活動レポート

  • 大会結果
  • 2019年11月30日

「アジアカップ・汕頭市」で古谷純平選手が2位、小田倉真選手が3位!

表彰台の古谷選手(左)と小田倉選手(右)

11月30日(日)、中国・汕頭市で「アジアカップ・汕頭市」が開催され、当社トライアスロン部の古谷純平選手が2位、小田倉真選手が3位に入賞しました。

大会結果詳細

2位 古谷純平 1時間43分35秒
3位 小田倉真 1時間43分43秒

※本大会は、スイム1.5km、バイク39.6km、ラン10kmのスタンダード・ディスタンス(51.1km)で開催されました

選手コメント

古谷純平選手

皆さま、いつも温かいご支援ご声援ありがとうございます。
シーズン最終戦、中国で開催されたアジアカップ・汕頭市に出場してきました。
11月の3連戦後から2週間ほど体調を崩し、トレーニングもできていなかったため、もうなるようにしかならないとある意味開き直って、リラックスした状態でレースに出場しました。
スイムは人生で初のフライングをしてしまい、スイムからバイクへのトランジットで15秒のペナルティを課せられましたが、それを分かっていたため始めから先頭でペースを上げて、後続の集団と5秒ほどの差をつけ、スイムを単独トップでフィニッシュしました。ウェットスーツ着用だったことも功を奏して、得意のトランジットは完璧にこなし、15秒ストップさせられるもバイクを2番手でスタートすることができました。
スタート後すぐにUターンがあり、そこで後続を確認したところ4番手にバイクの強い前田凌輔選手がいたので、彼の合流を待ち、すぐにペースを上げ、4人で逃げ集団を形成しました。最終的に後続の大集団から1分40秒の差をつけてランをスタートしました。
ランが1番の不安材料だったのですが、今回のランコースは今まで出場したレースの中でも飛び抜けて1番きついコース(400m上って200m下って、折返して、200m上って400m下る区間を4回通るコース)でした。序盤は中国の選手と優勝したニナー・ケンジ選手に先行されましたが、自分のペースを貫くことに専念しました。2周目で中国の選手を捉えると3周目で引き離すことに成功し、更に後続集団から猛追してきた小田倉選手も最終周でかわし、日本人で表彰台を独占することができました。
正直、今回のレースでのパフォーマンスには自分自身が1番驚いています。今年は2位ばかりで、今回のレースは6回目の2位でしたが、今回に限っては嬉しい2位なので良しとします。来シーズンは1位を並べられるようにがんばります!!
10ヶ月におよぶシーズンもようやく終了しました。まずは一休みして・・・と言いたいところですが、帰国の翌々日からオフシーズン最初のナショナル合宿に参加してきます。その後もずっとタフなスケジュールが続きますので、引き続き怪我と体調管理には留意して、来シーズンに向けてがんばっていきます。
皆さま、2019シーズンもたくさんのご支援ご声援をいただき、本当にありがとうございました。
2020シーズンも引き続き、よろしくお願いします。

小田倉真選手

皆さま、いつも温かいご支援とご声援ありがとうございます。
今大会はシーズン最終戦となり、良いパフォーマンスで3位以内を最低限の目標としてレースに臨みました。
スイムではスタート直前に水温が20℃を下回った影響でウエットスーツ着用となりました。スタートで出遅れてしまい、序盤は後方から追い上げる展開になりました。中間地点で自分が6番目で先頭から離れていないことを確認し、そのままの位置を保ったまま2周目も泳ぎ切りました。しかし、トランジットでのウエットスーツ脱着に手間取ったうえに、バイクに乗車してからバイクシューズを履くのにも時間がかかってしまい、先頭集団に乗り遅れてしまいました。
残った私と中国の選手2名でローテーションをしながら走行しましたが、先頭集団とは離れる一方で、後方の20名ぐらいの集団とは差が縮まっている状況でした。私達の走力では後方の集団に追いつかれるのも時間の問題であると考え、マイペースで走行して10キロ地点で後続の集団と合流しました。合流した集団にはランニングで力を発揮する選手が含まれていたため、注意を払って走行しました。
集団に合流してからもローテーションはしていましたが、ローテーションに入る選手と入らない選手がおり、リズムが崩れ、先頭集団との差は広がる一方でした。一時的に差が縮まることもありましたが、すぐにまた差は広がり、バイクフィニッシュに向けて徐々にローテーションに参加する選手も限られて来ました。私はランニングに向けて、集団の中で一番で走ることと、ランニングに力がある選手が後方で待機しているのを見て、残り5キロはローテーションに参加せずにランニングのことを考えて走行しました。
集団の上位でランニングをスタートし、最初はランニングに力のある選手一人の後方に付けて走りましたが、余力があると確信して登り坂でペースを上げて走りました。予想どおり、ランニングに力のある選手2名がついて来て、私を含めて3名で展開しました。2周目の登り坂でもう一度ペースを上げると単独になり、そこからは自分のペースで走りました。5位だったのが3周目で4位に上がり、最周回では3位に上げ、2位までは8秒差でレースを終えました。
今回のレースはミスの影響で大きく理想の展開から外れてしまいましたが、最低限の順位でゴールし、パフォーマンスも良いかたちで終えられたことは良かったと思います。
今シーズンはとても苦しいシーズンでしたが、日頃から皆さまに見守って下さったお陰でここまで回復することができました。
まだまだ世界とは実力差があるのが現状ですが、来年も粘り強く元気のある走りを皆さまの前でできるようにこれからも精進します。
引き続き、ご支援とご声援のほどよろしくお願いします。