活動レポート

  • 大会結果
  • 2019年11月03日

「講道館杯全日本柔道体重別選手権大会」で玉置桃選手、鍋倉那美選手が優勝!

応援団の皆さん

11月2日(土)~3日(日・祝)、千葉県・千葉ポートアリーナで「2019年度講道館杯全日本柔道体重別選手権大会」が開催され、当社女子柔道部から12名の選手が出場し、玉置桃選手(57kg級)、鍋倉那美選手(63kg級)が初優勝しました。
大会終了後にグランドスラム大阪2019の代表選考が行われ、世界柔道選手権東京大会に出場した新井千鶴選手(70㎏級)と、本大会の結果と今年1年間の国内外での成績を受けて、近藤亜美選手(48kg級)、前田千島選手(52kg級)、玉置桃選手(57kg級)、舟久保遥香選手(57kg級)、鍋倉那美選手(63kg級)、和田梨乃子選手(78kg級)の計7名が日本代表に選出されました。

大会結果詳細

女子48kg級    エントリー26名

近藤亜美選手2回戦敗退

二回戦 近藤選手 △一本(GS横四方固) 稲毛選手(アセットホームサービス)

坂上綾選手1回戦敗退

一回戦 坂上選手 △優勢(大内返) 森﨑選手(宮崎大学)

女子52kg級    エントリー33名

前田千島選手3位

二回戦   前田選手 〇一本(三角絞)        田中選手(京都府警察)
三回戦   前田選手 〇優勢(引込返)        浅岡選手(淑徳大学)
四回戦   前田選手 〇一本(合技 巴投・横四方固) 坪根選手(福岡大学)
準決勝   前田選手 △一本(GS反則 指導3)   内尾選手(自衛隊体育学校)
3位決定戦 前田選手 〇一本(合技 谷落・巴投)   郡司選手(帝京大学)

女子57kg級    エントリー37名

玉置桃選手優勝

二回戦 玉置選手 〇一本(GS崩上四方固) 黒木選手(龍谷大学)
三回戦 玉置選手 〇優勢(背負投)     渡部選手(ALSOK)
四回戦 玉置選手 〇一本(腕挫十字固)   中水流選手(渋谷教育学園渋谷高校)
準決勝 玉置選手 〇優勢(縦四方固)    竹内選手(東海大学)
決 勝 玉置選手 〇優勢(GS袖釣込腰)  舟久保選手(当社)

舟久保遥香選手準優勝

二回戦 舟久保選手 〇一本(横四方固)    古賀選手(環太平洋大学)
三回戦 舟久保選手 〇一本(肩固)      柳楽選手(JR東日本)
四回戦 舟久保選手 〇一本(GS反則 指導3)鶴岡選手(コマツ)
準決勝 舟久保選手 〇一本(崩袈裟固)    柴田選手(JR東日本)
決 勝 舟久保選手 △優勢(GS袖釣込腰)  玉置選手(当社)

女子63kg級    エントリー36名

鍋倉那美選手優勝

二回戦 鍋倉選手 〇一本(上四方固)     塔本選手(鹿屋体育大学)
三回戦 鍋倉選手 〇一本(腕挫十字固)    岡田選手(山梨学院大学)
四回戦 鍋倉選手 〇優勢(GS隅落)     津金選手(パーク24)
準決勝 鍋倉選手 〇一本(大外刈)      幸田選手(帝京科学大学)
決 勝 鍋倉選手 〇一本(GS反則 指導3) 土井選手(JR東日本)

女子70kg級    エントリー31名

柿澤史歩選手2回戦敗退

一回戦 柿澤選手 〇不戦勝
二回戦 柿澤選手 △優勢(GS体落) 青柳選手(環太平洋大学)

佐藤みずほ選手2回戦敗退

一回戦 佐藤選手 〇一本(合技 大内刈・横四方固) 矢澤選手(埼玉県警察)
二回戦 佐藤選手 △優勢(GS小外掛)       田中選手(環太平洋大学)

女子78kg級    エントリー30名

和田梨乃子選手準優勝

一回戦 和田選手 〇一本(合技 横四方固・横四方固) 脇田選手(福岡大学)
二回戦 和田選手 〇一本(合技 小外掛・横四方固)  長谷川選手(近畿大学)
三回戦 和田選手 〇一本(反則 指導3)       佐藤選手(コマツ)
準決勝 和田選手 〇優勢(隅落)           髙山選手(当社)
決 勝 和田選手 △一本(小外掛)          梅木選手(ALSOK)

髙山莉加選手3位

一回戦   髙山選手 〇不戦勝
二回戦   髙山選手 〇一本(縦四方固) 友清選手(JR九州)
三回戦   髙山選手 〇一本(巴投)   平野選手(富士学苑高校)
準決勝   髙山選手 △優勢(隅落)   和田選手(当社)
3位決定戦 髙山選手 〇一本(GS払腰) 佐々木選手(東京学芸大学)

梅津志悠選手7位

一回戦   梅津選手 〇一本(内股)   武内選手(環太平洋大学)
二回戦   梅津選手 〇一本(横四方固) 池田選手(藤村女子高校)
三回戦   梅津選手 △一本(小外掛)  泉選手(コマツ)
敗者復活戦 梅津選手 △(GS小外刈)  佐々木選手(東京学芸大学)

女子78kg超級    エントリー29名

稲森奈見選手2回戦敗退

二回戦 稲森選手 △優勢(内股) 浜選手(環太平洋大学)

  • 初優勝した玉置選手
  • 初優勝した鍋倉選手

選手コメント

近藤亜美選手

4度目の挑戦となった今回の講道館杯、これ以上ないほど準備をし、体調、調子共に良い状態で試合当日を迎えることができました。しかし、結果は初戦敗退。これが実力であり、これが現実であると突き付けられたようでした。
年々下がっていく成績、負けが続く中、当社の方々が変わらず応援してくれていることに支えられています。今回負けましたが、11月末に開催されるグランドスラム大阪に選出されました。自分でも本当に驚きましたが、何度見てもメンバー表には自分の名前がありました。
大きなチャンスを貰えたのでしっかり活かせるようにします。次こそ当社の方々と喜び合える結果を出したいです。

坂上綾選手

試合は初戦で負けて1試合だけでしたが、最後まで応援の声が聞こえてとても力になりました。結果には繋がりませんでしたが、会社や多くの人の支えがあって柔道ができることに改めて気づき、沢山悩みながらも人としての成長もあったと思います。この後行われるグランドスラム大阪に出場する選手の為にも、少しでも力になれるように今できることを考えて行動していきます。
沢山の応援ありがとうございました。

前田千島選手

今大会は第1シードで2連覇も懸かっていましたが、そこは全く考えず、優勝してグランドスラム大阪に繋げることだけを考えて試合に臨みました。簡単に勝てる大会ではなく厳しい戦いになると思い稽古を積んできたつもりでしたが、準決勝戦では相手の方が必死に勝ちにきていました。チャンスをいくつも逃してしまったこと、技を出す勇気、我慢強さがなかったことが敗因だと思います。試合全体を見ても今までと同じ柔道で、進化がないと感じました。
グランドスラム大阪では出場するだけでなく、応援してくださる方々を裏切らない柔道で勝てるように覚悟を持って準備します。

玉置桃選手

講道館杯全日本柔道体重別選手権大会では、たくさんのご声援、サポートをありがとうございました。
今年に入ってからあと一つ勝ちきれない状態が続いたので、世界選手権が終わってから練習やトレーニング方法を自分で考えて行い、そして今回は自分の身体のことも考え一日一日を過ごしてきました。試合当日はあまり体調が良くありませんでしたが、この大会に向けての努力や準備をしっかりしてきたので、気持ちは落ち着いていて、自信を持って畳に立つことができました。初戦から決勝まで何度か危ない場面がありましたが、焦ることなく最後の最後まで諦めず戦うことができ、結果、優勝をすることができました。久々の優勝で素直に嬉しかったのと、私の部署の方々、家族が自分のことのように喜んでくださったのが、本当に嬉しかったです。災害対応や感謝式典前でお忙しい中応援に駆けつけてくださり、ありがとうございました。
グランドスラム・大阪でも、よろしくお願いいたします。

舟久保遥香選手

たくさんの応援ありがとうございました。
今回は、先手必勝をテーマに試合に臨みました。結果は、準優勝と勝ちきれない部分が課題であると思います。試合で出したいことをもっと工夫して練習し、やり込んでいかないといけないと感じました。
グランドスラム大阪の代表として選んでいただいたので、反省をしっかりして、勝つ姿を見せられるように準備していきます。

鍋倉那美選手

いつもご支援、ご声援をありがとうございます。
今回の講道館杯では、優勝だけを考えて準備をし、試合に挑みました。試合中は苦しい時もありましたが、皆さんの応援のおかげで最後の力を振り絞ることが出来ました。決勝戦では、自分の目指す柔道が出来なかったので、次は一本を取る柔道で勝ちたいです。その為に、今まで以上に柔道と向き合い日々を過ごし、強くなりたいと思います。試合は続きますので、しっかり切り替えてまた準備をしていきます。
応援ありがとうございました。

柿澤史歩選手

全日本実業柔道個人選手権大会から講道館杯までの48日間、体作りと相手の研究をし準備をしました。うまくいかない期間が多く心が折れそうになりましたが、いつも応援してくれる会社の方、家族、練習中や終わってからもたくさん稽古を付けていただいたコーチや先輩、後輩、色々な方のおかげで柔道をしているということを思い、最後までやり切ることを目標に試合をしました。二回戦で負け、結果で返すことができず悔しいです。しかし、このようなたくさんの応援の中で試合することができ、感謝の気持ちでいっぱいです。
ありがとうございました。

佐藤みずほ選手

階級を上げて出場した講道館杯は、いつもの自分自身の良さを出し切れずに終わってしまいました。練習していた技を試したりすることをせずに敗退し、悔しいという気持ちよりも茫然自失しています。
いつも応援してくださる皆さまの期待にそう結果が出せず、申し訳ないです。次の大会まで時間があるので、来年に向けてまた奮起していきたいと思います。
今後もご声援の程、よろしくお願いいたします。

髙山莉加選手

いつも熱いご声援ありがとうございます。
今回の講道館杯では、気迫を出して試合をすることをテーマに優勝だけを目指しました。自分自身を追い込んで心技体すべてで準備し、自信をもって試合に臨みました。今回試合をして目標の優勝ではなく3位で悔しい結果になりました。試合まで自分で計画して準備し、怪我なく練習をしてきたので、いつも以上に自信をつけて畳に上がれていました。攻めの柔道だけでは勝てないので、戦い方や試合の進め方などを見直そうと思いました。
会場での沢山の応援が力になり、背中を押され、最後まで戦い抜くことができました。ありがとうございました。

梅津志悠選手

たくさんの応援ありがとうございました。
今大会の目標は昨年より結果を残し、優勝してグランドスラム大阪に出場することでした。「気合い」をテーマに自信を持って戦いましたが、準々決勝戦と敗者復活戦で負けて7位でした。相手に力で押され、気力でも負けていたと思います。情けない思いと悔しい気持ちでいっぱいです。
この負けが無駄にならないように覚悟を決め、次は圧倒的に勝てるように自分に厳しく鍛えていきます。

和田梨乃子選手

いつも応援していただき、ありがとうございます。
今大会は今後に繋がる大事な大会なので、優勝を目指して、気合いを入れて臨みました。結果は準優勝でした。あとひとつのところで勝ちきることができず、悔しい思いですが、これが今の自分の実力なのだと思いました。これからシニアで勝ち上がっていくためには、まだまだ技術もパワーも足りないので、もっともっと上を目指して鍛えていきます。
会場には、休日にもかかわらずたくさんの方が応援に来てくださり、とても力になりました。本当にありがとうございました。
グランドスラム大阪も頑張りますので、ご声援のほどよろしくお願いします。

稲森奈見選手

講道館杯ではお忙しい中にも関わらず、両日ともに大きなご声援をいただき、ありがとうございました。
今年こそはという思いで臨んだ今大会でしたが、情けない試合をしてしまい、練習していたことや自分自身の持っている力を発揮することができませんでした。初戦敗退に終わったことを受け止められずにいます。今後はどうしていきたいのかを自分自身に問いかけ、現実をみてから少しずつ前に進んでいきたいと思います。