はじめまして、工場見学マニアの丹羽桃子(にわ・ももこ)と申します。
私は昔から好奇心が旺盛な子どもでした。さらに食べることや料理をすることなど、「食」に対する興味も強かったんです。
そんな私が大学進学で過ごした南信州は、寒天のトップメーカーである伊那食品工業、養命酒製造、「マルスウイスキー」の本坊酒造など、気軽に工場見学できる場所が複数あり、まさに私の好奇心と食への興味を満たしてくれる、魅力的な場所でした。
大学卒業後は、食品メーカーにて生産現場管理や開発業務などに携わり、工場見学をより深い視点で楽しむことができるようになり、ますますその奥深さにはまっていくことに。
そして、食品以外の分野も含め、気が付いたら多いときには1日4ヵ所、1ヵ月で22ヵ所以上の工場を巡るほどになっていました。これまで訪れた国内工場200ヵ所以上。その情熱は国内だけにとどまらず、メキシコやカナダ、台湾、ロシアなど、世界の工場へ訪れることも。
今では工場見学の魅力を、テレビやラジオ、Web記事など、さまざまなメディアで発信させていただいています。
今回は「車で楽しむ工場見学」をテーマに、子どもも大人も楽しめる関東近郊の工場見学スポット10選を紹介します。公共交通機関ではアクセスしづらい場所もあるので車でのおでかけがおすすめです!
ぜひ、本記事を家族でのおでかけの参考にしてみてくださいね。
家族で工場見学に行くと得られる体験・経験
そもそも、皆さんは「工場見学」と聞いて、どんなことをイメージしますか?
小学校の頃に行った「社会科見学やバスツアーで、なんとなく立ち寄る場所」といった、イメージを持つ方も多いのではないでしょうか?
実は10年ほど前から、作ったり触ったり五感で体感するコンテンツやクイズ、映像技術による解説の進化などで「エンターテインメント性を盛り込んだ工場見学スポット」が増加し続けているんです。
なぜ、そんなに工場見学が盛り上がっているのか? 私なりの工場見学へ行くメリットを、「家族」という視点から簡単に紹介させてください。工場見学は家族のアクティビティにもってこいなんですよ!
🏭家族で工場見学に行くメリット🏭
- お財布にやさしく天候に左右されない
- 子どもも大人も好奇心や探究心が刺激される
- 家族のコミュニケーションにつながる
それでは、家族で楽しめる工場見学スポット10選を紹介していきます!
🏭工場見学に行く前に🏭
休館日、事前予約が必要か不要かは前もって確認しておきましょう。祝日や連休は工場がお休みの場合もあるので、ホームページやお電話などで問い合わせておくと安心ですよ。ドライブでわざわざ行きたい、関東近郊の工場見学10選
【1】コンパクトながらもワクワクがぎゅっと詰まった「ブルドックソース 館林ファクトリー」(群馬県館林市)
かわいらしいブルドッグのロゴでおなじみの「ブルドックソース株式会社」。2024年4月にオープンしたばかりの「ブルドックソース 館林ファクトリー」では、ソースの魅力や製造工程についてワクワクしながら学ぶことができるんです。
意外な場所から登場する番犬や隠れ○○探しなど、楽しい仕掛けがいっぱいの展示スペースや、ソースにかかせないスパイスの香りを体験できるコーナーなど、五感を使って学べるコンテンツがたっぷり。
特に1分間に300本ほどのソースが充填(じゅうてん)されていく様子は、とても見応えのある光景です。
おいしさのこだわりについてのクイズシートも用意されているので、家族で相談しながら謎解き風の工場見学が楽しめますよ。
工場見学自体は無料なのにお土産が豪華なのもうれしい。グループごとに1セットですが、私が参加した際には、ソースやドレッシングなど計3本もいただくことができました。
入場時にスタッフの方が撮影してくれた写真もオリジナル台紙に入れて、同封されているので見学のいい記念になります。残念ながら開催日が少ないため、振替休日や長期休暇のチャンスを逃さず予約するのがポイントです。
ちなみに工場見学前後に時間がありそうな方は、館林ファクトリーから車で5分ほどの場所にある人気のショッピングモール「アゼリアモール」がおすすめです!
【メモ】ブルドックソース 館林ファクトリー(群馬県館林市)
- URL:https://factory.bulldog.jp/
- 住所:群馬県館林市大新田町61-5(駐車場あり)
- 電話:0276-70-7231
- アクセス:東京駅から東北自動車道経由、約1時間10分
- 🚙³₃:Google マップ
- 周辺スポット:アゼリアモール、あしかがフラワーパーク、出流原弁天池(いずるはらべんてんいけ)
- 予約:必要
- 参加費:無料
- キッズスペース:なし
【2】お菓子好きにはたまらない! 遊び心あふれる「グリコピア・イースト」(埼玉県北本市)
工場見学に遊び心を取り入れた「先駆者的スポットの一つ」と言っても過言ではない「グリコピア・イースト」。まるで宇宙船の中のようにデザインされたエリアなど、遊び心ある空間でポッキーやプリッツの製造工程を楽しむことができます。
プリッツの説明パートでは、生地から箱詰めまでをしっかりと見せてくれるので、とてもわかりやすくて勉強にもなります。見学の途中には、本格的なクイズ大会が行われ、優勝者にはうれしい景品も。
クイズは7問がその日の参加者の操作によって決まるので、何度行っても楽しめます。工場内に広がる、香ばしい香りや甘い香りを楽しめるのも工場見学ならではの体験。
ズラリと並ぶ栄養菓子「グリコ」のおもちゃ展示を見ながら懐かしんだり、お気に入りを探したりと、家族の会話が弾むことも間違いなしです。
工場見学には、無料の試食やお土産もついているほか、土日祝日限定ですが別途有料(500円・小学生以上)で「デコポッキー体験」もできますよ。ジャイアントポッキーにチョコペンやカラーシュガーなどを使ってデコレーションしていくことで自分だけのオリジナルデコレーションポッキーが作れちゃいます。参加人数に限りがありますが、これを目的に参加するといった方も多い人気体験です。
見学に訪れる前後の食事には、埼玉県北本市のご当地グルメ「北本トマトカレー」を提供している店舗へ立ち寄るのもおすすめですよ。
【メモ】グリコピア・イースト(埼玉県北本市)
- URL:https://www.glico.com/jp/enjoy/experience/glicopia/east/
- 住所:埼玉県北本市中丸9-55(駐車場あり)
- 電話:048-593-8811
- アクセス:東京駅から東北自動車道 経由、約55分
- 🚙³₃:Google マップ
- 周辺スポット:東武動物公園、武蔵一宮 氷川神社、鉄道博物館
- 予約:必要
- 参加費:無料
- キッズスペース:なし
【3】江戸時代から続く伝統的なしょうゆづくり「金笛しょうゆパーク」(埼玉県川島町)
寛政元年(1789年)創業の老舗しょうゆ蔵にて伝統的なしょうゆづくりを見学できる「金笛しょうゆパーク」。普段から蔵に入っている職人さんがガイドをしてくれるので、熱い思いに触れながら、製造工程を見学することができます。
オリジナルの「教科書」を使って、クイズも交えつつ解説してくださるので子どもでも理解しやすく、家族みんなで楽しむことができますよ。
時期によっては、桶から「ポコポコ……」と発酵の音が聞こえてくるかも?! 施設内には、木桶トンネルやツリーハウス、ハンモックなどがそろう「のんびり広場」や「わんぱく広場」もあります。
しょうゆを使ったメニューがそろうレストランや売店も併設しているので、食事やお土産にも困りません。「小江戸」川越市の観光と組み合わせての訪問もおすすめです。
【メモ】金笛しょうゆパーク(埼玉県川島町)
- URL:https://kinbue-park.jp/
- 住所:埼玉県比企郡川島町上伊草654(駐車場あり)
- 電話:049-297-0917
- アクセス:東京駅から首都高速5号池袋線/ルート5と新潟線/関越自動車道経由、約1時間
- 🚙³₃:Google マップ
- 周辺スポット:川越城 本丸御殿、国営武蔵丘陵森林公園、五千頭の龍が昇る聖天宮
- 予約:不要。HPから事前予約可
- 参加費:無料
- キッズスペース:あり ※屋外の「のんびり広場」「わんぱく広場」に設置
【4】日本で唯一のカラーボール工場見学スポット「石山マイカラーボール」(埼玉県吉川市)
2024年6月現在、おもちゃ用の少し厚みのあるカラーボールを製造しているのは全国で3社のみなのですが、工場見学を開催しているのは株式会社石山だけ。
ちなみに、よく「銀行などにある防犯用のカラーボールのこと?」と勘違いされるそうですが、そのカラーボールではなく子どもたちが遊んだりする方のカラーボールです。
無料の工場見学は月に一度のみの開催ですが、土曜日開催なので平日勤務の方や小学生でも参加しやすいんです。実際に製造現場の中に入り、クイズを交えながら楽しくわかりやすく見学することができます。
「オリジナルのカラーボールづくり」や「サッカーボールの彩色体験」も行うことができるので、記憶に残る工場見学となりそうです。予約は先着順のため「行きたくても行けない......」という方には、月に数回開催されている有料のワークショップがおすすめですよ。
工場周辺は住宅が多いですが、駐車場もあるので車で行くのがおすすめ! 車だと彩色したボールも持ち帰りやすいと思います。
【メモ】石山マイカラーボール(埼玉県吉川市)
- URL:https://mycolorball.com/page017.html
- 住所:埼玉県吉川市土場158-2(駐車場あり)
- 電話:048-982-8074
- アクセス:東京駅から向島線/首都高速6号/ルート6と三郷線/首都高速6号/ルート6経由、約45分
- 🚙³₃:Google マップ
- 周辺スポット:森の美術館、イオンレイクタウン
- 予約:必要
- 参加費:無料(ワークショップは有料)
- キッズスペース:なし
【5】製造機械を間近で見れる! 身近なのに意外と知らない歯車の世界「小原歯車工業本社工場」(埼玉県川口市)
「もっとニッチな工場見学を楽しみたい!」という方におすすめなのが「小原歯車工業」。身の回りの多くのもので使われている歯車が、「一体どんなふうに作られているのか」をじっくりと見学することができます。
こちらも実際に製造現場の中に入ることができるので、機械好きにはたまらない時間です。とにかく機械の種類が多く、中には「こんなに近くで見ていいの?!」と思うようなものまで。
歯車の仕組みを利用した、クレーンゲームやラジコン型ロボットの操作体験もできますよ!
【メモ】小原歯車工業本社工場(埼玉県川口市)
- URL:https://www.khkgears.co.jp/
- 住所:埼玉県川口市仲町13-17(駐車場あり)
- 電話:048-255-7713
- アクセス:東京駅から首都高速5号池袋線/ルート5経由、約40分
- 🚙³₃:Google マップ
- 周辺スポット:川口西公園(リリアパーク)、浮間公園、川口市立科学館(サイエンスワールド)
- 予約:必要
- 参加費:無料
- キッズスペース:なし
【6】ガラス越し見学なら予約不要。海ドライブと一緒に楽しめる「八天堂カフェリエきさらづ」(千葉県木更津市)
「くりーむパン」でおなじみの「八天堂」が2023年4月にオープンした、「八天堂カフェリエきさらづ」。
ガラス越しの製造工程見学であれば事前予約不要なため、ドライブの立ち寄りにも最適です。
クリームのもととなるカスタードを製造するカスタードラインや、パンに次々とクリームが詰められていく包装ラインは、ずっと見ていたくなる光景。
また、事前予約をすれば有料で「VR工場見学」や「パンづくり体験」も楽しめます。特に「VR工場見学」では、ココでしか食べられない焼きたてパンとクリームを味わうこともできます。
通常、八天堂の「くりーむパン」は時間を置いてしっとりさせていますが、こちらは焼き立てなのでまだ温かく、パンそのもののおいしさを実感できます。まさに工場ならではの体験ですね! 特別な試食やうれしいお土産もついてくるので、せっかく行くならぜひ体験してほしいです!
「パンベキュー」と呼ばれる八天堂オリジナルのバーベキュープランでは、新鮮なお肉や野菜、バーベキューに合うお食事パンなどがすべてセットになっており、準備から後片付けまでお任せで楽しむことができます(※要予約)。ちなみに筆者が在住経験のある台湾ではバーベキューにはパンを合わせるのが一般的でした! 意外な組み合わせかもしれませんが結構おいしいですよ!
さらに、おしゃれで開放的な空間となっているカフェでは、ランチや買い物も楽しめます。季節や行事によって、子どもが楽しめるプチイベントが用意されているのも魅力的。
「ハイハイのできるキッズスペース」や「調乳用のお水サービス」など、小さなお子さま連れでも安心です。夏は近くの海水浴場や海鮮グルメスポットも組み込んだドライブもおすすめ!
【メモ】八天堂カフェリエきさらづ(千葉県木更津市)
- URL:https://hattendo-kisarazu.jp
- 住所:千葉県木更津市かずさ鎌足2丁目2-22(かずさアカデミアパーク内)
- 電話:0438-52-0810
- アクセス:東京駅から東京湾アクアライン/国道409号経由、約55分(駐車場あり)
- 🚙³₃:Google マップ
- 周辺スポット:東京ドイツ村、石神なの花畑、鹿野山九十九谷展望公園
- 予約:「ガラス越しの製造工程見学」は不要、「VR工場見学」や「パンづくり体験」は必要
- 参加費:「ガラス越しの製造工程見学」は無料、「VR工場見学」は有料(未就学児は無料)、「パンづくり体験」は有料
- キッズスペース:あり
【7】見応えのある製造ラインに知的好奇心を刺激される「ファンケル美健 千葉工場」(千葉県流山市)
流山インターからすぐの場所にある「ファンケル美健 千葉工場」は、高速道路を利用したドライブにも立ち寄りやすい立地です。
「化粧品工場」と聞くと、子どもにとっては縁がないかもしれませんが、見応えのある製造ラインは、ぼーっと眺めているだけでも気持ちがたかぶってきます!
実際に、当時小学1年生の長女も夢中になって見学していました。「見学通路から見やすいように」と、わざわざ製造ラインをU字にしてあるところや、全工程撮影OKなのもうれしい心遣いです。
また、防腐剤を一切入れない無添加化粧品を製造するため、異物はもちろん、細菌レベルの混入も防ぐことができるよう徹底的に管理されています。
特に充填工程では、「class 100」という高い清浄度を保っています。これは目薬や注射液も製造できる医薬品同等レベルなんです。
きっと家族で知的好奇心がくすぐられること間違いなしです。天候にもよりますが、工場からはスカイツリーや富士山が見えることもあります。
お土産には、サプリメントや洗顔パウダーをまるまる1本もらえることができるのでお得感もたっぷりです。
【メモ】ファンケル美健 千葉工場(千葉県流山市)
- URL:https://www.fancl.jp/factory/chiba/index.html
- 住所:千葉県流山市西深井1028-5(駐車場あり)
- 電話:04-7155-0011
- アクセス:東京駅から向島線/首都高速6号/ルート6と三郷線/首都高速6号/ルート6経由、約50分
- 🚙³₃:Google マップ
- 周辺スポット:もりのゆうえんち、柏の葉公園、こうのとりの里
- 予約:必要
- 参加費:無料
- キッズスペース:なし
【8】エンジンの組み立て工程を間近で。車好きにはたまらない「日産自動車 横浜工場」(神奈川県横浜市)
全国に6ヵ所ある日産自動車の工場見学施設ですが、横浜工場は日産自動車発祥の地でもあります。こちらの工場では、エンジンの組み立て工程を間近で見ることができますよ。
最新の生産技術やロボットと人が協力しながら効率よく製造していく様子は、特に車好きやメカ好きにはたまらない光景です。
また、日産自動車の歴史や歴代のエンジンなどが展示してある「エンジンミュージアム」は、たとえ車好きではなくてもワクワクするはず!
「エンジンミュージアム」のみの利用であれば予約不要(10名以上の団体は要予約)なので、気軽に訪れることができるのもいいですよね。
長期休暇に開催される「子ども向けイベント」や不定期開催の「地域と連動した特別企画」も注目です。
【メモ】日産自動車 横浜工場(神奈川県横浜市)
- URL:https://www.nissan-global.com/JP/PLANT/YOKOHAMA
- 住所:神奈川県横浜市神奈川区宝町2(駐車場あり)
- 電話:045-461-7090
- アクセス:東京駅から首都高速1号/ルート1と首都高速神奈川1号横羽線/K1経由、約35分
- 🚙³₃:Google マップ
- 周辺スポット:横浜港シンボルタワー、川崎大師 平間寺、横浜ランドマークタワー
- 予約:ゲストホール館内は自由に観覧可能。団体(10名以上)の方はゲストホールまで連絡が必要。工場見学を希望の方はホームページより予約が必要
- 参加費:無料
- キッズスペース:なし
【9】ボタン早押しで大人も本気になってしまう! 大人気スポットがリニューアルオープン「OSEBA 島田電機製作所」(東京都八王子市)
日常生活になくてはならないエレベーター。そんなエレベーターのボタンや表示器の製造および販売を行う「島田電機製作所」が東京都八王子市にあります。
ここでは以前から工場見学を開催しているのですが、人気である上に開催頻度や受け入れ人数が少ないこともあり、“当選確率1%”とも言われるほど予約困難な状況でした。
そこで、2024年7月1日より開催頻度や参加人数の受け入れ人数を大幅にリニューアルして、新たに「OSEBA」としてオープンしたんです!
普段何気なく押しているあのボタンやこのボタンなど、身近だけど実はよく知らないボタンの世界を楽しく学べるコンテンツが充実しています。
最初に登場するのは、エレベーターBOXが無限に続く幻想的な空間、通称「無限エレベーターBOX」。鏡に覆われた空間の中、映像技術を駆使した演出により、エレベーターの昇降感が味わえるなど、キラキラ輝く特別感に大人も子どももドキドキワクワク!
大人気の「ハートビート早押しチャレンジ」では、30秒間にいくつのハートを押せるかを試すことができます。平均は170個程度とのことですが、私は2回目のチャレンジでなんとか196個という記録に。
ボタンの高さが異なっているため結構難しく、子どもよりも大人の方が本気になってしまうかも。案内してくださった方は、なんと333個コンプリートできる唯一の社員さんで、運が良ければその神業を間近で見ることができるかも? ボタン一つひとつに「ハートビート(ココロが高鳴る)瞬間」が書かれていて、文字にも注目です。
ほかにも、ボタンの歴史や製造の裏側が遊び心たっぷりで紹介されており、楽しみながら学ぶことができるユニークなスポットです(※2024年8月現在、製造ラインの見学は休止中ですが、年内には再開の可能性があるようです)。
【メモ】OSEBA 島田電機製作所(東京都八王子市)
- URL:https://www.shimada.cc/tour
- 住所:東京都八王子市大和田町3丁目11-1 (駐車場あり)
- 電話:042-656-1401
- アクセス:東京駅から首都高速4号新宿線/ルート4と中央自動車道/富士吉田線/西宮線/長野線経由、約45分
- 🚙³₃:Google マップ
- 周辺スポット:高倉南公園、旭が丘中央公園、子安神社
- 予約:必要
- 参加費:有料
- キッズスペース:なし(2024年内に設置予定)
【10】キッズコーナーにチームラボ監修エリアが登場! 足湯もフードも楽しめる「かねふく めんたいパーク伊豆」(静岡県函南町)
全国に6ヵ所ある「かねふく めんたいパーク」は、いずれも予約不要で無料で楽しめます。各施設にそれぞれの特徴がありますが、「めんたいパーク伊豆」の魅力の一つは、富士山を眺めながらの足湯が無料で楽しめること。
1階にある「遊んで学べる! つぶつぶランド」は、明太子の原料であるスケトウダラの生態や鳴き声に関する展示やクイズ、魚釣りゲーム、ボールコースター、シアターなど、楽しみながら明太子について学べるエリアとなっています。
明太子の製造で実際に行われている工程を遊びにアレンジした「塩漬けポンポン!」は、赤と白のボールを投げ入れ、一定の量がたまるとトスロン容器がひっくり返り、ボールが落ちてくるというシンプルなものですが、大人でも結構楽しめますよ!
2階にある「タラピヨキッズランド」では、富士山の形をした山やボルダリングやブロック、ゲームなど、幅広い年齢のお子さまが楽しめます。2024年5月に登場した「こびとが住まう黒板」は、デジタルアートで有名なチームラボが監修。画面をタッチすると小さなこびとたちの動きが変わったり、雨を降らすことができたり……と大人でも思わず夢中になってしまうユニークな黒板です。
明太子フードを楽しめるフードコートやできたて明太子の試食販売、「めんたいパーク」限定のカプセルトイなど、ドライブの立ち寄り先として家族で存分に楽しめます。あまりの充実ぶりに帰れなくなるかも……?
【メモ】かねふく めんたいパーク伊豆(静岡県函南町)
- URL:https://mentai-park.com/izu
- 住所:静岡県田方郡函南町塚本753-1(駐車場あり)
- 電話:055-928-9012
- アクセス:東京駅から東名高速道路経由、約1時間50分
- 🚙³₃:Google マップ
- 周辺スポット:伊豆パノラマパーク、あわしまマリンパーク、竹林の小径
- 予約:不要
- 参加費:無料
- キッズスペース:あり
いかがでしたか? 行ったことのある場所や気になっていた場所はあったでしょうか?
最近の工場見学は、企業の方々による「楽しんでもらいたい」「知ってもらいたい」「ワクワクしてもらいたい」といった思いのもと、たくさんの工夫が詰まっています。普段から口にしているものや使用しているものから、身近にあるのに意外と知られていないニッチなものまで、知れば知るほど面白い裏側ってたくさんあるんですよね。
そんな普段見ることのできない製造工程や、衛生・安全へのこだわりに触れられて、貴重な体験ができる工場見学は、世代や性別を問わず楽しめる贅沢レジャーと言っても過言ではないと私は思っています。
今回紹介した工場見学スポット10選以外にも、魅力的な場所はまだまだたくさんあります! 車でのドライブと工場見学の組み合わせを、それぞれのプランでぜひ楽しんでみてください。
皆さんにとって、工場見学が特別な思い出の一つになればうれしく思います。
車で遊びに出かけよう
編集:はてな編集部