世田谷道場

道場正面の額は、嘉納行光氏(元全日本柔道連盟会長)から寄贈されたものです。
「盡己」は嘉納治五郎師範の言葉で、“おのれをつくす”と読み、女子柔道部員はこの理念のもと、試合では当然のこと、日ごろの練習においても常に全力を出しきることを心掛けています。

そして「一本」を取る技術を習得し、オリンピック、世界柔道選手権等、世界のトップレベルの大会で活躍することを目標にしています。

施設案内

世田谷道場は、世田谷区北烏山に平成9年12月24日に完成しました。図書館の雰囲気があるこの建物には、女子柔道部ならではのさまざまな工夫を凝らしています。
外観はレンガ調タイル、館内は太陽光を多く取り入れる大きな窓、床はフローリングにして、「質実剛健の雰囲気の中にも明るく女性らしい柔道場」になるよう配慮しました。

1F

1階ロビーには数々のメダルやカップ、賞状等が写真とともに展示してあり、輝かしい戦歴が一目でわかるようになっています。
他にトレーニングルーム、ミーティングルームも完備しています。

  • 輝かしい戦歴が並ぶショーケース
  • 北京オリンピックで上野雅恵選手(現監督)が獲得した金メダル
  • トレーニングルーム

2F

練習風景

2階にある柔道場は面積が368平方メートル(176畳)。冷暖房完備で畳の下にはスプリングを入れて安全性に配慮しており、構造は講道館道場と同一にしてあります。屋根には開閉式トップライトを設置して採光、換気面にも工夫を凝らしています。

練習面では当社女子柔道部員の日常練習に加えて、各地の大学や高校等を招いて合同練習を行う他、日本へやってくる各国のナショナルチームとも一緒に練習を行い、柔道を通して国際交流にも一翼を担っています。

三井住友海上柔道クラブ

少年少女柔道教室

柔道の普及と地域交流のために週2日(水、土)、近所の小学生を対象に少年少女柔道教室を開催しています。

3F

3階はロッカールーム、洗濯室、休憩室等があります。

4F

4階は合同練習のための宿泊施設となっています。