「2018ワールドマスターズ・広州」で近藤亜美選手、鍋倉那美選手が準優勝!
準優勝の近藤亜美選手(左)
12月15日(土)~16日(日)に中国・広州で開催された「2018ワールドマスターズ・広州」に、当社女子柔道部から、3名の選手が日本代表として出場し、近藤亜美選手(48kg級)、鍋倉那美選手(63㎏級)が準優勝、玉置桃選手(57kg級)が3位に入賞しました。
本大会は、IJF(国際柔道連盟)世界ランキング上位16名の選手のみ(上位選手辞退の場合は以降繰り上がり)が出場する、世界選手権に次ぐ大会です。入賞者にはIJFランキングポイントが加算されます。(1位1800点、2位1260点、3位900点)
大会結果詳細
女子48kg級
優勝
|
クラスニッチ(コソボ) |
準優勝
|
近藤亜美(当社) |
3位
|
スタンガー(スロベニア) |
3位
|
ドルゴバ(ロシア) |
近藤亜美選手 準優勝(IJFランキング7位⇒5位)
※ランキングは大会出場時点⇒現時点です
1回戦 近藤選手 ○一本(合技 崩袈裟固・払巻込) ノア・ミンスカー(イスラエル)
2回戦 近藤選手 ○優勢(巴投) ニコリッチ(セルビア)
準決勝 近藤選手 ○一本(GS腕挫十字固) ムンクバット(モンゴル)
決 勝 近藤選手 △一本(大外刈) クラスニッチ(コソボ)
女子57kg級
優勝
|
芳田司(コマツ) |
準優勝
|
ヤコバ・ノラ(コソボ) |
3位
|
玉置桃(当社) |
3位
|
クリムカイト(カナダ) |
玉置桃選手 3位(IJFランキング14位⇒8位)
1回戦 玉置選手 ○一本(腕緘) ミリアムローパー(パナマ)
2回戦 玉置選手 ○一本(GS隅落) デグチ・クリスタ(カナダ)
3回戦 玉置選手 △一本(反則) ヤコバ・ノラ(コソボ)
敗者復活戦 玉置選手 ○優勢(小外掛) ドルジスレン・スミヤ(モンゴル)
3位決定戦 玉置選手 ○一本(合技 谷落・横四方固) デイビス(イギリス)
女子63kg級
優勝
|
アグベニューヌ(フランス) |
準優勝
|
鍋倉那美(当社) |
3位
|
ティナ・トルステニャク(スロベニア) |
3位
|
田代未来(コマツ) |
鍋倉那美選手 準優勝(IJFランキング3位⇒3位)
2回戦 鍋倉選手 ○一本(引込返) クルサコワ(オーストリア)
3回戦 鍋倉選手 ○一本(合技 引込返・引込返) レスキー(スロベニア)
準決勝 鍋倉選手 ○優勢(GS引込返) ティナ・トルステニャク(スロベニア)
決勝 鍋倉選手 △一本(GS横四方固) アグベニューヌ(フランス)
準優勝の鍋倉選手(左)
3位に入賞した玉置選手(右)
選手コメント
近藤亜美選手
12月15日に中国でマスターズが開催され出場しました。結果は2位と金メダルにまた届きませんでしたが、収穫の多い大会でした。講道館杯から始まり、グランドスラム大阪、マスターズと3連戦、良い経験になりました。負けが続き、気持ちが後ろ向きでしたが、この試練の連戦の中で気持ちや試合に向けて取り組む姿勢など、自分の中で何かが変わった気がします。5位→3位→2位と上がってきている順位、次はきっと1位になれると思います。また次の大会に向けて頑張りたいと思います。
今年は更に結果で恩返し出来るように頑張ります。
鍋倉那美選手
グランドスラム大阪、国際合宿を経て、ワールドマスターズへ出場しました。去年に引き続き二回目の出場でしたが、今年は日本人選手が3名出場し、海外選手もランキング上位の選手が殆んどすべて出場しており、レベルの高い大会でした。グランドスラム大阪での反省を生かし、「早い攻め」「しぶとく戦う」この二つを意識して試合に挑みました。結果、決勝戦でバクー世界チャンピオンのアグベニュー選手に負けてしまいました。戦うチャンスは自分で掴みましたが、勝ち切る事が出来ませんでした。今回実際に対戦し、組み合った中で感じた事、この経験と悔しさを絶対に忘れず次のグランドスラムパリでは、リベンジします。
2018年、沢山の応援本当にありがとうございました。今後ともよろしくお願いいたします。
玉置桃選手
ワールドマスターズ・広州では、たくさんのご声援ありがとうございました。
私は今回初めてマスターズに出場することができました。世界選手権の次にレベルの高い大会のため、とてもワクワクしていました。結果は3位に終わりましたが、11月のグランドスラム大阪での負けの反省を少し活かすことができました。やるべき課題はたくさんありますが、一つひとつ克服していこうと思います。
2018年、たくさんのご声援・サポートありがとうございました。2019年も、よろしくお願い致します。