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日頃のそなえ

2018.08.02

【空の旅あるある】急な欠航・遅延に対する心得

日頃のそなえ

2018.08.02

【空の旅あるある】急な欠航・遅延に対する心得

旅行や仕事で飛行機を使うことも多いと思いますが、悪天候などで搭乗予定便が欠航や大幅遅延してしまうと、予定全体を変更しなくてはなりません。このような事態に遭遇しても慌てないように、今回は飛行機の欠航・遅延に対する予備知識と備えのポイントについてご紹介します。


欠航時の航空会社の対応は、航空会社や欠航の理由で異なる

振り替え、払い戻し、宿泊費負担、交通費負担……航空会社の対応内容はさまざま
飛行機が欠航する場合の対応として、同じ航空会社の別便への搭乗を手配する「振り替え」や、搭乗しない代わりに航空券の代金を返金する「払い戻し」などがあります。
また、遅れている便や振り替え便を待つ間の「宿泊費負担」、別の航空会社の飛行機や鉄道、バスなどの交通手段で目的地へ向かう場合の「交通費負担」などが受けられることもあります。これらの対応内容は航空会社によっても違いがありますが、大きくは欠航の理由により違いが生じているようです。

悪天候、機材故障……欠航の理由によって対応内容には違いが
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例えば、「悪天候」などの不可抗力で欠航(または大幅な遅延)となった場合、同社便への「振り替え」や「払い戻し」には対応しますが、宿泊費や交通費については、乗客の負担としているケースが一般的です。

一方、「機材の故障」など航空会社の都合で欠航(または大幅な遅延)となった場合は、振り替えや払い戻しに加え、「宿泊費負担」や「交通費負担」が受けられるが場合が多いようです。ただし「当日目的地まで到着できない場合」、「航空会社が定める範囲において」など、各社によって条件が違うので、注意が必要です。
なお、ツアーチケットの場合はツアー規程により異なりますので、航空会社ではなく旅行代理店に確認する必要があります。

事前の準備で、欠航時も慌てず対応

運行状況確認や手続きはネット環境があるとグッと楽に
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航空会社各社の最新の運行状況は、一般的にWebサイトやSNSなどで情報発信されています。インターネットに接続できる端末があれば、空港に到着する前から手軽に最新の情報を確認することができます。航空会社によっては、メールで運行状況をお知らせしてくれるサービスも提供しています。

出発前に航空会社のWebサイトをチェック
ネット環境があっても、欠航の可能性が出てきてから慌てて搭乗便の変更手続方法などを調べたのでは、すぐに情報を見つけられず焦ってしまうことも考えられます。時間に余裕のある出発前日までに、利用する航空会社や、旅行代理店などのWebサイトをチェックして、欠航の場合の手続き方法や連絡先にも一度目を通しておきましょう。

ネット環境がない場合は電話連絡先のメモを携行して
ネットが使えない場合は、空港カウンターなどへ直接行くか、電話で問い合わせることになります。いざという時に備え、利用する航空会社の空港カウンターや予約センター、旅行代理店などの電話番号をあらかじめメモして持ち歩いていると安心です。

空港から自宅への移動もシミュレーションして

空港には着いたけれど電車がない!ということも……
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欠航や遅延の際に航空会社が対応してくれるのは、一部の場合を除いて基本的に「飛行機で移動する予定の区間」です。遅れながらも飛行機で空港には着いたけれど、終電の時刻を過ぎていて電車やバスでの移動ができない……といったことになれば、自分で対策を考えなければなりません。

自費でタクシーを使ってでも移動したいのか、空港近辺で宿泊して翌日移動した方がいいのか、出発地に宿泊して翌日の便に振り替えたほうがいいのかなど、費用や移動時間、待ち時間や環境による負担なども含めて、あらかじめシミュレーションしておくと安心です。

電車遅延で搭乗に遅れても対応してもらえるかは会社による
飛行機の欠航・遅延以外にも、空港へ向かう電車やバスが遅延して搭乗時間に遅れてしまうといったことも考えられます。この場合は、間に合わないと判断したらできるかぎり早くに、航空会社か旅行代理店へ連絡しましょう。必ず対応してもらえるわけではありませんが、運休・遅延証明書等があれば、航空会社や旅行代理店によっては、後続の便への振り替えや払い戻しを受けられる可能性があります。

なお、電車の遅延で搭乗できなくても、鉄道会社や航空会社には補償をはじめとした対応の義務はないと考えるのが一般的です。振り替えや払い戻しに応じてもらえない可能性も考えられますから、まずは余裕を持って出発するのがおすすめです。

飛行機の欠航・遅延に関しては、あらかじめ情報源や連絡先を押さえておいたり、時間に余裕を持って出発したりするなど、事前の準備をしっかりしておくことがもしもの時の備えになります。旅先、出張先での予定や準備に加え、移動のための準備もしっかり済ませておきましょう。

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