小田倉真選手

皆さま、温かいご声援とご支援ありがとうございます。
今大会は私にとって入社後初めての国内戦であり、初めての世界シリーズでした。その中でスイム、バイクは先頭集団で展開してランで競いながら20位以内に入ることを目標に出場しました。
結果はスイム、バイクまでは先頭集団で展開できましたが、バイクでの高速展開で足の力を使いすぎてしまった影響でランではいつもの走りができずに苦しかったのですが、沿道からの応援に駆けつけてくださった皆さまの熱いご声援に背中を押されて25位でフィニッシュできました。
得意のランニングでトップ選手と競えなかったのは悔しいですが、スイムとバイクで先頭集団から遅れることなく展開できたことは良い経験になったとともに自信になりました。
これからWTSをたくさん経験していき、少しずつトップ選手との差を埋めていけるように力をつけていきます。
次戦はアジアカップチャイニーズ台北です。水温と気温ともに暑く、タフさが求められるレースになることが予想されますが、その中でもしっかりパフォーマンスを発揮して3位以内に入ることを目標にがんばります。
引き続き温かいご支援とご声援のほどよろしくお願いいたします。
古谷純平選手

皆さま、いつも温かいご支援ご声援、本当にありがとうございます。
また大会当日、悪天候の中、応援に駆けつけてくださった皆さま、本当にありがとうございました。大変力強い声援にパワーをいただきながらレースをすることができました。この場をお借りして改めて御礼申し上げます。
今大会は国内開催の唯一のWTSということで、シーズン前半戦の一つの山場と位置付け、テーパーをかけて試合に臨む数少ないレースの一つでした。目標はオリンピック強化指定認定のための基準である16位に定め、このレースで最大のパフォーマンスを発揮するためのスケジュールを組み、シーズン前半戦を戦ってきました。
しかし、結果は41位と狙っていた順位とはかけ離れた順位で、自分の思うようなパフォーマンスを発揮することができませんでした。
スイムとバイクまでは私の想定していたとおりの展開でしたが、ランで大きく順位を下げてしまいました。気温が低く、雨も降っていたため、条件は悪かったのですが、今大会の16位の選手のランラップは32分45秒で、ベストパフォーマンスを発揮すれば十分に実現可能なタイムでした。他のWTSでも16位以内を目標に掲げているのですが、毎大会16位の選手のランラップだけを見ると、正直まだ力が及ばないかなという印象を受けるのですが、今大会においては十分に実現可能なタイムであっただけに余計に悔しく、またテーパーをかけて挑んだレースでパフォーマンスを発揮できなかったこと、たくさんの方々が応援に来てくださっている中、不甲斐ない結果に終わってしまったこと等が相まって、情けなさを感じています。
しかし、それと同時にWTSで16位以内に入るという目標は、レース展開によっては十分に実現可能だと感じることができました。これは私にとって大きな成長です。今まではどうしても「まだ力不足なのではないか。」と自分を信じることができていませんでしたが、今大会の結果を受けて、自分にも実現可能だと自信を得ることができました。結果的に今大会は調整がうまくいかず、パフォーマンスを発揮できませんでしたが、もし調整がうまくいき、ベストパフォーマンスを発揮できていたらと考えると、今後のレースが私自身楽しみです。
いずれにしろ、今大会でのこの悔しさ、調整を失敗した経験をどのように次につなげていくかが、今後の成長の分岐点となります。ただ悔しい、失敗してしまったというだけで終わらせることなく、必ず今後の成長につなげていくことができるように、一つひとつ咀嚼して、自分の中に落とし込んでいきます。
数日後から、また高地での合宿を経て、 6月から7月にかけて国内レースを3レース含む、計7レースに出場予定です。かなりタフなスケジュールになりますが、今回の失敗を次の連戦に活かしながら取り組んでいきます。
皆さま、引き続きご支援ご声援のほど、よろしくお願いいたします。