写真提供:アフロスポーツ
2月22日(金)~24日(日)、ドイツ・ハンブルクで「2008ドイツ国際柔道大会」が開催され、当社女子柔道部より上野順恵選手(63kg級)、山岸絵美選手(48kg級)が日本代表として出場し、両選手とも優勝しました。この大会は「スーパーAトーナメント大会(オリンピック、世界選手権に次ぐランクの大会)」で、世界各国からオリンピック代表候補の一線級の有力選手が出場しました。
上野順恵選手は、1回戦は順当勝ち。2回戦は強敵のケー・スンヒ選手(北朝鮮、1996アトランタ48kg級金メダリスト、2003~2007世界選手権57kg級3連覇)との対戦でしたが、得意技の大外刈で技ありを先取し、その後も有効を奪って圧勝。3回戦以降は体落としなどで準決勝まで一本勝ちを続け、決勝では強豪ヘルナンデス選手(キューバ)に競り勝ちました。
多彩な技で強豪選手を次々と破った、オリンピック代表に向けた大きな価値ある優勝です。
山岸選手は全5試合中4試合を一本勝ち。1回戦から落ち着いた試合運びで、大内刈、背負い投げを繰り出し、中国、ドイツなどの有力選手を破り優勝しました。決勝戦では2008年2月時点で48kg級世界ランキング1位のルスニコバ選手(ウクライナ)に一本勝ちの圧勝、スーパーAトーナメント大会にて初優勝しました。
山岸選手は海外で開催される国際大会において中学生時代から全勝しており、最近では2005チェコ国際大会、2006ポーランド国際大会、2007オーストリア国際大会で優勝しています。