ドライブで子どもがグズる……みんなどうやって解決したの? 経験者4人に聞く車中のご機嫌対策

チャイルドシートを嫌がる・泣く、車内でおもちゃや遊びに飽きてぐずるなど、子どもとのドライブは親にとって悩みがつきもの。お出かけをスムーズにする対策や便利グッズを、4人の経験者パパ・ママが紹介します。

子連れドライブのご機嫌対策

家族の思い出作りにぴったりな「子連れドライブ」ですが、一方で親にとって悩ましいのが「子どものご機嫌対策」ではないでしょうか?

チャイルドシートにすんなり乗ってくれなかったり、最初は機嫌がよくても乗っているうちにだんだんと飽きてグズったり、目的地に着くまでにすっかり機嫌が悪くなってしまったり。苦労した経験がある人は少なくないかと思います。

特に小さい子どもを抱える親にとっては、公共の交通機関に比べて周囲を気にせずにすみ、荷物をたくさん積める車での移動は、非常に便利な手段ですよね。一方でスムーズなドライブになるかどうかは「子どもが機嫌よく乗ってくれるかどうか」にかかっているといっても過言ではないかもしれません。

そこで今回は、未就学児〜小学生までのお子さんを持ち、いろいろな工夫を凝らしてマイカーでの子連れドライブを楽しんでいる4人のママ・パパたちに、ドライブ中に「子どもを飽きさせない工夫」について実体験をもとに教えていただきました。

【参加者プロフィール】

からあげ

からあげ:愛知県在住のエンジニア、妻と7歳の娘と2匹の猫と暮らしている。休日はたびたび家族と車で出かけ、特に長時間のドライブになるときは、子どもが退屈しないようにいろいろな工夫をしている。

相川晴(HAL)

相川晴(HAL):地方在住の医師。同業の夫と8歳・3歳の娘がいる。地元は田舎のためちょっとした移動でも車が欠かせない。子どもと一緒にできるだけ疲れず移動できるよう工夫を凝らす日々。

おたま

おたま:都内企業で働きながら、夫と5歳・4歳の息子との4人暮らしをしている。平日は車で保育園送迎をしたり、休日は車で遠出したりしている(長距離運転は夫に任せることが多い)。

桜花

桜花:都内のIT企業で働きながら2歳の娘を育てている。数年前に夫がいきなり一目惚れした中古車を購入。育児が始まってからは子ども用品を買い込んだりお出かけしたり、車の便利さを実感する日々。


子連れドライブで「あるある」な悩み、どう解消してる?

今回は、子連れドライブでよくある3つの悩み別に、ブロガーさんが実際にどんな工夫をしているのかご紹介します。

悩み1「シートベルトやチャイルドシートを嫌がってしまう」

まずは、乗車時や運転中に「シートベルトやチャイルドシートを嫌がってしまう」という悩みです。いざ車に乗り込もうと思ったら、こんな経験ありませんか……?

おたま
おたま
子ども:
5歳と4歳

子どもが2歳〜3歳くらいの時、シートベルトを誰がつけるか(自分なのか、親なのか)にこだわったり、走行中に勝手に外したりすることがあって困っていました。

桜花
桜花
子ども:
2歳

車移動は家族のペースで移動できるため、小さい子どもを持つ親にとっては気が楽なのですが、うちの娘は拘束されるチャイルドシートが大嫌い!! 車に乗り込む際はいつも大暴れして攻防戦を繰り広げています。

シートベルトやチャイルドシートは子どもの安全に直結するため、親としては絶対に解決したい問題です。きちんと装着してもらうために、みなさんはどんな工夫をされているのでしょうか?

おたま
おたま
子ども:
5歳と4歳

「自分でやりたい」と思っているのに親が勝手にシートベルトを装着すると泣いて暴れて怒るので、車に乗った瞬間に「さーて今日はお母さんがシートベルトかっちんしていいのかな~?」と楽しそうに聞くようにしました。「自分でやる!」と言われたらじっと待って、うまく装着できたら褒めます。「お母さんがやって」と言われるまでは手を出さないようにしました。

また、わが家は2学年差の年の近い兄弟なので、お互いへのライバル心が強いです。「今日はどっちが早くシートベルトをつけられるかな」と競争させるのもうまくいきました。

桜花
桜花
子ども:
2歳

できるだけ機嫌良く座っていてほしいので、わが家では「チャイルドシートに座ってくれたらジュース飲もうね」といったご褒美を用意して、「ここに座っていると良いことがある」というポジティブな刷り込みをしています。

座った後も違和感に気付いてむずがることがないよう、ひたすら気を引いています(笑)。外の景色について「○○があるねえ」と話しかけたり、ハンカチやおもちゃを見せたり、子どもの好きな音楽をかけてみんなで歌ったり。

ただわが家の場合、私自身がかなり車酔いするので、タブレットや絵本は使えません。文字のないシールブックは手元に集中してくれるのでよく持参しています。

また、一度車を降りると気持ちがリセットされて次に乗る時に再び嫌がってしまうので、短距離であればできるだけ途中下車はせず、最短距離で目的地に着くことを優先しています。

桜花さんの娘さんがよく遊んでいるシールブック
桜花さんの娘さんがよく遊んでいるシールブック

一方「シートベルトを勝手に外してしまう」ことについては、こんな工夫が。

おたま
おたま
子ども:
5歳と4歳

走行中にシートベルトを勝手に外すことについては、「シートベルトなしで事故に遭ったら大変なことになる」「シートベルトなしで車を動かすと警察に怒られるよ」と説明しました。ちょうど警察官へのあこがれや興味がある時期だったので、子どもにとっては「警察官に怒られたくない」の方が「事故でけがをしたくない」よりも心に響いたようです。

また、シートベルトを勝手に外した時には車を路肩に停車して再装着するまで動かしませんでした。到着が遅くなるのは困りますが、一度でも許してしまったら今後困るだろうと思って厳しく対応しました。


🚙 🚙 🚙

チャイルドシートやシートベルトを装着するのが楽しくなるような声かけができると、機嫌良くドライブがスタートできそうですね。「警察官へのあこがれ」をうまく利用するなど、お子さんの心に響きそうなポイントと結びつけるのも、成功率が高そうなアイデアです。


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悩み2「車の中での過ごし方に飽きてしまう」

続いては「子どもが途中で飽きてしまう」という悩み。退屈して機嫌が悪くなったりして困った経験を持つ方も少なくないはずです。

相川晴
相川晴
子ども:
8歳と3歳

子どもの立場になって考えてみると「後ろの席で身動きできないのは退屈だし、体もきついだろうな」と考え、前もっていろいろと楽しく過ごせる準備をしました。

からあげ
からあげ
子ども:
7歳

子どもが4〜7歳(現在も)のとき、ドライブ中に飽きて寝てしまうことがよくあったのですが、うちの子の場合、昼に寝てしまうと夜眠れなくなってしまうので困っていました。

なんとか起きていてほしいのですが、無理に起こそうとすると機嫌が悪くなるので、機嫌良く過ごせる方法を考えました。

子どもの気分や成長によっても興味を持つものが変わることはよくあるので、親としてはできるだけいろいろな過ごし方のバリエーションを持っておきたいですよね。みなさんの工夫を見てみましょう。

相川晴
相川晴
子ども:
8歳と3歳

おもちゃのキーボード、押したら音が鳴るおもちゃなど、「車の中でしか遊べない特別おもちゃ」を準備しておきました。集合住宅に住んでいると、大きめの音が出るおもちゃは使いにくいので、車の中で存分に遊ばせることができ、一石二鳥でした。

普段あまり食べないタイプのおやつ(喉に詰まらせにくいもの)を準備するのもおすすめです。わが家では口溶けのよいラムネやボーロをキャラクターの形の容器に入れて準備しています。また、細長いお菓子なども食べやすいですね。

「持っていきたいもの」を自分のリュックに詰めさせておくと、そこからいろいろ取り出すだけでも時間がつぶれます。ちなみにうちの子のリュックはそれ自体がぬいぐるみの形状をしていて、眠い時には抱きしめて寝ています。

相川さんがよく持参するおやつ
相川さんがよく持参するおやつ


からあげ
からあげ
子ども:
7歳

わが家の解決方法としては。子ども用タブレットに動画をダウンロードしておいて、車内で流せるようにしています。ただ、子どもによっては車酔いする子もいると思うので、特に最初のうちは気を付けて見てあげてください。

他には、子どもが好きなアニメのDVDを車で流したり、スマートフォンに子どもの好きな曲のプレイリストを準備して、カーオーディオのBluetooth接続で音楽を流したりしています。子どもと一緒に熱唱することも多いです。

これらの工夫で、子どもが寝るのを忘れて楽しんでくれて、家に着いたらすぐグッスリ寝てくれるようになりました。

からあげさんの娘さんが愛用中の子ども用タブレット
からあげさんの娘さんが愛用中の子ども用タブレット

他にも「やることがなくなった」ときのために、こんなアイデアを教えていただきました!

相川晴
相川晴
子ども:
8歳と3歳

やることがなくなったら、定番のしりとりもアリです。単純なしりとりでは飽きてしまっても「食べ物しりとり」「人名しりとり」「物語しりとり(短い文章でお話を作るしりとり)」など、条件を変えるとそれだけでいくらでも時間がつぶせます。

それでもやることがなくなった時の対策として、100均などでシールブックの予備を購入しておきます(これは最初からは渡さず、飽きた時に出すと時間が長持ちします)。

娘が少し大きくなってからは、チャイルドシートの横に小さな箱を設置して、その中におりがみやシールブックなどを入れられるようにして、自由に遊べるようにしました。

こういったことをいろいろやっていたためかは分かりませんが(単純に性格の問題かもしれません)、外出するのが好きな子たちになってくれて助かっています。


🚙 🚙 🚙

音楽や動画などは、最近はサブスクのサービスも充実しているので、利用しやすいですね。家と違って大声で歌ってOKなのも、車内ならでは! ドライブならではの特別な遊びを用意すれば、子どもたちも楽しみが増えそうですね。


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悩み3「うまく体温調節できない、昼寝がしにくい」

続いては、ドライブ時の子どもの体調や睡眠に関する悩み。大人は平気でも、子どもにとっては車内の温度などが適切でなく、過ごしづらいことがあります。

からあげ
からあげ
子ども:
7歳

大人にとっては適温でも、子どもは暑がったり寒がったりすることがありました。

相川晴
相川晴
子ども:
8歳と3歳

子どもは体が小さいため体が熱くなりやすい(冷えやすい)ですし、体温調節も上手ではありません。

またベビーシートはどうしても構造上熱がこもりやすい上、本人が「暑い」「寒い」を上手に伝えられないこともあるので、対策には苦慮しました。

おたま
おたま
子ども:
5歳と4歳

特に長男が、車内でうまく昼寝できないことがありました。疲れているのになかなか眠れず機嫌が悪くて大泣きしたり……。


暑そうな子ども

快適な環境にするためには、大人が先回りして準備しておくことが重要なようです。特に多かったのが「毛布やガーゼケットなど持ち込む」というアイデア。

からあげ
からあげ
子ども:
7歳

体温調節できるような毛布を車に常備しておくことで、子どもにとっての適温に調節できるようになりました。

おたま
おたま
子ども:
5歳と4歳

長男がお気に入りのガーゼケットを車内に持ち込んで、眠そうなときに使わせたら安心して寝てくれるようになりました。「いつもの布」があることで眠りやすかったようです。

ガーゼケットはおくるみとして購入したものなのですが、長男の入眠用に買い足して、4セットを洗いながら使い回して数年間を過ごしました。眠ったら後頭部にガーゼケットを挟んであげて汗を吸わせたり、エアコンが寒そうなときはお腹や足にかけてあげたりと大活躍でした。

相川晴
相川晴
子ども:
8歳と3歳

夏場は車に乗り込む前にアイスノンなどでベビーシートを冷やしておいたり、ベビーシート用のサンシェードをつけたり、後部座席の小窓にカーテンをつけたりと、直射日光で暑い&眩しいことがないよう工夫しています。

エアコンは大人よりも子どもの様子を気にかけ、意見を聞いて調節するようにしました。寒い時期は軽い膝掛けを準備しておくと、ちょっと眠るときにも寒くならず便利です。


毛布

布のほか、ひんやりグッズ、日よけなどを取り入れるのもいいですね。一方、昼寝に関しては先手を打ったこんな工夫も!

桜花
桜花
子ども:
2歳

幼児とのお出かけはタイムスケジュールが命。ルーティンを崩さないよう、できるだけ昼寝の時間に車移動が重なるように動いています。

車に乗る前にできるだけ運動をさせたり、車内では直射日光が当たらないようにしたり、お気に入りのブランケットを膝にかけたり。いろいろ試しているうちに、走り出して15分くらいすると寝てくれることが増えました。


🚙 🚙 🚙

眠いのに寝付けなさそうにしていないか、寝汗をかいていないかなど、みなさん子どもの様子を見ながら環境を調節してあげているようでした。お気に入りの布は、1枚車内に持ち込んでおくといいかもしれません。


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快適な子連れドライブのためにわが家で工夫していることいろいろ

ほかにも、子連れドライブの際に使えるいろいろなアイデアを教えていただきました。

おたま
おたま
子ども:
5歳と4歳

朝早く出発するときはおいしいパン屋さんでパンをたくさん買って、車内で「パンパーティー」をしています。朝食にかかる時間を節約して早く移動したいのが大きな理由ですが、うちの子どもたちはパンが好きなので、いろんな種類のパンがあるだけでドライブが楽しくなるようです。

パンを選ぶときは、掃除を考えて食べこぼしができるだけ少ないものを選ぶようにしています。(砂糖がたくさんまぶされているものや、全面にチョコがコーティングされているものは食べこぼしたときの被害が大きいのでなるべく避ける)

小さい紙パックのジュースを飲むこともありますが、特に長距離ドライブのときは、ふた付きのプラスチックコップとストローで「ジュースやさんごっこ」をしています。ペットボトルに直接口をつけて飲むと雑菌の繁殖が心配なので、なるべくコップで飲んでほしいのが主な理由です。普通のお茶でも「コップとストローで飲む」ことが楽しいので喜んでくれます。

また、何も用意しなくても、車窓から見える景色を口にしたり、トンネルに入るときにトンネルの名前や長さを読み上げたりするだけでも楽しめます。うちの子たちはショベルカーやクレーン車が好きなので、「ショベルカーを見つけた人は「ショベルカー見つけた!」と報告します。誰が最初に見つけられたかゲームをすることも。

トンネルが多い地域にドライブに行ったときは、トンネルの名前と長さを私が読み上げました。私が「このトンネルは360m」「これは1,920m」と予告していたら、息子たちが「これは短いな」「おおー長い長い」と喜んでいました。特に長いトンネルで「2,620m!」といったら「うわああ」「すごーっ!」と盛り上がりました。

おたまさんが「ジュースやさんごっこ」に使うふた付きコップ
おたまさんが「ジュースやさんごっこ」に使うふた付きコップ


相川晴
相川晴
子ども:
8歳と3歳

子どもは自分が「なぜ今自分が不快であるのか?」を上手に説明できないことがあり、その結果「車に乗っていると、なんか分からないけどきつい、もういや!」となってしまうこともあります。

なので、大人が長距離ドライブの時に「こういうことがあるときついな、しんどいな」と感じることは子どもも同じだろうと予想して、ある程度先回りして、下記のような対策を取るようにしています。

休憩はこまめにとる、事前に休憩できる場所を確認してから出発
・靴や靴下は脱がせて、脚を上げたり自由に動かしたりできるようにしておく
水分は飲ませ過ぎない(喉が乾かない程度)
・運転について、カーブはできるだけ減速するなど、振り回さないように配慮
・可能であれば、大人の同乗者(配偶者、祖父母、兄弟姉妹や友人など、自分が気軽に一緒に移動できる間柄の人)を連れて移動する(子連れドライブの難易度が激変します)

からあげ
からあげ
子ども:
7歳

子どもが好きなおやつを用意するようにしています。小学生の娘はグミがお気に入りですが、手が汚れずゴミが落ちないので便利です。

他には、小分けになっているお菓子やパンなどが多いです。(※特にお子さんが小さいうちは、喉に詰まりにくいおやつを選び、食べている様子を十分気に掛けるようにしてください)チョコとアイスは、こぼしたときの掃除が大変なので車では禁止にしています。

また、小型の掃除機を車に置いておくと、お菓子やおにぎりの海苔などがこぼれても手軽に掃除できて便利です。


掃除機

桜花
桜花
子ども:
2歳

初めて車で遠出した時、直前に食べていたヨーグルトを車内で盛大に吐いてしまったことがありました。本人は吐いてすっきりし、その後はケロッとしていたものの親は大慌て。幸い着替えを積んでいたおかげですぐに着替えさせて近くの公園で服を洗ったり、コンビニに水を買いに走ったりできました。

車の大きな利点は「荷物をたくさん運べること」なので、この時の反省もあって着替えやおむつは多めに入れておき、ベビーカーが必要か分からない行き先でもとりあえず積んでおくようにしています。普段の電車移動では極限まで荷物を減らして小回りが効くことを優先していますが、車移動の日は「車になんでもそろっているし、いざとなればすぐに買いに行ける」ことに安心しています。


ベビーカー


🚙 🚙 🚙

子どもがしんどそうにしていないか気にかけるのはもちろん、「食べこぼししにくいお菓子を選ぶ」「他の大人の手を借りる」といった、大人の負担を軽減する工夫もありました。また、おもちゃなどを用意しておくだけでなく、車窓から見える景色なども遊びに取り入れれば、過ごし方のバリエーションが増やせそうです。


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事前にできる工夫で、楽しい子連れドライブの思い出を!

最後に、「これから子連れドライブに出かけたいけれど、大変なことも多そう……」と感じている方々に向けて、先輩たちからメッセージをいただきました。

桜花
桜花
子ども:
2歳

お子さんを乗せる時に嫌がられたらどうしよう、体調を崩したらどうしようと考えていると、車移動のハードルが上がりますよね。正直私も車に乗る予定の前日はちょっとそわそわしています。

でも小さな子どものいる家庭だと「好きな時に好きな場所に移動できる」ってかなり難しいことなので(電車の乗り換えでエレベーターを探して遠回りしたり、混んでいるバスを見送ったり……という日々を過ごしていると実感しますよね!)それがかなうドライブは慣れるととても楽しいです。

車で出かけるようになって良かったことの一つに「外出中に欲張り過ぎなくなった」ということがあります。以前は遠出をしたらあれもこれも行っておかなきゃと予定を詰め込んでいたんですが、今は「車ならその気になればすぐ来られるんだから」と心に余裕ができて、子ども中心のゆったりスケジュールで動くことができています。

相川晴
相川晴
子ども:
8歳と3歳

ドライブで一番大切なのは、「事故を起こさない安全運転」と思っています。

子連れドライブの時は、前もって「もしかするとこんなことがあるかな」と予想して準備しておくと、振り向いたり、後部のチャイルドシートに手を伸ばしたりせずにすむかもしれません。

お子さんの性格やライフスタイルによって合う合わないもあると思いますが、何か一つでもお子さんに合った工夫が見つかり、子連れドライブの一助となれば幸いです。少しでも楽しいドライブになりますように!

おたま
おたま
子ども:
5歳と4歳

子連れドライブは楽しいことだけではなく、命を乗せている責任感や緊張感もあり、またトイレや嘔吐にすぐに対応できないときのつらさなど、大変なこともありますよね。

私も子どもが0歳の頃、車が動いているときは寝てくれるのに、赤信号で止まると起きて泣くことが多くありました。赤信号で止まらないわけにはいかないし、私が一人で運転しているときなどはあやすわけにもいかず、「早く青になって……」と祈っていました。あの頃は大変だと思っていましたが、今になっては懐かしい思い出です。

山梨県でのブドウ狩り、千葉県のマザー牧場など、子連れドライブの楽しい思い出が増えました。それに最近は週末の洗車で子どもたちが(私以上に)戦力になってくれています。車をきれいにしたい、大事にしたい気持ちがしっかりあるんだなあと感心しています。彼らが大人になっても安全運転で楽しく車を活用して生活できるように、車との付き合い方を含めて教えていきたいなと思っています。

3歳長男と1歳次男を連れて山梨にブドウ狩りにいったとき;
おたまさんが3歳長男と1歳次男を連れて山梨にブドウ狩りにいったときの写真
からあげ
からあげ
子ども:
7歳

子どもと一緒にドライブ、特に子どもが小さいうちは大変だと思います。

子どもによって個性はさまざまなので、その子に合わせてドライブの工夫が必要と思いますが、この記事で紹介した方法が少しでも参考になればとてもうれしく思います。

自分自身を振り返ると、家族でドライブした経験は、思い出として印象深いものが多いです。ぜひみなさんも、自分の子どもに少しでも良いドライブの記憶を残してあげてください。

今回は4つのご家族の例を紹介しました。お子さんやご家族の事情によって、参考にできそうなアイデアをぜひ取り入れて、子連れドライブを楽しんでください! みなさんのおうちの工夫も、よかったら教えてくださいね。


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編集/はてな編集部