“必要なときに必要な分だけ”利用できる保険

最近、街中でカーシェアやレンタサイクルなどのシェアリングサービスを目にすることが増えていませんか?
従来、自動車や自転車は、個人で所有するものと考えられていましたが、モノを他人と共有し、“必要なときに必要な分だけ”利用するというシェアリングエコノミー市場が拡大しています。これらをバックアップしているのが、インターネットやスマートフォン。いつでもどこでもサービスを申し込むことができ、その場で支払いも完結できる手軽さが、利用者を増やしています。

保険にも、“必要なときに必要な分だけ”というニーズはあるはず—そのアイデアが形になったのが、三井住友海上が開発した『1DAY保険』シリーズです。24時間単位で必要なときだけ加入でき、スマートフォンのアプリやコンビニエンスストアでの申込みが可能な保険です。第1弾の『1DAY保険』(自動車保険)に続いて、2018年4月に、第2弾の『1DAYレジャー保険』が誕生しました。

レジャーを楽しむために不安を少しでも減らしたい

松葉

「健康志向の高まりや、働き方改革で余暇の時間が増えていることから、今後、レジャーを楽しむ人が増加すると予想されています。レジャーには、ケガなどのリスクがあるにもかかわらず、ケガを補償する保険は学校や企業を通じた団体加入を除いて、一般の方にはなじみの薄いものでした。また、従来からゴルファー保険のように活動シーンを限定してケガを補償する保険もありますが、加入は1年単位。保険の存在を知っていても、年に数回しかゴルフをしない方にとっては、ややハードルが高いものでした。
レジャーを思いっきり楽しむためには、心配ごとを減らすことが必要です。そのためにも加入のハードルが低い保険を作ることが、私たちの使命です。わかりやすい仕組み、簡単な手続、安価な保険料を必須条件として、新しい保険商品の開発に挑戦しました。」

『1DAYレジャー保険』は目的別に、レジャー全般、ゴルフ向け、ハイキング・軽登山向け、スキー・スノボ向けの4つのプランが用意され、それぞれのシーンに適した補償がセットされています。保険料はいずれもベーシックタイプが24時間500円。ワンコインというお求めやすさにこだわっています。

松葉

「それぞれのレジャーにどのようなリスクがあるか、一般的な統計や実際の経験談をもとに、さまざまな想定をしながら補償内容を検討しました。また、保険料が安価だからといって補償が薄くなってしまっては、魅力がある保険とは言えません。少しでも補償を厚く、なおかつ、継続して提供できるよう、何パターンも検証を重ねました」

利用者の立場に立った、かゆいところに手が届くプラン

ゴルフ向けプランでは、個人で加入できるタイプのほかに、ゴルフコンペの幹事さん向けタイプも用意されています。幹事さんが参加人数を契約手続画面に入力するだけで、コンペの参加者全員を補償することができ、気苦労を一つ解消することができます。また、従来の「ホールインワン・アルバトロス費用補償特約」に加えて、業界初の「コンペにおけるホールインワン・アルバトロス達成祝品贈呈費用特約」もセットされました。ホールインワンを達成した人に対し、コンペ仲間がお祝いをするための費用を補償します。実はこのアイデアを生み出したのは、これまでゴルフクラブを握ったことがなかった若手社員でした。

松葉

「ゴルフ未経験の若手社員が、今回の保険を開発するにあたって、ゴルファーの気持ちを知るためにゴルフを始めました。ホールインワンを達成した本人がコンペ仲間にプレゼントを振る舞う制度を初めて知り、当の本人はなぜ祝ってもらえないのかという素朴な疑問を感じて、今回の特約を提案しました。チーム内でも『それは面白いね』と若手社員の新しいアイデアを後押ししました。関連法の調査や認可取得など、乗り越えなければならない壁がいくつもありましたが、どこにもない魅力ある保険にしたいという気運が高まり、業界初の特約を実現することができました」

レジャーの楽しい気持ちを盛り上げる保険に

『1DAYレジャー保険』には、「海だ!山だ!ゴルフだ!」と、明るく、軽快なキャッチコピーがついています。新しい保険商品の魅力を端的に伝えるとともに、お客さまが保険に申し込まれるシーンをイメージしたものです。

門田

「パンフレットやポスターなどの販促ツールは、レジャー関連の店舗に設置することが多いので、お客さまの目に触れたときに、楽しい気分を損なわないようなキャッチコピーやデザインにこだわりました。パンフレットには社員が自ら考案した4コママンガを掲載し、この保険のポイントやメリットをお伝えしています。」

若い世代にも保険の安心感を届けたい

門田

「『1DAYレジャー保険』の特徴は、スマートフォンからの加入では、学生を中心とした20代が多いことです。大学のゼミやサークルといった活動などに、潜在的なニーズがあったことがわかりました。スマートフォン(やコンビニエンスストア)で申込みを済ませることのできる手軽さが、若い世代のご利用を後押ししています。」

わかりやすい仕組み、スマートフォンでの簡単な手続、手軽な保険料というこだわりで、傷害保険を身近なものにした『1DAYレジャー保険』。これまでにない新しい保険の形が、裾野を広げています。

松葉

「『1DAYレジャー保険』は、お客さまの選択肢を増やしつつも、わかりやすい仕組みを追求したこだわりの保険です。保険に加入した安心感をもって、レジャーとスポーツを心ゆくまで楽しんでいただきたいと願っています。」

門田

「“必要なときに必要な分だけ”というニーズに応えるレジャー保険として、シーズンに合わせてお客さまにご利用していただきたいと考えています。今後は、レジャーに限らずさまざまなリスクを想定した保険を開発し、お客さまに喜んでいただきたいと考えています。」

  • 所属部署、役職、内容は取材時点のものです。

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