活動レポート

  • 大会結果
  • 2019年11月10日

「ワールドカップ・サント ドミンゴ」で小田倉選手が8位に入賞!

11月10日(日)、ドミニカ共和国・サント ドミンゴで「ワールドカップ・サント ドミンゴ」が開催され、当社トライアスロン部の古谷純平選手、小田倉真選手が出場し、小田倉選手が8位に入賞しました。

大会結果詳細

8位 小田倉真 1時間41分05秒
35位 古谷純平 1時間45分11秒

※本大会は、スイム1.5km、バイク38.5km、ラン10kmのスタンダード・ディスタンス(50km)で開催されました

選手コメント

小田倉真選手

皆さま、いつも温かいご支援とご声援ありがとうございます。

今大会はワールドカップシーズン最終戦であり、レベルの高い選手が集いましたが、自身のパフォーマンスの調子がよく、8位入賞に向けて自信を持って臨みました。
スイムでは序盤混戦がありながらも、冷静に自身の力を使わず周りの選手の流れに身を任せて泳ぎました。前半終了時、一度浜辺に上がった際に先頭の位置を確認し、後半も常に先頭の選手が見える位置で泳ぎ続け、最後浜辺に上陸する手前で波に乗り、先頭とは5秒差でスイムパートを終えることができました。
バイクでスタートしてからすぐに先頭に追いつき、約15名の集団が形成されました。しかし、集団のローテーションがうまくいかず、半周で後続の集団に追いつかれ、約30名の大集団で展開することになりました。バイクコースの路面が悪い箇所やスピードバンプなど障害物がいくつか存在していたので、焦らずに集団の前方で展開することを意識しました。後半になるにつれてポジションやペースを保つことがきつくなり、集団の後方に追いやられる場面が多くなっていき、思っているよりも体力が消耗された状態でランニングに移りました。
序盤で、7名の先頭集団のすぐ後ろに、私を含む5名の集団が形成されました。前の集団とはそれほど差がありませんでしたが、湿度が高い影響で体感温度が高く、ハイペースで展開すれば後半失速してしまう可能性があると感じました。そのため8位集団に残り、その集団の中で一番でフィニッシュすることを考えて展開しました。海風も強かったため、なるべく先頭に出ずに他の選手の後ろについて走りました。中盤で先頭集団にいた選手が1名脱落し、その選手を追い抜いていきました。後半では私達の集団は3名に絞られ、終盤には私を含めた2名で7位争いとなりました。最後はゴールスプリント勝負で負けてしまいましたが、8位でフィニッシュし、ワールドカップで初めて入賞することができました。
強豪が集っている中で入賞できたことはとても嬉しく、しっかり練習成果を発揮できたことも自信になりました。しかし、まだまだトップの選手とは差が大きく、展開的にも克服できていない課題がありました。
次戦はシーズン最終戦アジアカップ・汕頭市です。今回達成できなかった課題を一つでも克服できるように強化していきます。
引き続き、ご支援とご声援のほどよろしくお願いします。

古谷純平選手

皆さま、いつも温かいご支援ご声援をいただきありがとうございます。
ワールドカップ3連戦目、ドミニカ共和国に行ってきました。先週のペルー同様、初めて訪れる国でしたので、いつも以上に準備を行いレースに挑みました。
今大会も8位入賞を目標に設定し、レースに出場しましたが、体調が優れず自分自身の思うようなレースが一切できませんでした。
スイムこそ3位で上陸しましたが、得意のバイクでは一切攻めることができず、普段なら全然楽に感じるペースでさえもキツく感じ、ランも全く身体が動きませんでした。
ドミニカ共和国は気温も湿度も高く、私にとってはチャンスだったのですが、そこで思うようなレースができず悔しい限りです。
帰国の4日後には、来シーズンの世界選手権およびワールドカップの出場資格がかかった大事な記録会があり、11月末には今シーズンの最終レースが控えています。
思うようにいかないことばかりの長い長い我慢のシーズンとなりましたが、終わりよければ全てよし!と最後に笑えるように、気を抜かず引き続きがんばります!