活動レポート

  • 大会結果
  • 2017年09月03日

「ワールドカップ・カルロヴィ・ヴァリ」に出場!

9月3日(日)、チェコ・カルロヴィ・ヴァリで「ワールドカップ・カルロヴィ・ヴァリ」が開催され、当社トライアスロン部の古谷純平選手、小田倉真選手が出場しました。

大会結果詳細

11位 古谷純平 1時間51分11秒
28位 小田倉真 1時間52分58秒

※本大会は、スイム1.5km、バイク40km、ラン10kmのスタンダード・ディスタンス(51.5km)で開催されました

選手コメント

古谷純平選手

皆さま、いつも温かいご支援ご声援をいただき、ありがとうございます。
今大会には、今シーズン最大規模のレースとなる世界選手権シリーズ最終戦ロッテルダム大会に向けて、強い刺激を入れることを目的にレースに出場してきました。ロッテルダム大会に向けては8月22日からオーストリアのラムサウという準高地で合宿を行っており、今大会は合宿13日目のハードトレーニングという位置付けでした。
結果を狙ったレースではなく、自分の限界を出し切るトレーニングという位置付けでしたので、レースに向けての調整等は一切しておらず、合宿の疲労を抱えた状態でレースに挑みました。ヨーロッパ開催のW杯は特にレベルが高く、ヨーロッパの強豪選手が数多く出場する中、11位という結果は非常に良かったと思います。結果だけではなく、今大会は特にレース内容が良かったと感じています。
まずはスイムですが、1周目10位と少し出遅れたのですが、そこから単独で前の集団に追い付き、7番でフィニッシュすると、得意のトランジットを全体で1位のタイムでこなし、5人の逃げ集団(バイク)に入ることができました。従来であれば、スイムは2周目で順位を落としてしまうことが多かったのですが、今大会においては、一番苦しい場面でプッシュして前の集団に追い付くことができました。ここが今大会のレース展開を良い方向に大きく分けたポイントです。(もし従来通りのスイムであれば、バイクは大集団に入ってしまい、ランラップ的には27位でフィニッシュになっていました。)
バイクは、レース前調子が上がらず、コースもテクニカルでかつ過去最高にタフなコースであったため、少し不安要素ではありましたが、そんな状態でも5人の逃げ集団の中で、終始余裕を持って展開することができ、自信を取り戻せました。
ランは、特に合宿での疲労感を感じ、思うようなキレのある走りはできませんでしたが、ずるずる順位を落とすこともなく最後まで諦めず粘り切って、11位でフィニッシュすることができました。
今シーズンの年間を通しての目標は、W杯を転戦して、しっかりポイントを獲得してランキングを上げることですが、現在正に狙い通りW杯でしっかりポイントを取り、ランキングを上げることに成功しています。昨年と比較して、結果が示すように着実に実力は付いてきています。来年からはオリンピックランキングも始まり、もう一つ上の舞台である、WTS(世界選手権シリーズ)でもしっかりポイントを取る必要があります。
まずは、来年から戦っていかなければならない舞台であり、1ヶ月に渡るヨーロッパ遠征の集大成である世界選手権シリーズ最終戦ロッテルダム大会に向けて、残りの数日間、1日1日を大切に最善の準備をしていきます。
皆さま、引き続きご声援のほどよろしくお願いいたします。

小田倉真選手

皆さま、いつも温かいご支援とご声援ありがとうございます。
現在、世界選手権シリーズ最終戦(ロッテルダム)に向けてのヨーロッパ合宿に参加しており、今大会には高地トレーニングの成果、脚筋力強化のトレーニングの効果など現状の調子を把握することとともに、10位以内を目標にレースに臨みました。
スイムでは序盤混戦から抜け出せず、中盤から少しずつ落ち着くも先頭からは50秒近く離され、差を埋められませんでした。
バイクコースは20%の登り坂、細かなアップダウンがあり、過去に経験がない厳しいコースでした。前方で展開することを心がけるも中盤からは苦しくなり、後方へ追いやられてしまう展開になってしまいました。
ランは序盤足が重く、動きがついていけてない状態でしたが、中盤から徐々にリズムを取り戻し、そのままペースを下げることなくフィニッシュできました。
結果は28位と目標の順位には程遠い順位となってしまいましたが、現在の合宿で取り組んでいる脚筋力強化の効果を実感できました。
次戦の世界選手権シリーズ最終戦(ロッテルダム)に向けて強化と調整を続けていきたいと思っています。
引き続き、温かいご支援とご声援のほどよろしくお願いいたします。