活動レポート

  • 大会結果
  • 2018年02月11日

「2018グランドスラム・パリ」で新井千鶴選手が準優勝!

準優勝した新井千鶴選手(一番左)
写真:アフロ

2月10日(土)~11日(日)、フランス・パリで「2018グランドスラム・パリ」が開催され、当社女子柔道部から鍋倉那美選手(63kg級)と新井千鶴選手(70kg級)が日本代表として出場し、新井千鶴選手が準優勝、鍋倉那美選手が5位入賞しました。
※入賞者には、IJF(国際柔道連盟)ランキングポイントが加算されます。(1位1000点、2位700点、3位500点、5位360点)

大会結果詳細

女子70kg級 結果

優勝 コンウェイ(イギリス)
準優勝 新井千鶴(当社)
3位 ガヒエ(フランス)
3位 ポリング(オランダ)

新井千鶴選手 準優勝(IJFランキング1位⇒1位)

※ランキングは大会出場時点⇒現時点です

第1シードの新井千鶴選手は、初戦(2回戦)をスコッチマロー選手(ドイツ・同25位)に内股で技ありを奪い優勢勝すると、3回戦はポスビッテ選手(フランス・同16位)に指導3で反則勝。準決勝はポリング選手(オランダ・同9位)に大外刈で技ありを奪い優勢勝。決勝はコンウェイ選手(イギリス・同26位)に内股で投げましたが回りすぎて横四方固で抑え込まれ、準優勝となりました。

女子63kg級 結果

優勝 アグベニュー(フランス)
準優勝 田代未来(コマツ)
3位 トラジドス( ドイツ)
3位 トルステンニャック (スロベニア)
5位 鍋倉那美(当社)

鍋倉那美選手 5位(同3位⇒4位)

第3シードの鍋倉那美選手は、初戦(2回戦)をハッカー選手( オーストラリア・同16位)に内股で優勢勝すると、3回戦はトラジドス選手(ドイツ・同8位)にゴールデンスコア(延長戦)の末、指導3で反則負。敗者復活戦ではフランセン選手(オランダ・同10位)にゴールデンスコアに入り小内刈 で優勢勝。3位決定戦ではトルステンニャック選手(スロベニア・同1位)と対戦しゴールデンスコアの末、指導3を奪われ反則負で5位となりました。

決勝戦:寝技で攻める新井千鶴選手

選手コメント

新井千鶴選手

たくさんの応援ありがとうございました。
決勝ではコンウェイ選手(イギリス)に内股を仕掛け倒れるぎりぎりのところで押し込む方向が悪く、切り返され抑え込まれて負けました。初めてのケースでの敗戦で、最後まで相手を極めきる体勢になっていませんでした。また、攻めたい気持ちが先走り相手の位置がちゃんと見えていませんでした。もっと大きな舞台ではこのようなミスは許されないので、これを一つの経験として、極めの部分と組手を再度取り組んでいきます。
ずっと勝てなかったポスビッテ選手(フランス)と2013年グランドスラム東京で勝って以来勝てていなかったポリング選手(オランダ)に勝てたことは、力がついてきていると実感できたので、良かった点はさらに伸ばし、悪かった点は一つひとつ改善していき、全てにおいて強い選手になるために、じっくり鍛えていきます。

鍋倉那美選手

今回、初めてグランドスラム・パリに出場しました。
目標は強豪選手に勝ち、次の道を作るということでしたが、結果は負けてしまい良いところなく終わってしまいました。チャンスをものにできなく悔しいです。
今の自分の実力を痛感したので、この経験を今後に生かし4月の全日本選抜体重別選手権での優勝を目指してまた練習して行きたいと思います!