活動レポート

  • 大会結果
  • 2018年07月29日

「2018グランプリ・ザグレブ」で鍋倉那美選手が優勝!

舟久保遥香選手、鍋倉那美選手

7月27日(金)~29日(日)、クロアチア・ザグレブで「2018グランプリ・ザグレブ」が開催され、当社女子柔道部から舟久保遥香選手(57kg級)、鍋倉那美選手(63kg級)が日本代表として出場しました。両選手は日本代表選手の中で唯一世界選手権代表でない中、強豪選手を相手に大健闘し、鍋倉那美選手が昨年に引き続き優勝、舟久保遥香選手が3位に入賞しました。
※入賞者には、IJF(国際柔道連盟)ランキングポイントが加算されます。(1位700点、2位490点、3位350点)

大会結果詳細

女子63kg級結果

優勝 鍋倉那美(当社)
準優勝 トレステニャク(スロベニア)
3位 ベウチェミン(カナダ)
3位 カスティオス(ブラジル)

鍋倉那美選手 優勝(IJFランキング4位⇒3位)

  ※ランキングは大会出場時点⇒現時点です

2回戦  鍋倉選手 ○一本(横四方固) バンデンバーグ(オランダ)
準々決勝 鍋倉選手 ○一本(横四方固) ワタナベ(フィリピン)
準決勝  鍋倉選手 ○一本(合技)   レスキー(スロベニア)
決勝   鍋倉選手 ○一本(内股透)  トレステニャク(スロベニア)

女子57kg級結果

優勝 デグチ(カナダ)
準優勝 クリムカイト(カナダ)
3位 舟久保遥香(当社)
3位 カラカス(ハンガリー)

舟久保遥香選手 3位(IJFランキング39位⇒27位)

2回戦   舟久保選手 ○一本(合技)   シキッチ(クロアチア)
3回戦   舟久保選手 ○一本(指導3)  ストル(ドイツ)
準々決勝  舟久保選手 ○一本(合技)   ネルソン(イスラエル)
準決勝   舟久保選手 △一本(合技)   デグチ(カナダ)
3位決定戦 舟久保選手 △一本(GS肩固) クジャコヴァ(コソボ)

選手コメント

鍋倉那美選手

今回の試合の目標は、強い選手に勝って優勝し、自分の存在をアピールして、次に繋げることでした。残念ながらランキング1位の選手は直前でエントリーを取り消し欠場となり、シードの順番が変わりましたが、自分自身のやることや心構えは変えず、目の前の相手に勝つことだけを考えて試合に挑みました。前回出場した国際大会では、雑な柔道をして負けてしまい不甲斐ない結果で終わりました。今回はその反省を生かし、丁寧に試合を進めることを意識して戦いました。丁寧に戦えた場面もありましたが、反省点は逆にゆっくり相手の動きを見過ぎてしまい技出しが遅くなってしまったことです。決勝戦では、グランドスラムパリで負けたトレステニャク選手にリベンジできて良かったです。今回の試合で得た反省点と良かった点をしっかり生かし、この結果で満足することなく、アジア大会に向け、もう一度気を引き締めてしっかりとした準備を行っていきます。 今後とも応援よろしくお願いします。

舟久保遥香選手

たくさんのご声援ありがとうございました。
グランプリ大会は初出場だったので、しっかり勝ってアピールしようと思い臨みました。しかし、結果は3位と課題が多く残る大会でした。相手が嫌がる組手をしつこく持って戦うことが自分の柔道の特徴ですが、今大会は相手に先に持たれてしまい、後手になる試合が多く、組手の改善が必要だと思いました。
今大会に出場し、シニアの外国人選手と対戦する上で必要なことが明確になりました。今回の気づきを徹底して行えるように日々の稽古を大切にしていこうと思います。
次はアジア競技大会の団体戦に出場するので、日本チームに貢献できるよう準備していきます。