新井千鶴選手

たくさんの応援ありがとうございました。
個人戦では3連覇を目指し闘いましたが、3回戦敗退という結果に終わりました。世界選手権に向け心、技、体を鍛え、あらゆる場面を想定し、準備をしてきましたが、それらが勝ちに繋がりませんでした。
団体戦では、もう一度自分を信じて、やってきた事を出しきるという思いだけで闘いました。決勝のフランス戦に出していただき、同階級でチャンピオンになったガイエ選手に勝つことができました。技術面の課題もありますが、何よりも負けた個人戦と勝った団体戦での違いは、目の前の相手に何が何でも勝つという気持ちと一戦に集中していたことです。個人戦ではどこかこんなところでは負けないという過信がありすぎたのだと思います。どの相手に対しても対策を怠らず、最後の最後まで調べあげ、イメージし準備をする。そういった徹底さがやっていたつもりでしたが、まだ甘かったと思います。皆必死に倒しにくる中で、それ以上の警戒心を1人1人に持つ心が大事だと気づかされました。五輪に向けても大事な部分だと思うので、そういった心の隙をなくしていきたいと思います。そして、これからの大会がより大事になりますが、決して今回のような「勝たなくてはいけない」ではなく、1人1人に「勝ちたい」という気持ちで準備していきます。整えきれなかった失敗を教訓に、前をみて次に向けて取り組んでいきます。
玉置桃選手

世界選手権では、たくさんのご声援、サポート、ありがとうございました。
私自身、今回初めて、日本武道館の畳に立って試合をすることができ、今までにないものをたくさん感じることができました。そして、たくさんのご声援が私の背中を押してくれて、今回の大舞台でも伸び伸びと自分の柔道をすることができました。
今回のこの経験を、次の柔道人生に活かしていこうと思います。今後とも、よろしくお願いいたします。