活動レポート

  • 大会結果
  • 2018年11月25日

「グランドスラム大阪2018」で新井千鶴選手が優勝!「2019東京世界柔道選手権大会」日本代表に内定しました

優勝した新井千鶴選手(左から二人目)

11月23日(金・祝)~25日(日)に丸善インテックアリーナ大阪(大阪市中央体育館)で「グランドスラム大阪2018」が開催され、当社女子柔道部から8名の選手が出場し、新井千鶴選手(70kg級)が優勝、玉置桃選手(57kg級)、鍋倉那美選手(63kg級)が準優勝、近藤亜美選手(48kg級)、舟久保遥香選手(57kg級)、稲森奈見選手(78kg超級)が3位に入賞しました。
新井選手は今年9月にアゼルバイジャン・バクーで開催された世界柔道選手権大会と日本開催のグランドスラムを連勝したことで、来年8月に東京・日本武道館で開催される「2019東京世界柔道選手権大会」の日本代表に内定しました。

大会結果詳細

女子48kg級

優勝 渡名喜風南(パーク24)
準優勝 ムンフバット(モンゴル)
3位 近藤亜美(当社)
3位 遠藤宏美(ALSOK)

近藤亜美選手 3位(IJFランキング9位⇒7位)

  ※ランキングは大会出場時点⇒現時点です

2回戦   近藤選手 ○一本(合技 隅落・肩固) メリー=ディー・バルガス=レイ(チリ)
準々決勝  近藤選手 △一本(GS反則)     遠藤選手(ALSOK)
敗者復活戦 近藤選手 ○一本(横四方固)     イ・ヘキョン(韓国)
3位決定戦 近藤選手 ○一本(GS反則)     カン・ユジョン(韓国)

女子52kg級

優勝 阿部詩(夙川学院高校)
準優勝 角田夏実(了徳寺学園職)
3位 志々目愛(了徳寺学園職)
3位 アモンディーヌ・ブシャー(フランス)

前田千島選手 5位(同80位⇒83位)

1回戦   前田選手 ○一本(腕緘)          アナ・ペレス=ボックス(スペイン)
2回戦   前田選手 ○一本(合技 巴投・崩上四方固) ナム・ジョウン(韓国)
準々決勝  前田選手 △優勢(GS肩車)        アモンディーヌ・ブシャー(フランス)
敗者復活戦 前田選手 ○一本(崩袈裟固)        ジェシカ・ペレイラ(ブラジル)
3位決定戦 前田選手 △一本(背負落)         志々目愛(了徳寺学園職)

女子57kg級

優勝 ジェシカ・クリムカイト(カナダ)
準優勝 玉置桃(当社)
3位 舟久保遥香(当社)
3位 クォン・ユジョン(韓国)

玉置桃選手 準優勝(同16位⇒14位)

1回戦  玉置選手 ○一本(横四方固) レナ・フルカワ(フィリピン)
2回戦  玉置選手 ○一本(大内刈)  ティムナ・ネルソン=レヴィー(イスラエル)
準々決勝 玉置選手 ○一本(GS反則) クリスタ・デグチ(カナダ)
準決勝  玉置選手 ○優勢(隅返)   芳田司(コマツ)
決勝   玉置選手 △優勢(背負投)  ジェシカ・クリムカイト(カナダ)

舟久保遥香選手 3位(同27位⇒20位)

1回戦   舟久保選手○一本(横四方固)           テルマ・モンテイロ(ポルトガル)
2回戦   舟久保選手○一本(崩袈裟固)           テレザ・シュトル(ドイツ)
準々決勝  舟久保選手△一本(GS合技 引込返・横四方固)  クォン・ユジョン(韓国)
3位決定戦 舟久保選手○一本(引込返)            クリスタ・デグチ(カナダ)

女子63kg級

優勝 土井雅子(JR東日本)
準優勝 鍋倉那美(三井住友海上)
3位 能智亜衣美(了徳寺学園職)
3位 田代未来(コマツ)

鍋倉那美選手 準優勝(同4位⇒3位)

2回戦  鍋倉選手○一本(内股)   リア・ルドヴィック(スロベニア)
準々決勝 鍋倉選手○一本(横四方固) ナジャ・バジンスキー(ドイツ)
準決勝  鍋倉選手○一本(反則)   能智亜衣美(了徳寺学園職)
決勝   鍋倉選手△一本(反則)   土井雅子(JR東日本)

女子70kg級

優勝 新井千鶴(当社)
準優勝 アンナ・ベルンホルム(スウェーデン)
3位 新添左季(山梨学院大学)
3位 マルゴ・ピノ(フランス)

新井千鶴選手 優勝(同1位⇒1位)

2回戦  新井選手○一本(合技 内股・袈裟固) イーファ・コーグラン(オーストラリア) 
準々決勝 新井選手○一本(GS反則)      エルビスマール・ロドリゲス(ベネズエラ)
準決勝  新井選手○優勢(GS隅落)      マルゴ・ピノ(フランス)
決勝   新井選手○優勢(隅落)        アンナ・ベルンホルム(スウェーデン)

女子78kg級

優勝 佐藤瑠香(コマツ)
準優勝 梅木真美(ALSOK)
3位 カリエマ・アントマルチ(キューバ)
3位 濵田尚里(自衛隊体育学校)

髙山莉加選手 2回戦敗退(同17位⇒17位)

2回戦 髙山選手△ 一本(背負投) イ・ジョンギュン(韓国)

女子78kg超級

優勝 イダリス・オルティス(キューバ)
準優勝 素根輝(南筑高校)
3位 稲森奈見(当社)
3位 朝比奈沙羅(パーク24)

稲森奈見選手 3位(同45位⇒46位)

1回戦   稲森選手○一本(上四方固)         ワン・ヤン(中国)
準々決勝  稲森選手○一本(GS反則)         ラリサ・セリッチ(ボスニア・ヘルツェゴビナ)
準決勝   稲森選手△一本(合技 内股透・崩上四方固) イダリス・オルティス(キューバ)
3位決定戦 稲森選手○一本(合技 大外刈・崩上四方固) ベアトリス・ソウザ(ブラジル)

  • 新井選手決勝の様子
  • 優勝を喜ぶ応援団
  • 準優勝の玉置選手
  • 準優勝の鍋倉選手

写真:アフロスポーツ

選手コメント

新井千鶴選手

グランドスラム・大阪ではたくさんの応援ありがとうございました。
二年連続で準優勝に終わり悔いの残る大会で、今回優勝する事ができ、来年の東京で開催される世界選手権の内定を決める事ができ良かったです。嬉しさと同時に来年の世界選手権が一番大事になってくるので、身の引き締まる思いです。世界選手権までの準備期間を大切に、更に強く進化していくために日々稽古に励んで参ります。連日、会場に足を運び力強いご声援を送っていただき、ありがとうございました。
引き続き応援の程、よろしくお願いいたします。

玉置桃選手

試合当日は、会場からのたくさんのご声援、テレビの前からのご声援ありがとうございました。
久しぶりに国内で行われる試合だったので、皆さんに勝って金メダルを見せたかったのですが、決勝で負けてしまい、あと一歩というところで金メダルに届きませんでした。勝ち負けにこだわりすぎて、自分の柔道をすることを少し見失っていたと思います。今回の悔しさをバネに、応援してくれる方々のために、また頑張っていきます。
今後とも、よろしくお願いいたします。

鍋倉那美選手

いつもご声援ありがとうございます。
今回の大会で優勝することが今年の目標の一つでした。優勝することだけを考えて試合に臨んでいたので、2位と言う結果はとても満足できず、悔しい気持ちで一杯です。目の前にあるチャンスをものに出来ず、悔やまれますが、今大会で自分自身の成長した姿を感じる事も出来ました。負けて腐らず、自分の想いを信じ、目標を達成できるように、今後更に練習をして強くなります。悔しい気持ちとは別に、今回も沢山の方々が応援に駆け付けて下さり、大きな声援を受けながら試合が出来た事がとても嬉しく幸せでした。次の大会では皆様に金メダルを見せられるように優勝します。
今後とも応援よろしくお願いいたします。

近藤亜美選手

今回も沢山の応援ありがとうございました。
結果は銅メダルと目標には届きませんでしたが、最低限はクリア出来たかと思います。次々に大会が来るので一喜一憂せず、また次に備えたいと思います。今回の大会、特に悔しいと感じました。
次は今年最後の試合、いい報告が出来るように精一杯頑張ります。

舟久保遥香選手

いつもご声援ありがとうございます。
今大会は、講道館杯からの期間も短く、相手の対策をしながら自分の技を徹底して練習してきました。来年の世界選手権に出場する為には、優勝しかないと思い大会に臨みました。結果は、準決勝で敗退してしまい3位決定戦にまわって3位という結果でした。相手に先に攻められて掛け潰れを寝技で取ることしか出来ませんでした。次の大会は、3月のグランドスラム・エカテリンブルグと期間が空くので、一から体作り、技作りをして立技・寝技ともに勝負できるように、自分を高めていきたいと思います。

稲森奈見選手

いつもご声援ありがとうございます。
優勝して自分の存在をアピールしたい思いで戦いましたが、結果は3位に終わりました。準決勝では序盤に一本で負けましたが、相手との体のバランスを考えると、他にも勝つ方法はあったと反省しています。3位決定戦では絶対に勝つと気持ちを奮い立たせて、勝ちきることができました。畳から降りて応援席を見た時には、溢れてくる想いがありました。
次の大会までに心身ともに鍛え、次こそ優勝できるように稽古に励んでいきます。

前田千島選手

沢山のご声援、ありがとうございました。
今大会では勝つべきところで2回も負けてしまい、まだまだ甘いと感じたと同時に、もっともっと強くなれると感じた試合になりました。転んでもただでは起きないという気持ちで今回の負けをバネにまた鍛え直し、次の試合では優勝できるように準備していきます。今年も当社の大応援団に沢山の力をいただき、本当に感謝しています。
今後ともご支援、ご声援のほど宜しくお願い致します。

髙山莉加選手

いつも温かいご声援ありがとうございます。
今回私は、講道館杯で負けて選んでいただいたので、何が何でも勝たないといけないと思い、優勝だけを目指して試合に臨みました。結果は初戦で一本負けでした。自分の柔道をすることなく負けてしまい本当に悔しいです。大事な所で勝てない事が私の悪い所です。来年に向けてしっかり反省をし、鍛え直していきたいと思います。いつも自分のことのように喜んだり悔しがったりしてくださる会社の方々や応援してくださる方々に、勝つ姿を見せられるように頑張りたいと思います。
これからも応援よろしくお願いいたします。