「2021世界柔道選手権大会」で玉置桃選手が銀メダル! 男女混合団体戦で日本チームが金メダル獲得!
4連覇を飾った日本代表チーム
6月6日(日)~13日(日)にハンガリーで開催された「2021ブダペスト世界柔道選手権大会」に、女子柔道部から玉置桃選手(57kg級)が個人戦日本代表として初出場し、銀メダルを獲得しました。
また、男女混合団体戦には舟久保遥香選手(57kg級)が団体戦代表として世界柔道選手権大会に初出場し、日本代表チームの金メダル獲得(4連覇)に貢献しました。
※個人戦入賞者には、IJF(国際柔道連盟)ランキングポイントが加算されます。(1位2000点、2位1400点、3位1000点、5位720点)
大会結果詳細
女子57kg級 エントリー39名
金メダル
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クリムカイト(カナダ) |
IJFランキング1位 |
銀メダル
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玉置桃(当社) |
IJFランキング4位 |
銅メダル
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ジャコバ(コソボ) |
IJFランキング5位 |
銅メダル
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ストール(ドイツ) |
IJFランキング7位 |
玉置桃選手 銀メダル(IJFランキング5位⇒4位)
※ランキングは大会出場時点⇒現時点です
初戦(二回戦)玉置選手 ○一本(腕挫十字固) ダボーネ選手(コートジボワール・同37位)
三回戦 玉置選手 〇一本(合技) リバルテリアニ選手(ジョージア・同17位)
準々決勝戦 玉置選手 〇一本(GS指導3) モンテイロ選手(ポルトガル・同10位)
準決勝戦 玉置選手 〇優勢(GS大外巻込) デグチ選手(カナダ・同1位)
決勝戦 玉置選手 △優勢(GS小内刈) クリムカイト選手(カナダ・同2位)
※入賞者のIJFランキングは現時点、対戦相手のIJFランキングは大会出場時点です
男女混合団体戦
金メダル
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日本 |
銀メダル
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フランス |
銅メダル
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ブラジル |
銅メダル
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ウズベキスタン |
舟久保遥香選手
初戦(二回戦) ウクライナ(対スコラ選手) 〇一本(合技)
準決勝戦 ロシア柔道連盟(対カザリナ選手) 〇一本(崩袈裟固)
決勝戦 日本代表チームが先に4勝したため、舟久保選手の出場なし
準々決勝戦まですべて一本勝の玉置選手
銀メダルを獲得した玉置選手(写真左)
2戦2勝で日本の4連覇に貢献した舟久保選手
4連覇を決めた日本代表チーム(写真左が舟久保選手)
表彰式で笑顔の日本代表チーム
写真:アフロスポーツ
選手コメント
玉置桃選手
たくさんの応援ありがとうございました。
世界選手権には過去に2回出場しましたが、それはいずれも団体戦代表としてでした。今回初めて個人戦代表権を得ることができ、覚悟を決めて世界一になることだけを考えてたくさんの我慢と最高の準備をしてきました。
試合前日の夜から今までに体感したことのない緊張やプレッシャーを感じていましたが、みなさんの応援が私の背中を押してくれ、一試合一試合集中して決勝戦まで勝ち上がることができました。
あと一歩で世界一になれるチャンスでしたが、自分の持っている全ての力を出し切っても勝つことができませんでした。この悔しさを忘れず、ひとまわりもふたまわりも強く成長して、来年の世界選手権で金メダルを獲れるように精進していきます。
夜遅くまで応援いただき本当にありがとうございました。今後ともよろしくお願いいたします。
舟久保遥香選手
いつも応援ありがとうございます。
今回、世界選手権の団体戦に出場しました。4連覇のかかる大会でしたが、他の代表選手たちと協力して優勝することができました。
私は初戦と準決勝に出場していずれも勝利し、役割を果たすことができたと思います。また、久しぶりの国際大会で、海外選手と試合ができたことは貴重な経験になりました。
今後は海外選手にも通用する力強い技作り、技に入るまでの流れをより実践的に考えて練習していきます。