「グランドスラム大阪2019」で玉置桃選手が優勝!
優勝した玉置選手(左から二人目)
11月22日(金)~24日(日)に丸善インテックアリーナ大阪(大阪市中央体育館)で「グランドスラム大阪2019」が開催され、当社女子柔道部から7名の選手が出場し、玉置桃選手(57kg級)が優勝、前田千島選手(52kg級)、鍋倉那美選手(63kg級)、新井千鶴選手(70kg級)が3位に入賞しました。
大会結果詳細
女子48kg級 エントリー26名
優勝
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渡名喜風南(パーク24) |
IJFランキング2位 |
準優勝
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フィゲロア(スペイン) |
IJFランキング6位 |
3位
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角田夏実(了德寺大学職) |
IJFランキング5位 ※52kg級ランキング |
3位
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古賀若菜(南筑高校) |
IJFランキング25位 |
近藤亜美選手 5位(IJFランキング11位→14位)
※ランキングは大会出場時点⇒現時点です
二回戦 近藤選手 〇一本(合技 小内刈・袈裟固) カリーヨ(メキシコ)
三回戦 近藤選手 〇優勢(一本背負投) ピシュカレワ(ロシア)
準決勝 近藤選手 △一本(GS反則 指導3) 渡名喜選手(パーク24)
3位決定戦 近藤選手 △一本(棄権) 古賀選手(南筑高校)
女子52kg級 エントリー31名
優勝
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ブシャー(フランス) |
IJFランキング1位 |
準優勝
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阿部詩(日本体育大学) |
IJFランキング2位 |
3位
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前田千島(当社) |
IJFランキング41位 |
3位
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志々目愛(了德寺大学職) |
IJFランキング6位 |
前田千島選手 3位(同40位→41位)
一回戦 前田選手 〇一本(肩固) コーヘン(イスラエル)
二回戦 前田選手 〇一本(GS反則 指導3) ポリカルボワ(ロシア)
三回戦 前田選手 〇一本(横四方固) オリベラ(メキシコ)
準決勝 前田選手 △一本(GS袈裟固) ブシャー(フランス)
3位決定戦 前田選手 〇優勢(肩車) ピメンタ(ブラジル)
女子57kg級 エントリー36名
優勝
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玉置桃(当社) |
IJFランキング8位 |
準優勝
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レン(台湾) |
IJFランキング7位 |
3位
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クリムカイト(カナダ) |
IJFランキング5位 |
3位
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ドルジスレン(モンゴル) |
IJFランキング10位 |
玉置桃選手 優勝(同12位→8位)
二回戦 玉置選手 〇優勢(横四方固) ニシャンバエワ(カザフスタン)
三回戦 玉置選手 〇一本(反則 指導3) ロギッチ(セルビア)
四回戦 玉置選手 〇一本(GS反則 指導3) ドルジスレン(モンゴル)
準決勝 玉置選手 〇優勢(GS背負投) 芳田選手(コマツ)
決 勝 玉置選手 〇一本(合技 体落・崩上四方固) レン(台湾)
舟久保遥香選手 5位(同32位→36位)
二回戦 舟久保選手 〇一本(反則 指導3) ボロフスカ(ポーランド)
三回戦 舟久保選手 〇一本(合技 小内刈・横四方固) アキヤマ(アメリカ)
四回戦 舟久保選手 〇一本(GS反則 指導3) クリムカイト(カナダ)
準決勝 舟久保選手 △一本(GS崩上四方固) レン(台湾)
3位決定戦 舟久保選手 △優勢(GS隅落) ドルジスレン(モンゴル)
女子63kg級 エントリー30名
優勝
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土井雅子(JR東日本) |
IJFランキング15位 |
準優勝
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幸田奈々(帝京科学大学) |
IJFランキング56位 |
3位
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鍋倉那美(当社) |
IJFランキング6位 |
3位
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田代未来(コマツ) |
IJFランキング2位 |
鍋倉那美選手 3位(同6位→6位)
一回戦 鍋倉選手 〇一本(合技 大外巻込・大内刈) アウィチ=アルカラス(メキシコ)
二回戦 鍋倉選手 〇一本(GS崩上四方固) シュレシンジャー(イングランド)
三回戦 鍋倉選手 〇優勢(隅落) ダヴィドワ(ロシア)
準決勝 鍋倉選手 △一本(GS帯取返) 幸田選手(帝京科学大学)
3位決定戦 鍋倉選手 〇一本(GS腕挫十字固) デルトロ=カルバハル(キューバ)
70kg級 エントリー30名
優勝
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大野陽子(コマツ) |
IJFランキング10位 |
準優勝
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ポリング(オランダ) |
IJFランキング12位 |
3位
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新井千鶴(当社) |
IJFランキング8位 |
3位
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スコッチマロ(ドイツ) |
IJFランキング17位 |
新井千鶴選手 3位(同9位→8位)
一回戦 新井選手 〇一本(反則 指導3) コルテス=アルダマ(キューバ)
二回戦 新井選手 〇優勢(隅落) タイマゾワ(ロシア)
三回戦 新井選手 △一本(裏投) ポリング(オランダ)
敗者復活戦 新井選手 〇優勢(背負投) ベルンホルム(スウェーデン)
3位決定戦 新井選手 〇優勢(GS隅落) ロドリゲス(ベネズエラ)
78kg級 エントリー26名
優勝
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梅木真美(ALSOK) |
IJFランキング5位 |
準優勝
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濱田尚里(自衛隊体育学校) |
IJFランキング2位 |
3位
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泉真生(コマツ) |
IJFランキング22位 |
3位
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ポスヴィト(フランス) |
IJFランキング19位 |
和田梨乃子選手 5位(同40位→40位)
一回戦 和田選手 〇一本(合技 大外刈・横四方固) レオン(ベネズエラ)
二回戦 和田選手 〇一本(GS横四方固) アギアール(ブラジル)
三回戦 和田選手 △優勢(小外刈) ポスヴィト(フランス)
敗者復活戦 和田選手 〇一本(合技 大外刈・袈裟固) アントマルチ(キューバ)
3位決定戦 和田選手 △優勢(隅落) 泉選手(コマツ)
横四方固を決める玉置選手
玉置選手、優勝を決めた瞬間
3位に入賞した前田選手
3位に入賞した鍋倉選手
3位に入賞した新井選手
選手コメント
近藤亜美選手
7回目のグランドスラム大阪大会、結果は5位とメダルに手が届きませんでした。しかし、精一杯を尽くした結果であり、今回は自分に「お疲れ様。」と言ってあげたいです。負けはしましたが、自分らしく真っ向勝負を貫けたことが、なによりも良かったと思います。悔いはありません。
4月から続いていた3大会連続初戦敗退の負の連鎖から抜け出し、応援に来てくれた方々にいい試合を見せられたことが何よりも嬉しいです。いつも「わざわざ応援に来てもらったのにすいません。」と申し訳ない気持ちでしたが、久々に「応援に来てくれてありがとうございました。」とお礼が言えました。
怪我を治して練習復帰をし、引き続き努力をしていきたいと思います。
前田千島選手
昨年はメダルを取れず悔しい思いをしたので、今年こそ一気に勝ち上がり、自分の存在をアピールするという気持ちで試合に臨みました。準決勝戦は昨年負けた相手との対戦で、対策はしていたのでもう負けられないと思っていました。しかし、一瞬の油断と判断の迷いで負けてしまいました。20秒間何もできずに抑え込まれ、当社の選手、日本代表として本当に情けない気持ちでした。どれだけ練習を積んでも結果を出さなければ何の意味もないので、もっと努力して地力をつけていきます。
今大会は遠方からもたくさんの方に応援に来ていただき、本当に恵まれた環境で柔道ができていると改めて感じました。この悔しさを来年にどう繋げるかは自分次第なので、感謝の気持ちを忘れず1番を目指して日々進歩していきます。
玉置桃選手
グランドスラム・大阪では、たくさんの応援、サポートをありがとうございました。
私自身、何度かグランドスラムに出場をしていますが、これまでグランドスラムのタイトルを取ったことがありませんでした。昨年も、あと一歩というところで優勝を逃していたので、今回は焦らないで慎重に勝ちにいこうと思って挑みました。結果、全試合とても厳しく苦しい試合でしたが、最後まで集中力、勝ちたい気持ちを切らせることなく試合をすることができ、グランドスラムで初優勝をすることができました。今回の優勝は、本当に嬉しく自信に繋がりました。
平日にもかかわらず、たくさんの方に応援に来ていただいたほか、テレビやネットからも応援してくださり、本当に力になりました。ありがとうございました。まだまだ戦いが続きますが、引き続き、応援、サポートのほどよろしくお願いいたします。
舟久保遥香選手
いつも応援ありがとうございます。
今大会に向けて、自分の柔道をより良い形にもっていくことを考え取り組んできました。調整練習でもよく動けており、自信を持って試合に臨みましたが、準決勝、3位決定戦共に負けてしまい、メダルを獲ることができませんでした。まだまだ、雑な部分や詰めが甘いところがあると感じました。
今の自分の課題を改善できなければ、次のステップへいけないと思うので、危機感を持って研究し、今後の練習に取り組んでいきたいと思います。
鍋倉那美選手
グランドスラム大阪では、たくさんの応援を送ってくださりありがとうございました。
今大会は、自分の弱さが出てしまった試合となりました。大会を通して、まだまだ力が足りない、もっと強くならないといけないと感じさせられました。この負けから感じた悔しい気持ちを、今後の生活に生かしていきます。また、更にレベルアップし、どんな勝負も勝ち切れる強い選手になりたいです。
今後とも応援のほどよろしくお願いいたします。
新井千鶴選手
たくさんの応援ありがとうございました。
試合は準々決勝で相手の得意な形に上手くはまってしまい、豪快に投げられ一本負でした。敗者復活戦では練習していた担技で勝つことができ、3位決定戦では延長戦でなかなか極めきれないという苦しい状況の中で、最後勝ちきれたのは良かったです。
目標としていた結果ではなく、悔しさもありますが、今の自分を自分自身で把握し、探究心を持って、もがきながらも前をみて進んでいきます。
和田梨乃子選手
たくさんのご声援、本当にありがとうございました。
今大会は、一試合一試合が勝負だと思い、目の前の相手を倒すことだけを考えて試合をしました。皆さんの力強い応援のおかげで、厳しい試合も勝つことができました。結果は5位で、メダルには届きませんでした。3位決定戦は日本人対決で負けてしまい、とても悔しい思いですが、とても良い経験になり、たくさんの収穫もありました。
次の大会も決まっているので、今回の経験、反省を活かして、次は優勝できるように頑張ります。今後ともご声援のほど、よろしくお願いします。