデンウィーク（GW）、今年はどこに遊びに行こうかな？」と迷っている内に、いつの間にか大型連休はもうすぐそこ……！ せっかくなので親子で遠出して遊びに行きたいなと思っているけれど、予約などはまだできていない……という方に、今からでも間に合うお出かけスポットをお届けします！
予約なしで訪れられる場所をはじめ、予約は必要だけどまだ間に合いそうな場所、あるいは遊び場のヒントになるような情報をまとめています。
「今からでも間に合う」とはいえ、連休はどこも混み合うもの。車でお出かけする際に万全の準備をするための情報も最後にお届けしますよ。
- 予約なしで行けて、親子で楽しめるスポット
- まだ間に合うかも。予約必要な遊びスポット
- GWに足を伸ばしてみたいグルメ情報
- GWのドライブに備えて知っておきたいTips
- 事前準備をしっかりして、楽しいドライブを
予約なしで行けて、親子で楽しめるスポット
直前にどこかを予約しようと思ったけれど「GW期間中はもう予約がいっぱいで取れない……」という悲しい現実に直面してしまったら、予約なしでも訪れられて、かつ親子ともに大満足！ なスポットはどうでしょうか？
わざわざ目的地にしたい充実度の「道の駅」
ドライブの休憩所にぴったりな「道の駅」。一般的には何かのついでに訪れることが多いと思いますが、最近ではご当地食材やグルメを楽しめるだけでなく、子ども向けの設備が充実しているところが増えており、道の駅そのものを目的地にしても楽しめるのです！
茨城県筑西市にある「グランテラス筑西」は北関東最大級の道の駅。「ボーネルンド」の室内遊び場があり、天気関係なく子どもが大いに遊べます。休日は混み合うため、広大な芝生広場で遊ぶのもいいかもしれませんね。ドッグラン、バーベキューなどもあります。
もちろん食事場所も完備。北海道の有名なコンビニチェーン「セイコーマート」の店舗もありますよ！
グランテラス筑西のほか、親子で遊びに行きたい道の駅合計7ヵ所を以下の記事で紹介しています。記事公開時には
- 全部行きたすぎる〜！
- たのしそうで、なにより。地方物産店からさらに特徴を出した「道の駅」いいよね～！
といった反応が寄せられていました！
そのほかの道の駅情報や詳しいレポートはこちらの記事からどうぞ。
遊び場満載！ 進化が止まらない「サービスエリア」
高速道路でドライブに出かけるなら、欠かせない存在が「サービスエリア（SA）」や「パーキングエリア（PA）」。
こちらも道の駅同様に、いまや休憩だけにとどまらない、ドライブの目的の一つといえるでしょう。グルメやお土産店はもちろんのこと、観覧車やプラネタリウム、博物館などが併設されたスポットまであります。
埼玉県川口市の「川口ハイウェイオアシス」は、「ボーネルンド」が手掛ける屋内遊び場「ASOBooN」のほか、子どもに人気の大型トランポリン遊具「フワフワドーム」もあり、屋外で水遊びや砂遊びも楽しめて、子どもは喜ぶこと間違いなし！ 自然豊かでピクニックもできますよ。
川口ハイウェイオアシスのほか、親子で遊びに行きたいサービスエリア・パーキングエリア合計10ヵ所を下記の記事で紹介しています。記事公開時には
- 最初の川口ハイウェイオアシスがもうすごい！！ 大人だけど行ってみたい。
- 狩屋ハイウェイオアシスおすすめ。行くと毎回えびせんを爆買いしてしまう。温泉もあるゾ♨️
といった声もありました。
そのほかのサービスエリア・パーキングエリア情報や詳しいレポートはこちらの記事からどうぞ。
人気の観光地、伊豆半島の“穴場”スポット
伊豆といえば、海も山もあり、多くの絶景スポットに恵まれた一大観光地。首都圏からアクセスしやすいこともあって人気のドライブ先ですね。それだけに有名な観光スポットは混み合いますが、「穴場」のドライブスポットもあるのです。
南伊豆の「龍宮窟（りゅうぐうくつ）」は、天井の崩落した巨大な海蝕洞（かいしょくどう）。井戸の底のような光景の中に神秘のビーチが広がります。国内屈指の規模とユニークさを誇る絶景で、異世界感抜群です！ 巨大な空洞を上から眺めると、洞窟の形状がハート形に見えますよ。
下記の記事では龍宮窟のほかにも、現地を知り尽くしているオートバイツーリング雑誌『モトツーリング』編集長の神田英俊さんが伊豆半島全域の穴場スポットを10ヵ所厳選。「絶景」「走って気持ちいい道」「グルメ」「温泉」の4ジャンルに分けて紹介しています。
記事公開時には、
- 行きたいなぁ。
- 伊豆は何度行っても飽きないんだよなあ 細野高原とか良いぞ
などのコメントが上がっていました！
ファミリーで楽しむのにぴったりな「釣り」スポット
最近は、100円ショップで釣り具を安く購入できたり、釣り場や釣り方をインターネットで簡単に調べられたりすることから、以前よりも「手軽に始められるアクティビティ」になっている釣り。
初心者やファミリーが釣りを楽しむには、トイレが併設されている、コンビニが近くにある（または施設内に売店がある）、釣果（ちょうか。釣りの成果）が期待できる、といったポイントを押さえたスポットを選ぶのが大事です。
神奈川県川崎市にある「東扇島西公園」は、総延長約600mの広いキャパシティを誇る釣り場。1～2月の厳寒期を除けばアジやイワシ、コノシロ、メジナなどの回遊魚が多いのですが、難易度が高めのターゲットであるマゴチが初夏から秋にかけて狙えることで有名なスポットなのです。
下記の記事では、釣りYouTuber「ぬこまた釣査団」の大西さんが、ファミリーにおすすめの関東近郊釣りスポット5選を紹介しています！
2,500ヵ所以上の温泉を巡ったマニアおすすめの「秘湯」
気軽に行ける都内のスーパー銭湯も魅力ですが、人が多過ぎたり、子ども同伴の場合は周りの目が気になってリラックスできなかったり、ということもありますよね。でも、そんな心配をせずに、静かに温泉を楽しめる場合が多いのが「秘湯」です。
栃木県・奥那須の秘湯「北温泉旅館」は、江戸時代創業の由緒ある秘湯。タイムトリップしたような気分になる木造3階建ての建物で、レトロ温泉の世界に浸れます。泉質は成分が濃過ぎず、子どもから高齢の方まで安心して入れる「単純温泉」。ちなみに、こちらは映画『テルマエ・ロマエ』のロケ地にもなったそうです。
下記の記事では、秘湯探検家の渡辺裕美さんが、初心者向けの車で行きたい関東近郊の秘湯10選を紹介しています。記事公開時には、
といった反響がありました！ そのほかの温泉情報や詳しいレポートはこちらの記事からどうぞ。定休日以外にも不定休があったり、日帰り入浴の時間が宿泊客の状況で日ごとに変わったりすることもあるため、訪れる前には必ず、ホームページなどで営業日時を入念にチェックしてくださいね。
- うわ、このリストめっちゃ信頼できる感ある。
- これは行くしかない気がする
日帰りではなくゆったりと宿泊したいなら、こちらの記事も参照してみてくださいね。宿泊は予約必須でGWは空いていない可能性もあります。事前に必ず確認してからお出かけの計画を立てましょう。
思いっきり体を動かせる「アスレチック」
山梨県富士河口湖町にある「富士すばるランド」は、日帰りで遊べるアスレチックのエリア、ドッグエリアに加え、マイカーで乗り入れられるキャンプのエリアがあります。
キャンプエリアなど事前予約が必要なものもありますが、アスレチックは予約不要で利用できるので、気軽に遊びに出かけることもできますよ。
こちらの記事では、マイカーで出かける富士すばるランドでの1泊キャンプと、アスレチックエリアで思いっきり遊ぶ様子を紹介しています（キャンプエリアは事前の予約が必要です）。
まだ間に合うかも。予約必要な遊びスポット
予約が必要ではあるものの、まだ間に合うかもしれないスポットや、遊びスポットのヒントになるような情報を紹介します。アクティビティの予約サイトで探してみたり、近くのキャンプ場を調べてみたりすると、出かけたい場所が見つかるかもしれません。
都内で気軽に、普段はできない「ものづくり体験」を
近場で何か体験系アクティビティをしてみたいなら、遊び予約サイトを検索してみるのも手。例えば「アソビュー！」では子どもの年令や遊んでみたいジャンル、エリア、予算などから遊びスポットを探して予約できます。人気のアクティビティは予約が埋まっているかもしれませんが、直近の予約をすることも可能なので思い立ったらすぐドライブへ行けるのがうれしいポイントですね。
「東京23区から気軽に遊びに行けるエリアでものづくり体験をしたい」という場合もぴったりなプランが見つかるはず。東京都青梅市の「壺草苑（こそうえん）」は、藍染体験ができる工房です。ハンカチやTシャツなどを染められるほか、併設のショップに並ぶ藍染めアイテムの購入もできますよ。お出かけの帰りにスーパー銭湯に寄って、疲れを癒やすのもいいですね。
※2024/3/21現在、GW期間中でも空きがありました。予約状況は随時変わるため、最新の情報は施設のホームページを確認してください。
こちらの記事では、壺草苑をはじめ「アソビュー！」を利用して楽しめる、奥多摩〜多摩方面への車でのプチ旅行の様子をレポートしています。
親子で安心して楽しめる「キャンプ場」
外で過ごすのが気持ち良い季節。せっかくなのでキャンプに挑戦してみたい人には、テントなどの道具（ギア）レンタルが豊富な施設なら安心して利用できます。
ファミリーキャンプ向けのキャンプ場では遊びやイベント、温泉などが充実しているところも多く、親子で存分に楽しめますよ。管理がしっかりしていて、自宅から近い場所を選ぶのもポイントです。
下記の記事では、ファミリーキャンプにおすすめな全国のキャンプ場20選を、キャンプで日本一周したプロキャンパーが紹介しています。全国のキャンプ場を紹介しているので、近くのスポットが見つかるかもしれません。
記事公開時には、
といった熱い声が上がっていました！
- マイカー入手したら行きたい！
- 行くんだ、今年こそ家族でキャンプに行くんだ！
※2024/3/21現在、施設ごとに状況は異なりますがGW期間中でも空きがあるようです。予約状況は随時変わるため、最新の情報は各施設のホームページを確認してください。それぞれの予約ページは以下の記事で案内しています
GWに足を伸ばしてみたいグルメ情報
観光や遊びのついででも、あるいは食べ歩きそのものを目的にしても満足できるようなグルメ情報を紹介します！ 子どもが喜びそうなメニューを抜粋してお届け。
子どもも大喜び必至！ ご当地の「回転寿司」名店
回転寿司は子どもが好きなメニューがそろっている、それぞれのお腹に合わせて量とペースを調整しやすい、と親子で外食をするのにぴったり。近所のチェーン店もいいけれど、せっかくの連休なのでいつもとちょっと趣向を変えたい……というのであれば、「ご当地回転寿司」のお店へ行ってみるのはどうでしょうか？
例えば、ドライブにも最適な横浜にある「まぐろ問屋 三浦三崎港 横浜ポルタ店」は、値段と味のバランスが抜群のお店。
店の一番人気「まぐろとろひっかき軍艦」は、本マグロの骨からトロ身を手作業でかき出して作っているという凝った一品なのです。不定期開催ではありますが、マグロ解体ショーが楽しめることも！
このほかにも、全国5,000店を巡った回転寿司評論家の米川伸生さんがおすすめする名店9店をこちらの記事で紹介しています。
記事公開時には、
- ああ、全ての店に行きたい。今すぐ行きたい。
- だめだ今すぐ行きたい
といった反響がありました。
「カレーパン」がおいしいパン屋さんはハズレなし！
全国10,000個以上のパンを食べ歩いてきたパンマニアの片山智香子さんによると、「カレーパンがおいしいパン屋さんはハズレがない」と言っても過言ではないのだとか。カレーパンは本当に多種多様で、わざわざ車で食べに行く価値があるそうです。
千葉県松戸市の「Backstube Zopf（バックシュトゥーべ ツオップ）」は、「パン好きなら知らない人はいない」というほど有名なベーカリーで、パン好きの聖地。その中でも圧倒的人気のカレーパンは、牛肉をたっぷり使い、スパイシーにとろ～りと仕上げたカレーフィリングを、もっちりした少し甘味がある生地で包み込み、粗目のパン粉を付けてじっくり香ばしく揚げています。なんと1日に700個以上も売れるそうですよ。
このほかにも、片山さんが特におすすめの絶品カレーパンが食べられるお店を全国（千葉、神奈川、京都、広島、福岡）から7店セレクトしてくれました。
記事公開時には、
- ラーメンツーリングがあるならパンもありか...
- 美味しいカレーパンがある人気店は常に揚げたて食べられるから良いね。
との声があがっていました。
GWのドライブに備えて知っておきたいTips
大型連休中は多くの人が外出するため、道路の渋滞やスポットの混雑が見込まれます。安全かつ快適に過ごすためには事前の準備が大事。車中のご機嫌対策や、焦らずあわてず安全運転するためのポイントなどを予習しておきましょう！
子連れドライブ、車中のご機嫌対策どうしてる？
親子でドライブする際、子どもにはやっぱり機嫌よく楽しく車に乗っていてほしいですよね。チャイルドシートを嫌がったり、車中に飽きてしまったり、ぐずってしまって困った……という経験をしたことがある人も多いのではないでしょうか。
他のおうちではどう工夫しているんだろう？ という事例を集めてみました。
- チャイルドシートに座ったらジュースをあげる
- 文字のないシールブックを与える
- 「車の中でしか遊べない特別おもちゃ」を準備
「正解」がないテーマではありますが、マネできそうな工夫をぜひ取り入れてみてくださいね。
安全で、みんなが心地よい運転をするためのコツ
ドライブで出かける際、「安全で、乗っているみんなが心地よい運転」ができることは、お出かけそのものの楽しさにも関係する重要なポイント。
快適な運転ができるようになる最初の一歩は正しい運転姿勢！ 出かける前にシートの調整をいつもより念入りに行ってみると、疲れにくくなるかもしれませんよ。
このほかにも、車間距離の重要性をはじめ、アクセルやブレーキの踏み方、ウィンカーの使い方、ルート選びなど、運転のコツをハイヤードライバーの教官をしている方に教えてもらいました。
渋滞にハマっても焦らないで。長距離運転のコツ
渋滞にハマってしまうと、ついつい「早く進んでくれ……」とイライラしたり、漫然運転になってしまったりしがち。全国トラックドライバー・コンテスト入賞のトラック運転手さんによれば、渋滞の際にはとにかく気持ちを落ち着かせるのが重要とのこと。
出発前の準備や運転中の眠気対策、夜間や高速道路渋滞時のポイント、車間距離の大切さなど、ドライブの参考になるポイントをたくさん教えていただきました。
詳しくは、こちらの記事で紹介しています。
ドライブ用プレイリストはいくつか用意していこう
ドライブのお供といえば音楽！ お気に入りの曲をかけながらだと、楽しく運転できますよね。ところで、音楽が運転にどんな影響を与えるのか考えたことはありますか？
脳内科医の加藤俊徳先生によると、音楽と車の運転は密接に関係しているのだとか。聴き慣れた音楽は集中力を高めてくれたり、アップテンポな曲は眠気を覚ましてくれたり、といったポジティブな影響もあり、ドライブ用のプレイリストをいくつか持っておくのがおすすめだそうです。出かける前にぜひプレイリストを準備していきましょう！
こちらの記事では、ドライブ中に聴くベストな音楽の選び方について、詳しく紹介しています。
事前準備をしっかりして、楽しいドライブを
2024年のGWはカレンダー通りなら3連休+4連休、さらに4/30、5/1、5/2の3日間でお休みを取れば10連休になります。季節的に過ごしやすい天気・気温であることが多いですし、せっかくなら少し遠くへ出かけていつもと違う休日を楽しんでみてはいかがでしょうか？ そんなとき、この記事で紹介したスポットが参考になれば幸いです！
渋滞や混雑に巻き込まれる可能性が高いので、しっかりと準備していくのがおすすめです！
編集：はてな編集部
