活動レポート

  • 大会結果
  • 2020年02月09日

「2020グランドスラム・パリ」で鍋倉那美選手が準優勝!

準優勝した鍋倉選手(左)

2月8日(土)~9日(日)にフランス・パリで「2020グランドスラム・パリ」が開催され、当社女子柔道部から2名の選手が日本代表として出場し、鍋倉那美選手(63kg級)が準優勝、玉置桃選手(57kg級)が3位に入賞しました。
※入賞者には、IJF(国際柔道連盟)ランキングポイントが加算されます。(1位1000点、2位700点、3位500点、5位360点)

大会結果詳細

女子57kg級    エントリー50名

優勝 デグチ(カナダ) IJFランキング1位
準優勝 ドルジスレン(モンゴル) IJFランキング13位
3位 玉置 桃(当社) IJFランキング6位
3位 ジャコバ(コソボ) IJFランキング5位

玉置桃選手 3位(IJFランキング6位→6位(※1))

(※1)ランキングは大会出場時点⇒現時点です

二回戦   玉置選手 〇優勢(GS・背負投) クウォン・ユジョン(韓国・26位)
三回戦   玉置選手 〇一本(崩上四方固)  ジガロス(ロシア・39位)
準々決勝  玉置選手 △一本(合技)     シシック(フランス・10位)
敗者復活戦 玉置選手 〇一本(横四方固)   ネルソン(イスラエル・16位)
3位決定戦 玉置選手 〇不戦勝(※2)     モンテイロ(ポルトガル・11位)
(注)入賞者のIJFランキングは現時点、対戦相手のIJFランキングは、大会出場時点です
(※2)準決勝の試合で、モンテイロ選手が関節を極めたまま立技をほどこしたため反則負け。その結果、3位決定戦は玉置選手の不戦勝。

女子63kg級  エントリー41名

優勝 アグベニュー(フランス) IJFランキング1位
準優勝 鍋倉那美(当社) IJFランキング4位
3位 土井雅子(JR東日本) IJFランキング6位
3位 トレステニャク(スロベニア) IJFランキン2位

鍋倉那美選手 準優勝(同5位→4位)

二回戦  鍋倉選手 〇優勢(払腰)    ザチョバ(チェコ・58位)
三回戦  鍋倉選手 〇優勢(崩上四方固) チョ・モッキ(韓国・32位)
準々決勝 鍋倉選手 〇一本(払腰)    フランセン(オランダ・8位)
準決勝  鍋倉選手 〇一本(横四方固)  トレステニャク(スロベニア・2位)
決勝   鍋倉選手 △一本(小外掛)   アグベニュー(フランス・1位)

  • 3位に入賞した玉置選手(右から二人目)
  • 決勝で攻める鍋倉選手
  • 技を掛ける鍋倉選手

選手コメント

玉置桃選手

グランドスラム・パリでは、たくさんのご声援をありがとうございました。
この大会で優勝するために、覚悟を持って準備し試合に挑みましたが、3位で終わってしまい悔しい気持ちでいっぱいです。
試合では、特に調子は悪くはありませんでしたが、今回は心に余裕がなく、試合を楽しむことができなかったのが敗因だと思います。この大会に向けて、身を削ってまで努力をしてきたつもりでしたが、結果には結び付きませんでした。一度、自分の中で整理をしてから、また前進をしていきたいと思います。当日は、MSIG EU の皆さま、またご関係者の方々に沢山応援して頂き、とても力になりました。ありがとうございました。

鍋倉那美選手

グランドスラム・パリに出場しました。
四試合を勝ち上がり、決勝戦で地元フランスのアグベニュー選手と対戦しました。
この選手は、現在世界選手権3連覇中であり、昨年末のマスターズでは私が勝って1勝1敗という成績でした。
五輪に向け、この決勝戦は私にとって柔道人生を懸ける大一番の試合でした。
この日の試合の為に様々な準備をしてきました。
結果は技を返されてしまい、豪快に一本負けをしてしまいました。
自分が目指していた結果を得ることが出来ませんでしたが、応援して下さり支えてくださった皆様のお陰で、ここまで戦い抜く事が出来ました。試合当日もMSIG EUの皆様に応援いただき、ありがとうございました。
この様な結果が出てしまった事は残念ですが、まだ諦めず戦って行きます。もっと強くなります。
現地では沢山の方々にサポートしていただきました。本当にありがとうございました。
今後とも応援のほどよろしくお願い致します。