活動レポート

  • 大会結果
  • 2018年06月10日

「ワールドカップ・ウアトゥルコ」に出場

6月10日(日)、メキシコ・ウアトゥルコで「ワールドカップ・ウアトゥルコ」が開催され、当社トライアスロン部の古谷純平選手と小田倉真選手が出場しました。

大会結果詳細

18位 古谷純平 56分33秒
32位 小田倉真 57分00秒

※本大会は、スイム0.75m、バイク20.98km、ラン5kmのスプリント・ディスタンス(26.73km)で開催されました

選手コメント

古谷純平選手

皆さま、いつも温かいご支援ご声援ありがとうございます。
今大会の開催地であるメキシコは、今シーズン最大のイベント、アジア競技大会の会場であるインドネシアと気候が似ているため、その気候に慣れることを目的とし、8位入賞という目標を持って出場しました。
結果は18位と目標の順位には届きませんでしたが、アジア競技大会に向けて良い準備ができたレースとなりました。
レース展開としてはスイムから先行し、バイクでの少人数逃げを狙っていましたが、展開に恵まれず結局50名ほどの大集団となり、ランニングレースとなってしまいました。
スイムを4番手でフィニッシュすると得意のトランジットで先頭に立ち、バイクでの少人数逃げを試みたのですが、私のペースについてこれる選手が1名しかおらず、その選手もすぐに逃げを諦めたため、1人で逃げるという冒険はせず、集団に戻る選択をしました。その地点ではまだ3つの集団に分かれていたのですが、全く集団が機能せず、最終的に3つの集団が一緒になり、50名ほどの大集団となりました。8位入賞のためにも最も避けたい展開でしたが、そこは臨機応変に作戦を変更し、落車のリスクを減らす為にも集団の前方をキープしつつ、ランに向けてエネルギーを溜めることに専念しました。
ランは高温多湿のため、前半は抑え気味に入って、後半ペースダウンした選手を1人ずつ捉えていくイメージで走りました。結果的にその作戦は成功し、後半順位を上げることができましたが、トップ選手との根本的な走力の差も痛感することとなりました。
次戦は7月7日に高松で開催されるアジアカップです。昨年優勝している相性の良い大会ですし、久しぶりの国内アジアカップなので、非常に楽しみです!
連覇できるようにしっかりコンディションを整えてレースに臨みたいと思います。
引き続きご声援のほどよろしくお願いします。

小田倉真選手

皆さま、いつも温かいご支援とご声援ありがとうございます。
今大会は気温と水温が高く、厳しい条件の中でのレースでしたが、有力選手が少なく、上位を狙える大会であったためチャンスと捉えて8位入賞を目指して臨みました。
スイムではスタートしてから約200メートルくらいまでは混戦もなくストレスなく泳ぎました。200メートル過ぎてから徐々に混戦状態になり、息が上がり過ぎない程度に自身の中でコントロールしながら泳ぎましたが終盤になるにつれて混戦が激しくなり、息が上がった状態で終えることになりました。
バイクでは序盤は10名くらいの集団になりましたが、ペースが上がらず2周目には40名以上の大きな集団になりました。その中で集団の前方で展開し、ランニングに向けて力を温存することを意識しましたが、理想通りの位置取りができず、終盤には集団の後方に追いやられてしまいました。
ランニング序盤では理想のペースで進めることはできましたが、早い段階で息が落ち着かない状態になり、後ろから選手に追い抜かされる展開になりました。息は上がってもフォームだけは崩さないように我慢して走りましたが、最後まで落ち着かずに32位で終えました。
上位を狙っていただけにこの結果で終えてしまったのはとても悔しい気持ちです。
私は他の選手に比べて暑さに弱いと痛感した大会でした。9月のアジア競技大会も今大会と同じ厳しい環境下でのレースが予想されます。今回の反省をしっかり分析し、対策を考えて厳しい中でもパフォーマンスを落とさず結果を残せるように準備したいと思います。
次戦はWTSハンブルグ大会です。コースもフラットでスピードが求められる展開になりますが、世界のトップ選手から引きを取らないパフォーマンスができるように挑戦したいと思います。
引き続き、温かいご支援とご声援のほどよろしくお願いします。