活動レポート

  • 大会結果
  • 2022年06月12日

「日本パラ陸上競技選手権大会」女子5000mで 道下 美里選手がアジア記録を更新し優勝!

アジア記録を更新し優勝した道下選手(左)河口選手(右)

6月11日(土)、12日(日)に兵庫県・神戸総合運動公園ユニバー記念競技場で開催された「第33回日本パラ陸上競技選手権大会」に当社パラアスリート5名とガイド1名が出場し、道下 美里選手が自身の持つアジア記録を17秒以上更新し、5000m女子視覚障がい(T12)で優勝しました。

大会結果詳細

女子5000m(T12)

優勝 道下 美里(ガイド:河口 恵) 18分31秒72(アジア新、日本新、 大会新、自己新記録)

男子1500m(T11)

3位 米岡 聡(ガイド:柳澤 威臣さん) 4分40秒85(自己新記録)

男子5000m(T11)

3位 米岡 聡 17分50秒48

男子5000m(T12)

2位 熊谷 豊 15分42秒33

男子砲丸投(F46)

2位 神下 豊夢 7m77cm

男子円盤投(F12)

優勝 田中 司 26m50cm

男子円盤投(F46)

2位 神下 豊夢 24m66cm

男子やり投(F12)

2位 田中 司 47m18cm

男子やり投(F46)

5位 神下 豊夢 28m01cm
  • (左)柳澤さん(右)米岡選手
  • 熊谷選手
  • 田中選手
  • 神下選手

選手コメント

米岡 聡選手

いつも応援ありがとうございます。
走り込みや強度の高いトレーニングを行っている期間のレースで疲れもありましたが、1500mでは自己ベストを更新することができ、トレーニングの成果を確認することができました。
今回もオンラインや競技場での応援が、本当に力になりました。来月以降も試合が続いていますので、引き続きの応援をよろしくお願いします。

田中 司選手

いつも応援いただき、ありがとうございます。
今大会は、約5年ぶりに円盤投とやり投の2種目に出場しました。
円盤投は、前半緊張で本来の力を出すことができませんでしたが、最終投てきでは緊張が解け納得のいく結果で終えることができました。良いコンディションを保てていたため、やり投では自己ベスト更新を狙っていましたが、1投目がファールとなってしまい、良い流れを作ることができませんでした。最終投てきでなんとかこの日のベスト記録を出すことができましたが、満足のいく結果とはなりませんでした。
試合が続きますが、体調管理をしながら常にベストを尽くし、皆さまに笑顔を届けられるよう全力で駆け抜けたいと思います。引き続き応援よろしくお願いいたします。

道下 美里選手

いつも応援ありがとうございます。
今大会はマラソンのスピード強化として出場しました。前回のレースでは2000m以降が課題でしたので、この一ヵ月はきつくなってからどう耐えるかを意識しながら練習に取り組んできました。タイムを意識しすぎると体が硬くなってしまうので、ガイドの河口選手とリズム重視で淡々と走りました。4000m過ぎてから苦しい局面もありましたが、河口選手の落ち着いた指示で力むことなく、ラストは応援に応えたいという一心で踏ん張り、自己ベストを17秒以上も更新することができました。応援本当にありがとうございました。
7月の大会でも安定して18分台が出せるように、仲間とともに練習していきますので、引き続き応援をよろしくお願いします。

神下 豊夢選手

日本パラ陸上競技選手権大会では、1種目も優勝できず記録も満足できない結果となりました。
特にメイン種目のやり投では、3投目と5投目に不甲斐ない投てきをしてしまい、記録を伸ばすことができませんでした。
砲丸投と円盤投では自己記録から2mほど低い記録になっており、練習を見つめ直す必要があると思っています。
苦しいシーズンではありますが、一つひとつできることを取り組んでいきたいと思います。応援ありがとうございました。

熊谷 豊選手

いつも応援ありがとうございます。
結果は15分42秒33とシーズンベストを出すことができましたが、目標とするタイムには12秒も届かず悔しい気持ちです。
7月の大会ではさらなる記録更新を狙っていますので、引き続き応援をよろしくお願いします。

河口 恵選手(ガイド)

いつも温かい応援をありがとうございます。
今大会は、道下選手の記録更新を目指して走りました。設定したペースで道下選手とリズムを刻み、強気に攻め続け最後まで走りきることができました。
今回の経験を次の大会につなげていきたいです。引き続きよろしくお願いします。